セブンイレブンのカレーフェアで、良くエリックサウスのビリヤニと、魯珈のカレーが出されて話題になるのですが、魯珈の齋藤絵理さんもエリックサウス出身で、一つの系列がカレー業界を席巻しているといっても良い状態に。
そんな魯珈が、今度はセブンイレブンではなく吉野家のカレーをプロデュースしたというので、さっそく行ってみました。
オススメは牛丼の肉がたっぷり乗った「肉だく牛魯珈カレー」らしいのですが、吉野家の肉との相性を信用していないので、肉少なめの「牛魯珈カレー」に。本来なら牛丼の肉なしを注文したかったのですが、それは無しで、少量か大盛かの2択だったのが残念。
前々から牛丼屋チェーンのスパイスカレーは、スパイスが行きすぎている問題を提唱しているのですが、今回の牛魯珈カレーは、トマトと玉ねぎベースで、スパイスは香りの方にバランスを取ったようで、ピリピリするような尖ったスパイス感はありません。なので、スパイス行きすぎた牛丼カレーよりは、バランスが取れていて、それはさすがだなと思いました。
ただ、牛丼の肉との相性は思ったほど良くありません。というか、吉野家の肉の味のイメージが強すぎて、結局、何食べても吉野家的な引っ張られ方をしてしまうのです。
しかも、自分もミスったのですが、なんとなくセットで付けた味噌汁とサラダは、そのまんま吉野家で、せっかっくの牛魯珈カレー色を消して、普段の吉野家感の方に戻されてしまうのです。
なので、牛魯珈カレーをお試しに行かれる方は、単品で注文した方が、スパイスの後味などを楽しめると思います。
結論から言うと、牛丼屋カレーとしたらこれまでよりレベルは高いけど、江古田でだったら、スープとカレーを食べた方が満足度は高いかな。セットにしちゃうとお値段は同じぐらいだし。
江古田のスープとカレーも、その名の通りサラダ&スープ付き。ほぼ同じお値段でコレですよ。カレーの系統は2種類あって、黒い欧風寄りのものと、黄色いスパイス系のもの。
魯珈カレーなどのスパイス系が好きな人なら、写真のコリアンダーチキンがオススメだと思います。