花時計(日本橋)

日本橋の再開発を観ていると、ネットのキュレーションメディアが抱える問題に似ているなあと思う事があります。つまり、箱は作ったけど入れるコンテンツが無いという問題。

よくキュレーションメディアから、うちのサイトに記事を載せませんか?というお誘いメールを頂くのですが、全部スルーしています。出典を明かしリンクをつけてアクセスをあげるから、コンテンツを無料で提供しろという話です。これはインスタにもよく来ます。

かつてDeNAが無断引用商売して大炎上してから、各キュレーションメディアは許可を取るようになったのですが、自分達で作ろうと方向にはいかず、相変わらずのコンテンツ不足。そこで、ネットをパトロールしては写真映えしそうなコンテンツを見つけて勧誘メールを盛んにしているようです。

一方、日本橋も、ビルを建ててテナントを誘致して「大人のための日本橋」を演出しようとしているのですが、どのビルも飲食店フロアがあって、少し高級食材の店があって、センスを感じさせるブランドがあってという、同じような構成の為、入居させるテナントの取り合いになっているのです。

例えば、入っているパン屋さんを比べてみると、個人店だけど行列の出来る人気のパン屋さんを誘致して、ブランドに育てようという所もあれば、え?もはや巨大チェーン化して、どのショッピングビルにも入っているコレいれちゃったの?というビルもあり、ビルは新しいのに、テナントに目新しさが全く無い。置きに行った感を感じてしまいます。

これい池袋でも買えるじゃん…ってな感じに。

ここまで書いて思ったのですが、たぶんコレ、フジテレビの「週刊フジテレビ批評」の「各局ドラマ辛口放談」を観た直後だから、その出演者口調になって、辛口になってしまっているのだと思いました。

新聞記者や評論家、女子アナなどが、各局のドラマを忖度無しで対談しながら評価するという物で、3ヶ月に1度ぐらいやる特集。いわるゆTV的な「なあなあの辛口」ではなく、「つまんない」とかズバリ言ったり、「科学者=変わり者」という設定だけで古いとか、無くてもいいのに恋愛要素入れて置きに行っているとか、今のテレビ界にないぐらい言い放つので、めっちゃ面白いのです。

土曜の早朝5時30分という時間帯だから出来るのでしょうが、録画して必ず観る番組で、朝イチでこの録画をチェックしていたので、頭がそのモードで批判めいた感じになってしまっているのですね。

これは作家、ライターあるあるだと思いますが、事前に観たり読んだりした物の文体に頭がなる事があって、例えば、好きな文体を読んで、頭をそっちに切り替えてから書いてみる事もあるし、今回のように、引きずられてなってしまう事もあります。

そういえば、小さい子のいる家にお邪魔すると、かなりの確率で親の口調に影響された事を話しているので、子育て中の方はお気をつけて。

すっごい話のまくらが長くなってしまったのですが、そんな日本橋です。再開発ビルにはチェーン店が多いので、別にあえて日本橋じゃなくても良くない?感があり、ここならではの個人店を探すのに、結構、苦労します。

今回見つけたのは、個人店のホットケーキ屋さん「花時計」。女性に人気のお店で、お客さんは僕以外全員女性。と言っても日本橋というのもあるのか、客層はアラフォーからアラフィフぐらいのマダム系なので、若いコだらけのパンケーキ屋さんよりは、アウェイ感はありません。

お昼は、ホットケーキランチのセットがあり、こちらはベーコン1080円。提供が後だったので写っていませんが、ドリンクもつきます。

銅板で一枚一枚焼かれたクラシカルなホットケーキで、ふわふわパンケーキと違って甘さ控えめ。卓上にはシロップもあるのですがこちらをかけても、そんなに甘くならず、大人のホットケーキという感じ。

僕はこれで十分だったのですが、女性達は100円プラスして、3枚重ねにしている人も多数。

滞在している間、つねに満席。やはり違う土地に行ったら、こういう隠れた人気の個人店を探すのが、やはり楽しいですね。と、再開発ビルを巡った後に、そう思いました。

■花時計
■東京都中央区日本橋1-7-12 北ビル B1F
■営業:11:00~16:00
■定休日:日祝
場所はこのへん

Pocket
LINEで送る

鯉々(銀座)

例によって全国銘菓探しの旅。今回は広島銘菓を買いに銀座一丁目の「広島ブランドショップTAU」にやってきました。「たう」というのは広島弁で「(手が)届く」という意味らしいです。「tau」の名付け親は広島出身の有吉弘行さん。広島の魅力を届けたいという思いで命名しのだそうです。

ところで、何で「届く」が「たう」に変化したのでしょうか?全然かすっていません。

「届」の訓読みは「とど(く)」で、音読みは「カイ」ですが、こちらもかすっていないうえに、「カイ」と読むケースはほとんど無いとか。

色々調べても出て来ないのですが、一人同じように予想している人がいて、「到達」の「到」は、旧仮名遣いが「たう」なので、そこから来ているのでは?という説。

んー、結局解決しませんでした。

さて、その「広島ブランドショップTAU」の2階にあるのが、お好み焼きの「鯉々」です。

鯉々焼きは1300円。

広島のお好み焼きについても調べたのですが、広島の人は「広島風お好み焼き」とか「広島焼き」とか言われると怒るそうです。「これがホントのお好み焼きだ!」と。

岩手には、お好み焼き文化は、ほとんど無くて、山形で「どんと焼き」、九州で「はしまき」と呼ばれる、薄くのばした小麦粉焼きを、割り箸にぐるぐる巻いた物が、お祭りの屋台で「お好み焼き」として売られるぐらい。

そんな、お好み焼き文化のほとんどない岩手出身者からすると、「これ、ほぼ焼きそばじゃね?」という感じ。

ディスっていません。美味しいです。あくまでも、中身、素材の比率的な事の話です。

恐る恐るインスタや、画像検索で「ほぼ焼きそば」でリサーチすると、広島のお好み焼き画像が出てくるので、同じ感想の人はいるようです。

岩手で鉄板系というと、ジンギスカンになってしまい、大阪の人の家にたこ焼き器があるように、ジンギスカンの鉄兜ような鉄鍋がありました。家に友達が来た時もジンギスカンやってたなあ。

あー、ジンギスカン食べたい。

■鯉々
■東京都中央区銀座1-6-10 広島ブランドショップ TAU 2F
■営業:11:00~21:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

Pocket
LINEで送る