グレイテスト・ショーマン

グレイテスト・ショーマン

グレイテスト・ショーマン観たけど、自分にミュージカルを楽しむ才能が無いことがわかって、つらい。子供の頃にミュージカル映画を観なかったからでしょうか?「サウンド・オブ・ミュージック」とか観ておけば良かったのかなあ。感情移入しているのに、歌われると急にササーっと醒めていく自分がいました。元々ミュージカル苦手でしたが、レ・ミゼラブルで感動したから、もう、大丈夫だと思っていたのに。

人生に絶望していた男が、Aメロで嘆き、Bメロで立ち上がり、サビですっかり元気で前向きに。曲の最後は、もう皆でパーティーみたいなモードになってる。立ち直り早すぎない?ついてけない…というか、ツッコミたくなる。

歌凄いでしょ!ダンス凄いでしょ!を前面に押してくるんだけど、肝心のストーリーが薄い。掘り下げない。だから、歌って誤魔化すなよ…という気分になりました。

最近、ドキュメントばっかり観ていたからか、ミュージカルを楽しむモードに頭が切り替わりませんでした。うーん、頭が固いんだな。こういう場合、どうすればいいんだろう?

P.S.
落ち込んでいたら、Twitterで、確かにグレイティスト・ショーマンはテンポが速過ぎるので、もっとゆったりとした、ドリームガールズを観てみては?とお勧めされ、すぐに、観てみました。

お!面白いじゃないですか!監督、脚本は、グレイティスト・ショーマンにも参加してるビル・コンドン。だけど、音楽の使い方が、僕には合っていました。そもそも、グレイティスト・ショーマンの主演、ヒュー・ジャックマンの歌や演技だって、レ・ミゼラブルでは感動してるんだよな。

みんなが面白いと言っているものが、自分に刺さらなかったので、ミュージカルを楽しむ、素養とか才能が無いと落ち込みましたが、ああ、自分には合ってなかっただけなんだと思えるようになり、少し、ホッとしています。

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