ブルーボトルコーヒー 代官山カフェ(代官山)

何年かぶりに代官山。一時は話題のお店が皆、代官山に集結していた時期があって、観光地化していたのですが、今は、わざわざ足を運ぶというより、この界隈に住んでいる方が、日常の生活を楽しむというような街になっていました。

とはいえ、芸能人が住む家賃の高い高級マンションが点在している事でも有名で、という訳で、お金持ち向けのお店も多いです。この日は駅前の路地を少し入った所のショールームで、招待者限定の高級カメラのお披露目も行われていました。

僕が代官山を訪れのは、ミニベロ・ブロンプトンのフロントに脱着出来るトートバッグを買いに来た為です。色んな自転車屋さんで売り切れになっていて、色々と探したのですが、代官山のブロンプトンの専門店「LIFE with BICYCLE Daikanyama」に、在庫があるという事で、行って来ました。

僕の前にお店の方とやりとりしていたのは、中国人らしき親子だったのですが、英語でやりとりしているお話の内容から推察すると、来日している間の観光を、ブロンプトンでしたいらしく、買いに来たというような感じでした。ブロンプトンだから安くても25万円からというのに、お金持ってるなあ。

そんなこんなで、無事にフロント用のトートバッグを手に入れて、ついでに代官山の観光。

代官山の駅前にミッフィーカフェがあって、女性客で賑わっていました。以前だったら、勢いで入って、メルヘンなメニューを写真に収めるという感じだったのですが、どうもそんな気になれません。

そこで、ブルーボトルコーヒーに。何年か前のサードウェーブコーヒーの時にブームになりましたね。でも勢いで店舗を増やしている時期だったからか、アルバイトと思われる店員さんのドリップの技術が低くて、もの凄い勢いでお湯をジャージャーと注いでいるのを目にして、それから足が遠のいていました。

試しに入ってみて、せっかくなのでシングルオリジンで、この日のお勧めの「ルワンダ」を飲んでみる事に。ドリップもチラ見でチェックしたのですけど、かつてより丁寧にドリップしていたので、一安心。やはりどこかで質の向上は課題になったんでしょうね。

もともとフルーティーなエチオピアが好きなのですが、このルアンダもフルーティー。ただ、ブルボトルコーヒー自体が、浅煎り寄りなので、あっさり系。エチオピアはナチュラルが多いのですが、ルワンダがウォッシュトという影響もあるのでしょうかね。

お店も広めで居心地も良かったので、少しまったりしました。

■ブルーボトルコーヒー 代官山カフェ(BLUE BOTTLE COFFEE)
■東京都渋谷区代官山町20-23 フォレストゲート代官山 MAIN棟 1F
■営業:08:00 – 20:00
■定休日:
場所はこのへん
お店のサイト

買ったトートバッグをブロンプトンのフロントにセットしたら、こんな感じ。ブロンプトンのフロントバッグって大きいのが多いので、9Lのコンパクトなトートはちょっとした買い物に便利。ワンタッチで外しても自転車用に見えないので、肩掛けでお店に入っても違和感なし。かなりのお気に入りとなりました。大満足。

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マリーアイランガニー(渋谷)

渋谷のTSUTAYAはレンタルをやめて、どう生まれ変わった?というトピックスを自分のラジオ番組でやる為に、足を運んでみました。

まずはスクランブル交差点の外国人観光客の多さに驚きます。世界的名所となっている交差点という特殊性もあると思いますが、体感6割が外国人というイメージ。さらに驚く事に、TSUTAYAの2階にあるスタバは9割が外国人という感じ。

しかもぎゅうぎゅう詰めで座るスペースなし。これはパスだな…と3階にあがると、ここからが新しいTSUTAYAで、1時間1,650円で、ドリンクバーと冷凍食品の食べ放題の、場所貸しスペースになっていました。冷凍食品はパスタやピラフなどもあって、要するにレンチン&ドリンクバーのセルフカフェという感じ。

フロアごとにマンガ喫茶やフィギュアを目出るというコンセプトはありますが、基本、セルフのドリンクバーシステムです。

これが3階なのですが、2階のぎゅうぎゅう詰めとはうって変わって、ゆったりとした空間。新幹線で言うところのグリーン車気分。3階以上は全席有料席なので、ちゃっかり座ったり出来ません。しかも渋谷のTSUTAYAは全館完全キャッシュレスオンリー。現金はいっさい使えませんので、気をつけて。

今、野球場やサッカーのスタジアムも完全キャッシュレスにした所が増えていますが、それが今度は人気の施設がこれに移行という感じ。まあ、こういうコンセプトのお店に高齢者は来ないだろうし、良いのではないでしょうか?

似たような業態が増えると予想するのですが、理由は、銀座のカラオケ館が「タイム珈琲店 銀座店」という新業態をオープンさせた事。こちらは60分税別900円でドリンクバーという方式。朝は無料でトーストなど一品つきます。入場時に事前精算し、帰りはそのQRコードゲートでかざしてオープン。駐車場などと同じ方式ですが、時間が過ぎていればゲートは上がらず再精算を求められます。

このサービス業での人材不足の中、完全キャッシュレスでセルフレジという業態は増えるでしょうねえ。

渋谷のTSUTAYAは階が上に上がれば上がるほど、ヲタク度を増し、推しの為にお布施と言ってお金を出したがる人向けになっています。

一番上のカフェスペースは、毎回アニメとコラボして、限定コラボメニューと共に、ここでしか貰えないキャラのコースターなどを提供。コンプリート意欲のあるヲタにお金を吐き出させるシステムです。

インバウンドとヲタク、お金を出せる人向けだけに特化した新しい渋谷のTSUTAYAでした。

さて、取材の後は、幻のカレー屋探し。解体中の東急百貨店を通り過ぎたあたりにあるという、昨年の食べログ百名店にも選ばれたスリランカカレーのお店、マリーアイランガニーを探します。

東急百貨店の解体の囲いが見える、このあたりなのですが、ビルの看板にお店の名前がありません。

ビルのエレベーターの所に案内にも、お店の名前がありません。

でも、このビルなんだよなあと、エレベーターに載ってみた所ありました!5階の所にマリーアイランガニーの名前が!これはガチで食べたい気でこないと見つけられないぞ!隠れ家的お店と紹介されていた意味がわかりました。

で、エレベーターを降りると入り口がコレ。未探訪のスナックの扉を開けるような勇気が求められます。

店内もエスニックな造形物が飾られていますが、この雰囲気がのちにスリランカカレーを頂く時に生きてきます。

頂いたのはスリランカカレーのチキン。TVなどではごろんとしたポークの載ったカレーの方が取り上げられがちですが、今回の目的は、今はもう無い、江古田のプアハウスに似たカレーを探せの一環で訪れているので、やはりチキンで。

激辛とまでは行きませんが、じんわりと辛いカレーで、ただ唐辛子を増量しただけの辛さとは違う奥深さを感じます。

スプーンでチキンの身をほぐしながら、スプーンですくったご飯をカレーに浸ける、スープカレー方式で頂いていきましたが、途中からライスにかけて、プアハウス方式で食べてみました。うん、最後の追い込みはこの方がいいでしょう。

なかなか良いではないですか。プアハウスのカレー探しの旅は続きます。

■マリーアイランガニー(MarieIranganee)
■東京都渋谷区宇田川町34-6 M&Iビル 5F
■営業:
11:30〜15:00
18:00〜23:00
■定休日:月
場所はこのへん
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