【番外編】江古田Instagram研究会

ぽかんと

インスタ研究会と言ってもメンバーは自分を入れて二人だけ。あとは、江古田の行きつけのレストランバー「ぽかんと」のマスターmamoさん。飲みながら、僕が最近あげたインスタの写真についての感想聞いたり、インスタってどう使ったらいいのかなど、互いにわかった事を情報交換しているだけなんですが。

そんな雑談をしながらわかった事。

人気店の人気メニューを載せると、同じ物を食べた人から、いいねが来やすいという事です。

新大塚の人気店「CAFE SOROR」の位置情報をつけて、人気のストロベリーのベイクドチーズケーキを載せたところ、割と、トントンと「いいね」がついていきました。勢いが良かったからか、「CAFE SOROR」の位置情報を見ると、最初のオススメの9枚に自分の写真が入ったのです。すると、さらにいいねが加速!

どうやら、ハッシュタグや、位置情報の、最初の9枚に入るというのが、いいね獲得にとって大切なようです。

そんな事を研究しながら、試行錯誤し、これまでの最高記録となったのが、赤羽のanzu to momo。

このお店は、この時点で開店一ヶ月で、カフェマニアにとっては、新しい情報である事。その中での、人気のメニューであるストロベリーブラマンジェ。女子が好きそうな旗立っているという事。さらに、女性が好きな花が写っている。

たぶん、これらの要素から、いいねが多かったんだと思います。

ここで、もう一つ疑問が。人気のお店の人気のメニューを載せると、仲間意識から「いいね」がつきやすい事はわかったのですが、初めてのメニューで「いいね」を100集めるには、どうしたらいいのだろう?誰も食べていないのだから、完全に見た目勝負になります。

で、自分の最近のインスタを見返してみて、ある事に気づきました。今ブームの、人気の焼き菓子なども載せたりしているのですが、焼き菓子は、やっぱ色が地味なんですかね?正直、いいねの出足が悪いのです。やはり、それより色鮮やかなスイーツ系の方に、いいねがつきやすかったです。

そして、高得点の「いいね」に共通していたのは、イチゴが乗っていた事です。

これもそうです!

そこで、ある実験がしたくて、「ぽかんと」のmamoさんにお願いをしました。「イチゴを使ったメニューを、本日のオススメで作ってくれませんか?」レギュラーメニューにない物をインスタに載せて、これで100を獲得出来るのでしょうか?そんな実験です!

mamoさんが作ってくれたのは、トマトの代わりにイチゴを使った、水牛のモッツァレラのカプレーゼ。「去年、桃のカプレーゼが流行ったから、イチゴでも行けるんじゃないかと。」確かに!トマトよりは少し甘いけど、酸味は共通していてモッツァレラに合う!「オススメは白ワインかな?」という事で、見た目スイーツのオードブルが完成。まあ、実際、スイーツとして食べてもいけるんですけどね。

誰も食べた事ないメニューで、100行くか?実験!

行ったぞ!やはり、スゴイなイチゴ!シャア専用ザクなみ!赤い彗星の破壊力!

かつて、人は見た目が9割という本がヒットしましたが、インスタは、見た目が9割!そして、イチゴは強い!色味がいいうえに、形もカワイイ。バイトのyuukaちゃんも、運びながら「カワイイ」を連発!女性はイチゴに弱いですね。

ちなみに、このインスタ!アイドルが二人いいねを押してます!

イチゴ載せて100いいね!行こう作戦は見事に成功し、次はハッシュタグの使い方ですねと、mamoさんと話していました。人気のインスタって、ハッシュタグは、関連の他に、なにげに面白い物とか、流行の物を忍ばせているんだよねえ…という話を。

そしたら、次の日の、POCANTのインスタ!

「仔羊ウデ肉とサルシッチャのトマト煮込み」ハッシュタグの #じっくりコトコト は、まあわかる。
なんだよ、その後の

#ブルゾンちえみ

ちゃっかり仕込みやがったな!

#じっくりコトコト #ブルゾンちえみ

■ぽかんと(POCANT)
■東京都練馬区栄町3-5
■営業:18:00~1:00(料理L.O.0:00)
■定休日:日曜
場所はこのへん
お店のサイト

Pocket
LINEで送る

anzu to momo(赤羽)

anzu to momo

インスタで気になっていたお店、赤羽のanzu to momo。城北地区を中心にカフェ巡りをしている方のインスタには、必ずと言っていいほど、写真が載っていたお店です。実は、一度、土曜日に来てみたのですが、店内は3席のカウンターしかなく、その他、テイクアウトする人もいっぱいで、断念しました。もう少し暖かくなると、表のカウンターらしき所でもいいんですが。

そこで、平日休みの特権を生かして来てみたら、ラッキーな事に1席だけ空いていました。残りの二人も、男性で、このカワイイお店に、男3人が肩を並べる事に。30手前ぐらいの二人は友人らしいいのですが、一人は山形、一人は栃木に帰る途中で、その前に、インスタで見かけたお店に来てみたのだそうです。

店内

こちらは、戸田の人気のカフェ・シバケンで働いていた方が、独立されて、オープンした模様です。カウンターの男性二人が、「なんで独立しようと思ったんですか?」なんて、結構、ぐいぐい聞いちゃうタイプの人だったのですが、働いていたので、カフェが大変なのは知っているけど、好きだから、思い切って自分でやってみる事にしたのだそうです。

実は、こちらのお店、まだオープンして1ヶ月。なのに、カフェ好きの間で大人気となっています。その原動力の一つにInstagramがあった事は、間違いありません。店内で、撮影する前に許可を頂く為に、「インスタで見て来たのですが、撮影してもいいですか?」と聞くと、OKと共に、「皆さん綺麗に撮ってくださるので…」と嬉しそう。

インスタにはリツイートのような拡散機能がないのに、なぜ、情報が拡散するのか、勉強中な事は前にも書きました。

インスタで見た物を、自分も撮りたい欲求がある事がわかりました。

自分もですが、どうせなら絵になる物、カワイイ物を撮りたいと、インスタで検索して、情報をチェックします。僕もそれで、このお店にたどり着いた訳です。で、インスタのユーザーは、行動力のある人が多いです。もちろん、芸能人のインスタにコメントするだけの人もいますが、カフェ巡りが好きという人は、自分もそこに行って写真を撮りたがります。

ちょっと前に流行ったポケモンGOみたいな感じで、あそこにピカチュウが出るらしいと聞くと、そこに行ってGETしたくなった感じと、ちょっと似てるかも。見ただけではなく、自分も写真を撮らないと気が済まないのです。

僕もリベンジで、2回目で店内に席を取れたときは、「anzu to momo ゲットだぜ!」という気分でしたから。

でもって、もちろん注文した人気の商品、いちごのブランジェ、430円。アイスのカフェオレは、450円。100いいねを獲得するのが、インスタ研究中の課題だったのですが、あっという間に100を越えて、これまでの最高記録!

ブラマンジェ

こちらのインスタを撮られた方のコメントを読むと、「旗がカワイイ!」という女性が多数。こういう所なんですね、インスタウケというのは。この旗の為にコストも手間もかかるのだけど、「ある」か「無し」かでもは、写真を撮りたい欲求、いいね!を押したい欲求が、随分変わって来ます。

ぼんやりですけど、インスタの拡散のしくみがわかって来たような気がします。

P.S
インスタとビジュアルの話ばかりをしましたが、コーヒーもスイーツもマジで旨いです。この基本がありつつ…って話ですね。勉強になりました。

■あんずともも (anzu to momo)
■東京都北区赤羽西1-16-9
■営業:11:00~19:00
■水曜日
場所はこのへん
お店のfacebook

こういう話を、いつも行く地元の飲み屋さんで話していて、もう一つ、実験してみたい事が浮かび、マスターにお願いをしました。その話は、また後で。

Pocket
LINEで送る