エリックサウス 高円寺カレー&ビリヤニセンター(高円寺)


ミニベロで高円寺に向かう途中の沼袋、西武新宿線を地下化する工事が行われていました。


完成すれば野方を出た後、地下にもぐり、沼袋、新井薬師は地下となり、中井の手前で地上に顔を出すという事になります。

一番大きいのは、中野通りの踏切を無くすという事でしょうね。中野通りは、山の手通りと環七の間の6.5環として少しずつ整備がされていて、哲学堂と南長崎六丁目の交差点までの工事が終わると、かなり交通量が多くなると予想されます。今のうちに明かずの踏切対策をしているのだと思います。


駅舎も地下化の工事をしているようですが、地下化が完成したら線路の部分はどうなるのでしょうか?同じく地下化された小田急の下北沢のように新しい街が作られるのでしょうか?


踏切を渡って坂を登った所、平和の森公園にある「キリンレモン スポーツセンター」は東京オリンピックの時の公式練習場。あれから1年が経とうとしていますが、今やオリンピックなど遠い昔のような感じがしてしまいます。


同じ通りにCAPICという刑務所作業製品を売るショップがあります。この地にかつて中野刑務所(旧豊多摩監獄)があったなごり。正門だけが文化財として残されています


刑務所の製品というと、革靴とか家具とかが一般的なのですが、最近ではアウトドア用品なども作られています。性能とか軽さとか色々違いはあると思いますが、この焚き火台はスノースピークの半額程度。良いかもしれない。


環七経由で高円寺の地名の由来となった「高円寺」へ。ここは石の鳥居に龍が彫られていたり、アート的な見所が多いのですが、境内は残念ながら撮影禁止。


という訳で、ミニベロで高円寺まで寄り道をしながらポタリングして来ました。


今回の目的はこちら!「エリックサウス 高円寺カレー&ビリヤニセンター」。東京駅の八重洲地下街に本店のあるエリックサウスですが、そのカジュアル版を高円寺に出しています。目的はもちろんビリヤニ。


ドリンクは自家製スパイシージンジャエール、190円。最近、クラフトコーラとかスパイシー系にプチハマりしていますが、カレーとの相性は良いと思います。激辛系を中和するならラッシーが良いけど、ほどよいスパイス感を楽しむなら、こちらの方が、味に広がりを出してくれて飲んでいて楽しいです。


頂いたのは、チキンとマトンのハーフ&ハーフ「ツインビリヤニ」ライタとカレーソースがついてついて1210円。インド系のお店だと通常のビリヤニが食べきれるかな?的な量で出て来て、女性などは残りをテイクアウトする事もあるのですが、こちらはお上品なサイズで小食の僕でも問題なく食べきれる量。大盛のラージサイズもあるので、食べ盛りの方はそちらがお勧め。

ビリヤニは味も繊細で上品な感じなので、まずはライタやカレーソースをかけずに、そのままの味を堪能しましょう。行きすぎない味なので、まずはその絶妙なバランスを味わいます。カレーソースが美味しいので、次回はカレーのセットの方を味わおうと脳みその片隅にブックマーク。

江古田から高円寺までは寄り道しなければミニベロで15分ぐらいなので、もう少しエリックサウスを研究してみたいと思います。

エリックサウスのオーナーの稲田俊輔さんの「おいしいもので できている」
この本が好きなのですが、グルメのウンチクでは無く、B級でも何でもどうやって美味しく食べるかという、行きすぎたこだわりがつまった本で、孤独のグルメの方向性の、食のエッセイ。グルメ系の本の中では、断トツで好きです。

■エリックサウス 高円寺カレー&ビリヤニセンター
■東京都杉並区高円寺南4-49-1
■営業:
11:30~15:00(月・火・木・金)
17:00~21:00(月・火・木・金)
11:30~21:00(土日祝)
■定休日:水曜
■場所はこのへん
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ネグラ 妄想インドカレー (高円寺)

高円寺

先週の週末、高円寺では「高円寺フェス」が開催されていました。高円寺の店主たちが「高円寺の秋の大文化祭」というキャッチフレーズを掲げ、小さくても気軽に楽しめるイベントを始めよう」と企画し、今年で11年目。年々規模が大きくなり、2日間で20万人を集めるイベントに成長しました。大人の学園祭というような感じですね。

こういうのを見ると、我が町江古田は、本当に商売っ気がないなあと思います。11月の頭は、日芸と武蔵大学が同時に学園祭を開き、だまっていても外部からの動員が見込まれる日なのに、この日に何もせず、何の関係もない日に豚汁の炊き出しをするという感じがね。街の活性化に関する諦めムードが年々強くなって来ています。毎年この時期になると、江古田を歩く学園祭来場者を見送りながら、ホント、もったいないなあとため息モードです。

チアガール

高円寺にある専門学校の応援団とチアリーディング部が、路上でパフォーマンス!学校もフェスに参加しています。

妄想カレー

さて、この日のお目当ては高円寺で人気のカレー屋さん「ネグラ 妄想インドカレー」。グルメ雑誌でカレーの特集をやると、必ずと言っていいほど取り上げられるお店です。北口の青藍、南口のネグラと言った感じでしょうか。

店内

ところで、違う街で知り合いに合う確率というのは、どのぐらいの物なんでしょう?江古田内では、飲み友などにバッタリ会うという事はよくあります。そんな中で良く会うのが女子大生のMちゃんで、仕事に行く時に向こうは登校ですれ違い、スーパーに行けばバッタリ会い、そして飲み屋さんでも。でもまあ、それは江古田内だからの事でしょう。

高円寺という離れた街の数あるお店の中で、まさかこのアフロヘアの男の前の席に、知り合う夫婦が座るとは驚きでした。高円寺フェスを見に来たらしいですが。こういう事が起きる日には、偶然が重なる物で、この後、髪を切りに行っている中野の美容室の担当の方が、同じ岩手県の宮古市出身である事が判明。同じ日に別の街で知り合いと会い、また別の街で同じ出身地の人に会う確率というのは、どのぐらいの物なんでしょうね。

カレー

インドに行ったことのないシェフが、妄想でインドカレーを作るというコンセプトのお店なんですが、2種あいがけで、右はシラスのヴィンダルーで、左が茄子と胡麻のカレー。そのほか、煮込んだラム肉などが副菜として置かれているのですが、このラム肉が意外と食べ応えあり。スパイス使ったカレーですが、辛いという訳ではなく、奥深さを演出しています。

どの辺がインドなんだろうと妄想しながら食べるうちに、意外にインドというより今流行りのスリランカカレーに近いんじゃないのかな?と浮かんで来たり。北、南、いろんなインドカレーを食べてから行くと、妄想がさらに広がりそうな予感です。

■ネグラ 妄想インドカレー
■東京都杉並区高円寺南3-48-3
■営業:12:00~22:00
■定休日:月火水
場所はこのへん
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