イネガリテ

阿佐ヶ谷

久々に阿佐ヶ谷へ。
五反田もそうだったけど、高架下をオシャレにしようという動きがあり、
阿佐ヶ谷も、オシャレなカフェが、色々出来ていました。
料理教室なんかもあって、インスタ映えを狙ったような料理を作り、
みんなで写真撮影という、ワチャワチャした姿が、
ほぼ全面ガラス張りのスタジオから見えたり。
ちょっと高円寺とは違います的なプライドが、街に漂っています。

ひねもす

そんな中、古い建物を使った古民家に近いカフェもあります。

看板

器とカフェの「ひねもすのたり」
以前来た事があるのですが、今回はカフェ利用ではなく、
別の目的がありました。

ベルギーのブリュッセル王立音楽院に留学した友人がいるのですが、
そこで学んだ日本人二人で、古楽器のトラヴェルソのデュオを組み、
室内演奏会を行うというので、それを聞きに来たのです。
それが「イネガリテ」というユニット。
フランス語で凸凹を表す言葉で、二人の背の高さからつけられました。
今回は、同じくブリュッセル王立音楽院で学んだ方をゲストに迎え、
トリオでの演奏。

元々、その中の一人が元江古田在住で飲み友達なのですが、
いつものように店に行くと、ひょこり帰国をしていて、
チラシを渡されたのです。
クラシックとか、そういう教養は無いのですが、
きっと何かの刺激になるだろうなあと思って行ってみました。

そしたらビンゴでした!
友人は、トラヴェルソの他に、ハーディガーディーという
不思議な楽器も演奏しました。
バイオリンのような形ですが、弓の代わりにハンドルを回しすと
本来なら弓が当たる部分にある円形の部品が回り、
音が出るというもの。
そして、音階はネックの横についている鍵盤を押して鳴らします。

人生の中で初めて見る楽器ですが、演奏前の説明を聞いていると、
農民や羊飼いが使ったり、盲目の乞食が物乞いの為に演奏する、
貧しい人達の楽器なんだそうです。
なので、農民の生活などを書いたブリューゲルの絵に出て来ると。
え?あのブルユーゲル展で最後に展示されていた、
農民の結婚式などで演奏されていた楽器なんだ!
…と、少し点と点がつながりました。

そして、この楽器が後に宮廷に広まった理由も面白かったです。
マリーアントワネットの頃のフランスでは、
宮廷で働く人達は、ガチガチに働かされていたので、
羊飼いを見て「いいなあ、楽そうで」と思っていたのだそうです。
貧しい生活を知らずに、のんびりとした雰囲気だけで。

なので、仕事に疲れると、「羊飼いごっこしよう」と、
だだっぴろい宮殿の庭で、羊飼いの格好をして、草原に寝っ転がり、
のんびりとしながら、羊飼いが演奏していた、
ハーディガーディーを演奏し、癒やされると流行っていたのだそうです。

こう聞くと貴族の話は世間知らずでバカっぽいけど、
ウクレレに変換するとわかりやすいと思うのです。
ウクレレの音色で南国を想像し、癒やされると。
それで、休日に近所の公園に行って芝生に寝っ転がってポロンとやる。
都会に疲れて、田舎に憧れる。
田舎の実は排他的な人間関係を知らずに。
形は違えど、そういう要素は、今もあるんだろうなあと。

僕らも9時5時の仕事ではなく、
生放送、収録の時間と、その原稿を書く時間に稼働すればいいので、
平日の昼間にぽっかり空いた時間に映画を観に行ったりするのですが、
サラリーマンの友人に「いいなあ」と羊飼いをみるような目で見られます。
いやいや、その代わりに原稿が出来るまで、
夜中まで調べ物をしたりしてるんだけど、と思いつつ、
実は、毒舌なオードリー若林さんの言葉を思い出しました。

芸能人って、街ブラして美味しい物を食べたり、
ビックリ映像をみて驚いたり、
それでお金がもらえる楽な仕事と思われてるんでしょうね。
その驚きのリアクション、どれだけのバリエーションを作り出す為に、
どれだけ研究してるか知らないで。

新しいことわざをおもいつきました。
「隣の芝生は青く見える」の応用編で、
「隣の羊飼いは楽に見える」

さてさて、4月は毎日更新するというノルマを課して、
無理矢理ネタ探しをしてきました。
ネタを探すために動かなければいけない時期を作る事で、
自分自信での発見しようとする力がつくからです。
そういう意味では、何の知識も無かった中で観に行った、
ブリューゲル展が、ここでハーディガーディーにつながったり、
それだけでも大成果じゃないですかね。
またいつかやりましょう。

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ケララバワン(練馬)

ケララバワン

ちょっと前にハマった、旨いピラフ探しの旅。
結局、ほとんどの喫茶店でピラフの概念が統一されていなくて
ほぼチャーハンとなってしまっている事がわかりました。
業務用冷凍ピラフを出した店が、一番ピラフっぽいという皮肉な結果に。

ピラフの語源となったなっとのは、トルコの炊き込みご飯のピラウで、
イランではポロウ、ウズベキスタンではパラフ、
フランスに入ってフランス料理のピラフとなりました。
このピラウが、インドに渡って出来たのが、プラウで、
近所では、練馬のケララバワンで食べられる事がわかったので、
インド風ピラフ、プラウを食べて、この問題を終わりにする事に。

メニュー

こちらにあったのが、キーマプラウ。
インドのお米バスマティを挽肉と卵、南インド特製スパイスで炒めた物。

ビリヤニ

で、こちらにはビリヤニもあるんですが、
ビリヤニとプラウ(プラオ)の違いも探ってみると、
ピラフとチャーハン問題ぐらい、とてもややこしい。
これも色んなブログで、調べている人がいたのですが、
諸説あり、完璧に分けるのは困難となっていたので、
こちら問題には、首を突っ込まず、
単に、ピラフの語源、ピラウから派生したプラウを食べる事にしました。

ピラウ

キーマプラウは、1180円。
これが思ったよりも辛い!
水をおかわりしないと食べきれないぐらいの辛さで、予想外でした。
見たら、唐辛子がん何本も入って炒められています。
旨いけど辛い。
あと、量が多い。
米ばっかりこんなに食べたの久しぶり。

暑かったのでセットは、アイスチャイにしたのですが
ホットだと、めっちゃ高い所からカップに注ぐ、
パフォーマンスが見られるので、そちらがオススメです。

■ケララバワン
■東京都練馬区豊玉北5-31-4 松村ビル 1F
■営業
11:00~15:00(月〜金)
17:00~23:00(月〜金)
11:00~23:00(土日)
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

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