江口寿史 彼女展 千葉県立美術館

京葉線の千葉みなとにある千葉県立美術館。仕事ではbayfmのある海浜幕張まで通っていますが、千葉みなとまで足を伸ばすのは久しぶりです。

「江口寿史イラストレーション展 彼女-世界の誰にも描けない君の絵を描いている-」が正式名称なんですが、ファンの間では通称「彼女展」と呼ばれています。(商用利用しなければ撮影はOKでした)

日本一美少女を描くのが上手いと言われる江口寿史先生。このタイトルのイラストは江口作品の中では珍しい方で、鼻筋が描かれています。江口作品は女性を美し描くには鼻筋を描かないで想像させるという発明によって描かれています。

この作品のように横を向いた作品でも、鼻の頭だけで筋は描きません。

代表的なのが銀杏BOYZのCDジャケットに使われたイラストで、鼻の頭しか描いていないのに、違和感がありません。これが江口先生の発明です。

最近、話題になった作品だと昨年、大瀧詠一のアルバム『A LONG VACATION』が40周年を迎えた時に記念ポスターとして、江口寿史さんとコラボがありました。

こちらは6年前に広瀬アリス、広瀬すず姉妹がビタミン炭酸MATCHのCMに出ていた時のポスターのイラスト。

広告以外でも練習なのか美少女をデッサンしている事が多く、フィギュアスケートの本田真凜さんを描いた物があったのですが、残念ながら今回は展示されていませんでした。

EDWINの「ジーパン女子」というキャンペーンの時に描かれたイラスト。

こちらはTシャツも売り出されたのですが、これは持っています。

HONDAのCUBとのコラボ。今、キャンプ熱が高まっててクロスカブが欲しいのですが、こういうイラストを見ると、ますます欲しくなります。カブでキャンプ行きたい!

自転車のイラストもあったのですが、ぜひ、ブロンプトンに乗ってる女子も描いて欲しいです。

美術館のレストランでホットサンドのセット。

ハムチーズとかバジルトマトとか色々あったのですが、一番想像の付かない「バナナレモン」をチョイス。ホットサンドメーカーを買ったので、参考の為に。

生地はパンだけど、クレープに近い感じの味の構成。サンドイッチにフルーツサンドがあるように、ホットサンドの場合は、デザートサンドという感じですかね。

最近は何でもアウトドアに結びつけてしまう、アウトドア脳になってしまっていますね。

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和田誠展(東京オペラシティ アートギャラリー)

平野レミさんを番組ゲストに迎えるにあたり、旦那さんである和田誠さんの展覧会に行ってきました。

館内は動画とフラッシュによる撮影は禁止で、それ以外は撮影可。

右下に初代林家三平の似顔絵がありますが、その孫である林家たま平が今回の番組DJ。平野レミさんも林家一門、女将さんである海老名香葉子さんや、林家正蔵(こぶ平)さんとも交流があり、その息子の林家たま平に、こんな大きな子供がいたの?と驚いていました。

現・林家三平(いっ平)さんの襲名披露のポスターも和田誠さんの手による物。

展覧会は「和田誠が出来るまで」というコンセプトで、幼少の頃のお絵かきから、亡くなるまでの作品を年代順に追っていきます。

小学校1年生の時の絵日記がすでにこのクオリティ。

学校では絵を描くことを指導されるので、学校で絵を描くのは好きではなく、家で自由に描くのが好きだったそうです。

自分は、絵や音楽など習い事をしたものは何一つ身になっておらず、習わなかった文章だけが仕事となっています。確か絵も好きだったのですが、上手く描かなければと思ってから、お絵かきイップスのような状態になってしまった気がします。

24歳の時にデザインしたのが、ご存じハイライトのパッケージ。

41歳の時にスタートしたのが、文春の表紙のお仕事。

1977年5月から2017年7月に2000号を迎えるまで、40年という長きにわたって表紙を描き続けました。ちなみに、現在も過去に掲載された作品を採用するアンコール企画が継続中です。

こちらが和田家を表すような一枚。平野レミさんのレシピを、当時子供だったTRICERATOPSの和田唱さんと、次男の和田率さんが描いたイラストで和田誠さんが、料理本化。

番組でも伺ったのですが、そんな和田家の家族愛が素晴らしかったです。

↓平野レミさんの歌に続いて、平野レミさんが家族愛を語るシーンから流れます。

週刊文春の表紙の中に、生前に今回の会場、オペラシティが描かれた一枚がありました。

会場を後にした後、似たような場所を探して、歩道橋の上からパチリと一枚。

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