
池袋西口の地下、東武ホープセンターにあった「カフェ亜麻亜亭(アマティ)」の跡地に出来たのが、オスロコーヒー。カフェ亜麻亜亭も待ちの行列が出来ていたのですが、閉店のお知らせの張り紙によると、人員不足との事で、店内が回らないので行列が出来ていたのか…という感じでもありました。

オスロといえばノルウェーの首都ですが、ノルウェーといえば、フグレン トウキョウとか、このオスロコーヒーとか、北欧系チェーン店として日本に上陸してきています。
日本では、アメリカのシアトル系のスターバックスコーヒーと、サンフランシスコ発のブルーボトルなどが有名ですが、それに次いで、なんでノルウェーのコーヒーが次々に上陸するんだろうか?ノルウェーはコーヒー大国なの?と調べてみたら、18世紀頃、ノルウェーからタラの塩漬けをブラジルに輸出した船が、戻る際に品質の良いコーヒー豆を積んで来たのが始まりだそうです。
みかん不足の江戸に船で運んで高値で売った後、塩鮭を積んで帰って来て、上方、大阪で高値で売って財をなした、紀伊国屋文左衛門的な事だったんですね。
世界でもいち早く質の良いコーヒー豆を仕入れるルートを作っていたので、ノルウェーのコーヒーは質が良いという評価で、世界進出しているのだそうです。

オスロコーヒーは割とブルーボトルコーヒーに近い、ハンドドリップがウリのお店です。深煎りの「キング」と浅煎りの「クイーン」と選べるのですが、ノルウェーは浅煎りがベーシックらしいす。でも、こちらで使っている豆はエチオピアだったので、深煎りのキングをチョイス。本当はエチオピアだったら中煎りが良いのですが。
深煎りにしたけど、割とスッキリとしている感じですね。苦みよりフルーティーさを感じます。
濃厚なプリンは、お砂糖代わりに、後味を利用して、コーヒーに甘味を足す用です。ほどよい甘味なのは、北欧系だからでしょうか?
■OSLO COFFEE 東武ホープセンター店 (オスロコーヒー)
■東京都豊島区西池袋1-1-30 東武ホープセンター
■営業:10:00~21:00
■定休日:池袋ホープセンターに準じる
■場所はこのへん
■オフィシャルサイト