℃-ute 渋谷公会堂

渋谷公会堂

渋谷に行ったのは、実は、ハロプロのアイドル℃-uteのコンサートを見に行く為でした。アイドルの中で、ライブではダントツで℃-uteが凄いという噂を聞いていたからです。

行ったのは渋谷公会堂で行われた「℃-uteコンサートツアー2012冬~神聖なるペンタグラム~」

チケット

中澤裕子さんとお仕事させて頂くようになってから、ハロプロ系の音源やDVDなどを頂くようになったのですが、僕が℃-uteに興味があるという事がもれ伝わり、コンサートにご招待していただく事に。

ただ、「いらっしゃるのであれば、すぐに言ってください。今、注目されているので、すぐに関係者席も埋まってしまいます。」…と言われて、すぐに座席をKEEP。

正解でした。一般の方のチケットも売り切れでプラチナになっていましたし、関係者席も満席!それだけ期待値が高いという感じが伝わって来ました。

funride

実は、最初は、アイドルという視点より、自転車という視点で℃uteに興味を持ったというのが正直な所。

彼女らのシングル「君は自転車私は電車で帰宅」のヒット祈願として、リーダーの矢島舞美さんが、ロードバイクで東京から静岡まで、200㎞の旅をするというのを、たまたまテレビで見たのですが、女子タレントでそれは凄いなと。その流れで、自転車雑誌funrideの表紙になったり、いろいろ見かけるように。

自転車番組の特番なども手がける事があるので、自転車女子タレントさんはまめにチェックしていたのです。

さらに、矢島さんは番組の企画で富士山をヒルクライムする為に、その練習として、いろんな峠に挑戦する、「チャレンジ!ゲキ坂」という企画にも登場。和田峠、奥多摩周遊道路、オレンジライン・椿ライン、ヤビツ峠をクリアした後、富士スバルラインに挑戦!

自転車乗りにとっては、全力坂より萌えますよ。

僕自身が秩父へ向かう顔振峠でヘロヘロになり、奥多摩周遊道路の風張とか、ヤビツとかビビっているのに、登っちゃってるよオイ!

さて、話は戻って℃-ute。
何が凄いって、歌と踊りがハンパではない。口パクじゃないってのを誉め言葉として使うのもどうかと思うけど、歌もうまいし、踊りもすごい。プロデュース力や企画力で注目されているアイドルグループはいるけど、純粋に歌って踊れるというのを突き詰めて行ったのがこのグループ。

ハモネプのハロプロ選抜とかにも選ばれる歌唱力の鈴木愛理さん。スタードラフト会議のダンスバトルにも出場するダンス。

で、ライブの方は、え?そのペースで行って大丈夫なの?というぐらい、最初から全開。踊る!踊る!踊りまくる!

僕は、自転車とかマラソンで、長距離感覚が身についているので、すぐペース配分とか考えちゃうけど、若さとはすばらしい。全開のまま、タレずにそのまま走り抜けてしまう。

陸上でいうところの、100mのスピードで5000mとかマジでそういう感じ。しかも5曲ぐらい続けて歌ってもMCで息切れなし。すげーなって感動してたら、2時間後には夜公演、もう1ステージあるって。

最後の方、衣装チェンジして上下セパレートになったら、腹筋が割れてた。なんだかアイドルというより、歌って踊れるアスリートという感じでした。

業界で噂になっている「℃-uteのライブは凄い」ってのはホントでした。生で見れて良かったわー。小屋を徐々に大きくしているにもかかわらず、どんどんチケットが取れなくなってきているけど、また見たいね。一発でファンになってしまいましたよ。

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フォグレン・トウキョウ(代々木八幡)

路地

代々木上原から代々木八幡を抜けて、渋谷方面へ。
その代々木八幡の商店街で気になる路地を見つけました。
右手が商店街のメインストリートなのに対して、
左斜めに滑り込んで行く道。
さらにその先で右にカーブしている。

これだけ都市が区画されている中で、
こういう不自然な設計の道が残っているのはおかしい…。
コレ、暗渠(あんきょ)じゃねーの?
なんだか河のニオイがするなあ。

…という訳で、その道をたどってみました。

井の頭通り

道をたどると井の頭通りにぶつかるのですが、その反対側に目をやると、
ビルとビルの間に、ちょうどこの道幅ぐらいのスペースが空いている。
もしかして、この道の続きなんじゃね?

宇田川遊歩道

行ってみるとやはりそうでした。
そして、宇田川遊歩道の文字が。
川の名前がつくように、これは宇田川を埋め立てた暗渠です。

さて、そろそろピンと来た人もいると思うのですが、
この先、渋谷のセンター街の一本裏には、宇田川町があります。
スペイン坂を降りたあたりには、宇田川交番が。
そう、あそこに向かって流れている宇田川の上流なのです。

フォグレン

そして、その宇田川遊歩道を辿っていくと、見覚えのある建物が。
そう、北欧系カフェのコズカフェだった所です。

北欧系インテリアを扱うお店が、
アンテナショップとカフェを兼ねた店舗を構えていたのですが、
震災以降のあの自粛ムードなどから、実店舗は閉店してネットショップに移行。

そこに新しく入ったのが、FUGLEN TOKYO(フォグレン トウキョウ) 。
FUGLENとはノルウェー語で「鳥」という意味だそうです。
ノルウェーの首都オスロにあるカフェの、東京進出店。

店内は満席に近かったのでカメラで狙える方向が無かったのが残念。
北欧インテリアと紹介されている事が多いけど、
ミッドセンチュリーっぽい感じ。
北欧家具というと白木のようなシンプルな物を想像しがちですが、
木目を生かして温かみのある、カリモクに似た雰囲気です。

カウンターで注文し、席まで自分で運ぶスタイルなんだけど、
日本語メニューがないので、注文の時、一瞬、焦ったよ。

カプチーノ

という訳で無難にカプチーノ。420円。
愛車と共に。

こういうセンスにビビっと来るのか、
外国人の方のお客さんで3分の1ぐらいしめていました。
たまたまかもしれないけど…。
でもこの付近から、代々木公園裏のハンバーガーのアームズ付近のお店は、
外国人率高いもんね。

こちらのお店、夜はカクテルバーになるそうです。

■FUGLEN TOKYO(フォグレン トウキョウ)
■東京都渋谷区富ケ谷1-16-11 1F
■営業:
カフェ
07:30-19:00(月〜金)
10:00-19:00(土)
10:00-18:00(日)
カクテルバー
19:00~24:00(水)
19:00~01:00(木日)
19:00~03:00(金土)
■定休日:不定休
場所はこのへん
お店のサイト

宇田川町

さて、宇田川遊歩道をそのまま辿っていくと、
宇田川交番の脇をすり抜け、西武のA館とB館の通りへ。
宇田川は、そのまま公園通りとJRのガードを横切り、渋谷川へ合流。
西武のA館とB館が地下で繋がっていないのは、
この宇田川が地中を流れているからだそうです。

地図

さてさて、こうして自転車ポタリングしている人間の脳内地図は、
皆さんとはちょっと違って、こんな感じになっています。
車や電車じゃ気にならない高低差が、バッチリと記憶されています。

渋谷は246、道玄坂、宮益坂、公園通りなど、
四方の坂を下った谷底にあります。
なので、自転車で走ろうとすると、すぐに坂にぶち当たってしまうのですが、
西武のA館とB館の間から、ハンズ、NHKと抜けて行く通りは、
このように高低差なし。
それは、宇田川が削った低地の所を走っているから。

これを観てわかるように、代々木八幡の所で、
初台方面と、代々木上原方面に渓谷のような谷が続いています。
これが、宇田川の支流があった所でしょうね。

よくこのブログでも暗渠ハンターみたいなマニアックな事をしていますが、
実は自転車で走るときには、こうして坂道対策にも役立つのですよ。
そして暗渠の付近は、車も少ないので、自転車で走りやすい。
僕だけじゃなく、ポタやっている人、そう思っていると思いますよ。

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