江古田HUT(江古田)

五叉路

お店がどんどん姿を消している、江古田ゆうゆうロード。いつもは閑散としているこの商店街が急ににぎわうのは、奇数月の第4土曜日に開催されるナイトバザールの時ぐらいなんですが、この日、五叉路の所に人がわらわらしてるなあと思ったら、どうやらポケモンGOのレアなモンスターが出現しているようでした。ポケモンGOって、まだやっている人達、大勢いるんですね。

HUT

古くからのお店が次々にお店を閉める中、何故か、この1本のストリートに3つ目のコーヒースタンドが。ちょっと、高円寺のLOOK商店街に近い、香りがしてきました。
LOOK商店街は、お年を召した方々が商売をやめる一方、空き店舗を積極的に若い人に貸し、若者が集まる商店街へと少しずつ姿を変えてきました。

看板

江古田HUT
マンションの一角にブロックを積み上げて作った小さな小屋で、なので、小屋という意味のHUT(ヒュッテ)という店名に。

煎茶

珈琲がメインなんですが、こちらが他の2店舗と違うのは、日本茶も扱っているという事。三軒茶屋に、ハンドドリップ日本茶専門店の東京茶寮が出来たり、銀座、表参道など、好感度な地域では、日本茶のカフェが出来て話題になっているのですが、まさか江古田に出来るとは。

いや、正確にいうと、実はかつてはあったのです。今はガールズバーとなっている南口の物件は、実はかつてサウスゲートというカフェで、開店当初の売りは、日本茶が充実しているお店という物でした。あの頃は、時代を先取りしすぎ感ありましたが、今、都内では日本茶ブームが静かに来ているので、今回は、本物の先取りになりそうな気もします。

頂いたのは、深蒸し煎茶、400円。
温かい方が美味しいですか?と聞くと、「実は、冷たいのがおすすめ」というので、冷たいのをチョイス。冷たいのは、どうやって淹れるのか聞いたら、茶葉に少量のお湯を注いで、茶葉を開かせて味が出やすくしてから氷などを入れていくのだそうです。熱いときと、冷たい時で、抽出されやすい成分が違うので、その両方を、うまく引き出しているのだとか。

子供の頃は、日本茶にお金を出すなんてという時代でしたが、今では普通にペットボトルのお茶を買う時代。それがさらに進み、日本茶のハンドドリップですよ。深くて、まろやかな味。ペットボトルのお茶にありがちな、舌に残る雑味がありません。一度、試してみる価値ありだと思いますよ。

赤ちゃんを抱いたお母さんが、珈琲飲めないのでと覗きに来たのですが、アールグレイ煎茶が、カフェインレスでお勧め!と言っていました。子育て中の方も、お試しを!

■江古田HUT
■東京都練馬区栄町46-4
■営業:11:00~20:00
■定休日:月曜
場所はこのへん
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