カリー・ザ・ハードコア(雑司ヶ谷)

今、池袋の駅前を通っている明治通りを、駅前を通らないで済むようにバイパスを作っている最中の雑司ヶ谷。

このように都電の路面電車下にトンネルを作り、学習院下からサンシャイン方面に抜けさせる計画。

鉄塔の右側が都電で、金網のある左側の部分の下に、トンネルを作っています。

池袋側の出口の方は、ほぼ完成していて、これをまっすぐ行くと、旧東急ハンズ、現ニトリの所に出る事になります。あと何年かすると、こちらが明治通りとなり、駅前は車両通行止めになるという計画もあったりします。

さて、雑司ヶ谷ですが、一時は第2の谷根千的な扱い方をされた時期もありましたが、鬼子母神の参道も、お店は2〜3軒だけで、住宅街になってしまい、見所は少なくなってしまっています。

鬼子母神の駄菓子屋さん、上川口屋などは、風情を残していますが、それ以外にコレといった見所は見つからず。

でも、安産と子育ての神様でもあるので、お宮参りで生後1ヶ月の赤ちゃんを、それはもう大切そうに抱いている初々しいご夫婦達の姿も。期待と不安が入り交じった独特の感じが、オーラとして見えそうなぐらい何かを発しています。

大谷翔平選手に娘さんが生まれましたが、Instagramでのその報告のコメントに

娘へ。私達を親にしてくれて、不安と大きな楽しみをありがとう。

とありましたが、やっぱりそうなんですね。

きっとお子さんの成長の写真や動画は沢山残るのだろうけど、この子供に愛情を注ごうと一生懸命な親の姿も映像に残してあげたいな…と思うほど、何気ないけど感動的な光景でした。

そんな話をしつつも、今回の目的地は、こちら!「カリー・ザ・ハードコア」。インスタか何かで流れて来て、気になっていたお店です。この日は土曜日だったのですが、お昼の営業が始まる初日で、昼だったら行きやすいなと…ブロンプトンで出陣した訳です。

頂いたのは、「シュマルツまぜカレー」。シュマルツとはドイツ語の「ラード」で、この写真では海苔の下にあるので見えにくいのですが、背脂で作ったラード風の脂と、魚粉、ネギ、刻み玉ねぎが載っています。「ニンニク入れますか?」のかけ声に、「お願いします」と追加。

まぜカレーというと、スリランカ系を思い浮かべがちですが、こちらは、油そば系のそばがライスになった、混ぜるカレーという感じです。写真は、ポークとチキンの合い掛けなのですが、背脂との相性は当然ながらポークの方が良いので、今度はポーク単体で食べてみたいなと思った次第です。

油そば系が好きな方は、一度お試ししてみると良いと思います。きっとハマります。

■カリー・ザ・ハードコア(CURRY the HARDCORE)
■東京都豊島区雑司が谷2-26-6 ふらっと雑司が谷 1F
■営業
18〜21:30(水)
12〜14:30/18〜21:30(木金)
12〜15(土日)
■定休日:月火
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コトナコーヒー(鷺ノ宮)

都立家政でグルメバーガーを食べながら、この付近の公園を検索していました。六義園に行った時に、公園の良さを再確認して、公園めぐりでもしようかなと思っていたのです。小石川後楽園は、藤の花が開花したばかりらしいので、もう少し寝かせてから行こうかと思いつつ、根津神社のツツジが見頃というニュースもあり、ブックマーク。

こちらはお隣鷺ノ宮にある、福蔵院 ルンビニー庭園。福蔵院に隣接する庭園で、お釈迦様が生まれた地名「ルンビニー(花園)」から名付けられました。

葉桜になる前のしだれ桜がまだ残っていました。ラストチャンスという感じ。

こちらは福島県の見張る滝桜の子孫という事で、接ぎ木でしょうか?

ソメイヨシノは、豊島区の駒込駅の周辺の染井が、ソメイヨシノ発祥の地であるというのが定説ですが、最近では、上野公園の小松宮彰仁親王像の銅像の脇にあるソメイヨシノが、原木ではないかというのが定説になって来ています。

どちらにしろソメイヨシノはクローンでDNAが同じなので、同じように一斉に寿命を迎え、色んな桜並木で、桜の木が切り倒される現象が起きていますね。

ところで、鷺ノ宮を検索すると、サジェストに「住みたくない」というワードが出て来ます。誰が発信しているんだろうとと、サイト等を見ると、不動産屋さんがいくつか発信していました。マンガやドラマにもなった「正直不動産」でしょうか?

ちなみに左手の白いパネルのある場所は、ナボナでおなじみの亀屋万年堂があったのですが、撤退してしまいました。

お勧め出来ない理由の一つに、駅前にスーパーが無いという物でした。少し離れた幹線道路沿いまで行かないと大きなスーパーが無いというもの。そんな事言ったら、江古田も駅前にマルマンができる前は、新桜台のライフ行くか、新江古田途中のミラベルか、桜台の西友に行かなければならないスーパー空白地帯でした。

そしてもう一つが、開かずの踏切。中村橋から鷺ノ宮を通り、阿佐ヶ谷に抜ける中原街道は、現在、道路拡張工事の最中なのですが、鷺ノ宮周辺は、土地の買収が始まっておらず、まだ道は細いまま。なので、目詰まりを起こして渋滞が発生。踏切が開いているにもかかわらず止まっているトラックは、手前が渋滞している為に、中途半端に渡れずにいる物です。渡りきらないうちに、踏切が鳴り始めてもヤバイので。

駅の脇の妙法寺川は、氾濫を起こす危険性が多いので、絶賛工事中。猛暑からのゲリラ豪雨などに弱い地域でもあります。

そして駅の近くの一目に付く場所に、明るい家族計画の自販機が。こういうのと、アダルトグッズが当たる系の自販機があるエリアは、治安が良いとは言えないと言いますよね。

あら探しをするというより、正直らしい不動産が作っているサイトに、これらの事が書かれていて、最近は、お勧めしないというのも、一つの信頼を得るための手法なんでしょうか?

さて、そんな中で、久々に来てみたのが、鷺ノ宮のコトナコーヒー。このお店がプレオープンした2011年にこのチャリカフェで訪れているんですよね。という事は創業14年ですね。カフェで14年続くというのは、立派なんじゃないですか?その間に、コロナなんかもあったのに。

高品質のスペシャリティコーヒーを提供するお店で、店内で自家焙煎。雑多に置かれた麻のコーヒー袋が、逆に、職人魂を醸し出してくれています。

頂いたのはブルーベリーのタルトと、アイスラテ。作る所観れなかったのですが、どうやってこういう風に綺麗に分離するのでしょうか?ミルクが重くてコーヒーが軽いとかなら、分離しやすいとは思いますが、かき混ぜればすぐに混じってしまうのに。

映えだけじゃなく、まろやかで口当たりの良い、優しいコーヒーでした。

■コトナコーヒー(KOTONA COFFEE)
■東京都中野区鷺宮3-18-7 澤栗ピル 1F
■営業:11:00 – 19:00
■定休日:火曜・第3水曜
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