breadworks (天王洲アイル)

声優の山寺宏一さんが出演するお芝居が天王洲アイルの銀河劇場であり、ご招待頂いたので早めに行って天王洲を散策する事に。

今回、一番観てみたかったのは希少な画材を取り揃えたラボ「PIGMENT(ピグモン)」。

店内は木をふんだんに使ったデザインで、建築家の隈研吾さんの作品。新国立競技場にも木造がふんだんに使われている事が話題ですが、あちらも隈研吾さんの設計です。

ただ、あいにくこの日は定休日。なのでウインドウから中をのぞき込む程度で。木材を寄せ木細工ように組み合わせた造形美とかも素晴らしいのですが、外からチラ見するのみ。

倉庫街を改装したエリア、ボンドストリートは、アート色が強いです。

東横INN立体駐車場には、海外のアーティストARYZが、浮世絵を題材に描いた壁画“The Shamisen” が。

ちなみにこの写真を撮っている時に、インターFMのDJシャウラが通りかかり、久々に立ち話。そうか、この辺かインターFM。

倉庫街のボンドストリートから、路地を入って水辺のテラス、ボードウォークへ。

就活内定者の囲い込みなのか、リクルートスーツの男女が貸し切りのレストランに吸い込まれていきます。最近そういう少しだけ景気のいい話が聞こえてくるようになりましたね。就職氷河期時代限定の転職募集があったり。マスコミはネガティブな情報を流しがちですが、実際にこうして街ブラすると、違う反面も見えてきます。あ、僕は勝ち組じゃないですが。

こちらはナイキ主催の船上パーティー。この近くにナイキのスケートボードのパークがあり、そこのユーザーを集めてのパーティーのようでした。皆、チケット代わりのようなナイキのTシャツを着ていたし、外国人が多いのが印象的。

東京オリンピックの種目にも、スケートボードが採用されたし、その辺の文化の囲い込みでしょう。外国人にウケる屋台とDJブースのミスマッチで、盛り上がっておりました。

そのほか、店舗なんだか住宅なんだか分からないイカダもあるのですが、これは何だかよくわかりません。

運河沿いのベカリーカフェbreadworks で一休み。

アイスラテは、480円。しばし、風に吹かれながらのんびり。

最近は日が暮れるのも早く、30分もすればこんな感じに。

■breadworks 天王洲
■東京都品川区東品川2-1-6
■営業:8:00~21:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

さて、観に行ったお芝居は、左のポスター「今、僕は六本木の交差点に立つ」。

実在の人物で、パソコンメーカーのソーテックなど、経営破綻した企業の再生を引き受け、再生成功後に売却する投資再生事業を行うキョウデンの橋本ひろし会長をモデルとした物語。安売りショップのSHOP99を再生させてローソンに売ったのがローソン100、スーパーの長崎屋を再生させてドンキホーテに売ったり、あの代々木アニメーション学院も再生させたのもこの方。

ちなみに、この銀河劇場を持つのは、代々木アニメーション学院で、ネルケプランニングと組んで、人気の2.5次元ミュージカルという文化も創り上げました。

やり手で商才ありながら、破天荒な人物なので、周りがついて来れず孤立しがち。パワハラとかコンプライアンスが厳しいこの世の中では、なかなかこんな立身修せ物語は生まれないと思いました。

ちなみに出演者には、2.5次元ミュージカル出演者が多いので、客席には2次元大好き女子みたいな方々が多いのですが、その出演者達が、役者の幅を広げようと脱2.5次元で、ドロドロの人間くさいドラマを演じるのですが、どう思ったのか知りたい気もしました。

Pocket
LINEで送る

STYLE-B(大崎広小路)

五反田に新しいサイクルカフェが出来ました。

今、五反田から出発する東急電鉄池上線の高架下に、新たな町を作ろうという試みが行われています。五反田付近は、渋谷より家賃が3割近く安い為に、ベンチャー企業が集まってきていて、そういう所で働く高感度な人達の遊び場を作ろうという計画です。その名も「池上線五反田高架下」。

そこに、サイクルカフェが出来たのです。

こちらは、いわゆる赤提灯が並ぶ新橋的なガード下ではなく、バルやビストロが並ぶ、おしゃれな高架下とし、30前後の若いサラリーマンをターゲットにしています。

STYLE-B

その高架下の大崎広小路側、山の手通り側に出来たのが、サイクルショップやカフェを複合させた、STYLE-Bというショップ。
手がけるのは、西五反田に本社のある、日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社。IT企業なんですが、駐輪所の運営の他、シェアサイクルも開発してて、自転車文化を創ろうという一環で、このサイクルショップも作られたようです。

施設の設計は、しまなみ街道サイクリングの拠点として人気の広島県尾道市の倉庫改装ホテル「ONOMICHI U2」を手掛けた、「SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd.」です。

STYLE-B

CYCLE & CAFEというネオンがあるように、自転車ショップと、サイクルアパレル、ドーナッツプラントというドーナツ屋、今、話題の旬八という八百屋さん、コインランドリーに室内駐輪場とロッカー&シャワーと、自転車移動の拠点にしようという試みのようです。

カタログ

取り扱う自転車は、ピュアサイクルという日本初上陸のLAのブランド。価格は6万から8万円前後で、8段ギアのクロスバイクがメイン。だいたいTOKYO BIKEとユーザー層が重なる感じで、シティーライドを想定した、リーズナブルなスポーツバイクです。ドロップもあるけど、ロードバイクとしては物足りないかも。そのほか、ファミリー層向けに、YAMAHAのPASも扱っています。

ラック

高架下の隣の棟に、メンテナンスの工房があり、そちらにバイクラックが設置されています。こちらに停めて、この背中側のカフェに行くのが良いかと。経営は同じなので大丈夫でしょう。

また、この付近のベンチャー企業などに自転車通勤する人向けに、室内用の駐輪場もあります。ロッカーとシャワールームもセットになっているので、夏場とか、こちらでサッと汗を流してスーツに着替えて出勤!…という事も可能です。

入るのには、ICカードのルームキーが必要なので、安心して停めておく事が出来ますね。また、コインランドリーも設置されています。

カフェ

サイクルショップの向かいにあるのが、ニューヨークで⼈気の『DOUGHNUT PLANT』の国内4店舗目。お客さんは、やはりIT企業の方々が多いです。パソコン開いて、打ち合わせしたり、プレゼンの前の打ち合わせをしたりしていました。

ドーナツ

頂いたのは、カフェラテ450円と、ドーナツ380円。『DOUGHNUT PLANT』は、合成着⾊料・保存料・化学調味料・⼈工⽢味料、卵を使⽤していない手づくりドーナッツなのですが、やはり、そこはアメリカ発なので、甘〜い。 補給食としてはいいですけどね。

3年前ぐらい前に、サイクルカフェが出来ては消えという感じでしたが、2年後の東京オリンピックに向けて、シェアサイクル文化が少しずつですが、根付いてきました。ロンドンオリンピックの時も、市内の交通規制をした為に、シェアサイクルが一気にブームになったのですよね。東京は地下鉄も張り巡らされていますが、所詮地下移動なので、町の風景は見逃しています。一駅分なら、徒歩移動した事があると思いますが、2駅〜5駅ぐらいならなら自転車移動の方が、楽しいというのが、徐々に浸透していくといいですね。

■STYLE-B
■東京都品川区西五反田1-22-4
■営業:12:00〜20:00
■定休日:水曜
場所はこのへん
お店のサイト

■DOUGHNUT PLANT
■営業
8:00~19:00
9:00〜19:00(土日祝)
■定休日:水曜

Pocket
LINEで送る