井の頭公園でパンとコーヒー(リオールパン&ブルースカイコーヒー)

江古田から吉祥寺って道を知っていれば自転車で40分ぐらいで行けちゃうのですが、千川通りと青梅街道が交わる関町一丁目の交差点から、裏道に入るとあとは一本道。

その出口付近、五日市街道沿いにパン屋さんの看板が。

自宅を改装したパン屋さん「リールオパン」。フランス育ちの店主が、フランスで子供の頃から食べていたパンを届けたいと始めたそうです。

最近、ジブリのパークがオープンしましたが、外観がなんとなくジブリのパークにあってもおかしくないような。

ジブリのパンといえば「魔女の宅急便」に出てくる、おソノのパン屋さんの旦那さんは、長い事一緒にお仕事させて頂いた山寺宏一さんがやっていたなあ。

タピオカブームに続き、派手な名前の高級食パン屋が続々と閉店したり、惣菜パン屋に業態替えしていますが、こういう素朴なラインナップでやっていけたら、パン職人として幸せだろうなあと思ったり。

■リールオパン(L’ile aux pains)
■東京都武蔵野市吉祥寺東町1-17-16
■営業:10:00~17:00(無くなり次第終了)
■定休日:月・火・日(土は不定休)
場所はこのへん
お店のサイト
お店のInstagram

この日は平日の金曜日。自分の金曜日の仕事が土曜日にリスケにり、お昼にポッカリ時間があいたので、即ブロンプトンで出動。

井の頭公園は混んでいるイメージがあったので、平日なら空いているのではと行ってみたら、なんと混んでる。

この日はミニマムアウトドアセットで、公園のベンチでランチする為に、ミニテーブルもチェアも、サーモス野点セットも持ってきていません。

そこで池の畔のブルースカイコーヒーでカフェラテをテイクアウト。

ハンドルに取り付けられる皮のスリーブ。

こういうパターンの時には活躍しますね。ただ公園内の未舗装の所などを手押してでも自転車を転がすと、飲み口からコーヒーが噴出するので要注意です。飲み口を閉じるか、気をつけるか。そこは注意です。

平日だというのに、混雑で公園のベンチが椅子取りゲーム状態。ベンチは他の公園に比べて沢山あるのに埋まっています。この日は池最前列は取れず、二列目を確保。

頂いたのはクロムムッシュとチョコチップ。日本の惣菜パンとは違う日常感が感じられます。ヨーロッパっていうとハード系のパンっているイメージですが、ハードまで行かないけど、日本の惣菜パンとは違う、でも庶民的という。

平日の昼、スワンボートに乗れる人は、精神的に余裕のある人なんだろうなあと、まったり眺めつつ、時間が空いたらから、すぐブロンプトンで公園ランチと切り替えられるようになった自分にも拍手。

2年以上、過剰に自粛してたもんなあ。

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オイモカフェ ゼンプクジ(吉祥寺)

多摩湖に行った帰り、多摩湖自転車道の出口に近い武蔵境あたりのカフェを巡ろうと思ったのですが、臨時休業の嵐。多摩湖に向かう途中のパン屋さんも臨時休業だったし、臨時休業しちゃう日って何か条件が重なるんでしょうかね?

だいたい月曜が祝日だと火曜日が代わりに休業って事はありますが、行ったのは週末ですしね。

そんなこんなで武蔵境から三鷹、吉祥寺と流浪しながら帰ろうと思った途中で見つけたのが、オイモカフェ ゼンプクジです。負の連鎖が導いてくれた当たり店です。

埼玉の川越付近はサツマイモが有名ですが、江戸時代から続く、さつまいも農家が営むお店で、ゼンプクジは2号店です。本店は埼玉で、3号店が碑文谷。

店内は予約制の和食店のような木のカウンターがあり、シンプルな内装に少し背筋が伸びる感じ。そこに茶釜と茶器、カウンター後ろにエスプレッソマシーンと和洋折衷な雰囲気。

頂いたのは、焼き芋のシルクスイート。昨今、スーパーなどで売られている焼き芋も過剰に蜜の多いドロドロ系が主流ですが、甘味の多いシルクスイートなのに、壺焼きの成果か自然の芋羊羹のような上品な味わい。

ドリンクは焙じ茶カプチーノ。エスプレッソほど渋みはないのですが、泡だったミルクの中に、ほどよい焙じ茶の香ばしい香りとうっすらとした苦みが、後を引く感じ。

ほっとする味なんだけど、お店の内装などお洒落で背筋が少しピンとする感じも。

こういうお店に来ると、練り切りの美しさを目出ながら、抹茶を頂くという茶道的な楽しみもやってみたくなりますね。

■オイモカフェ ゼンプクジ(OIMOcafe zenpukuji)
■東京都杉並区善福寺2-24-8
■営業:12:00~18:00
■定休日:月火
■場所はこのへん
オフィシャルサイト
お店Instagram

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