菩提樹(府中競馬正門前)

けやき並木

秋もそろそろ終わりというこの時期になると、
けやきや銀杏といった紅葉する並木が、注目されます。
春は桜の並木。
その他、何があったっけ?と考えてみたら、
神社の近くは杉、海の近くは松、川の畔は柳というイメージでしょうか?

並木は、旅人をを風雨や日差しから守る役割もあったそうですが、
現代では、「落ち葉の掃除を早くしろ」とクレームをつける住人も増えていて、
紅葉になる青い葉のうちに、枝を切り落としてしまう所もあるそうです。
切ったら切ったで「今度は紅葉を楽しみにしてたのに、なぜ切った」という
クレームもあったりで、並木って結構大変らしいです。

そんな中で、今回やって来た府中の「馬場大門のケヤキ並木」は、
大切に保護されている並木の一つ。
というのも「けやき並木」としては、日本で唯一、
国指定の天然記念物となっているからだそうです。

天気が良かったので、今回は府中まで遠征してみました。

府中競馬場

府中と言えば、府中競馬場。
と言っても生まれてから一度も競馬などやった事ないのですが、
一応、名所って事で来てみました。

馬霊塔

正門の向かいあたりには、馬霊塔なるものがあります。
競走馬の供養のために建てられたもので、
両脇には、馬の名前が刻まれた墓石も。

馬のお墓

競馬ファンの方なら、わかる名前なんでしょうか?

妙光院

馬霊塔のある道を進んで行くと、竹林に囲まれたお寺が現れます。
妙光院。
なんか閉まっているっぽかったので、入ってみなかったのですが、
どうやらこちらは裏門だったらしいです。
反対側に立派な山門があるそうで…。

菩提樹

その裏門のすぐ隣りにあるのが、「珈琲・菩提樹」。
竹林の奥まった所にお店がある、超隠れ家的なお店。
レンガ造りのお店の前には、テラス席もあって、
夏は竹林から通り抜ける風が気持ちよさそうです。

遠くから競馬場のファンファーレがかすかに聞こえたりしますが、
それ以外は静寂という感じ。
もちろん赤ペンを持ったようなお客さんもいません。
いたらヤダなあ。

竹林

窓からは妙光院の竹林が借景となっていて、素晴らしい眺め。
まるで京都みたいです。

年配のご夫婦がやられているのですが、
古き良きこだわりの喫茶店の風情が残っていて素敵。
建物は古くないですよ。

この日、BGMで流れていたのは、アナログレコードのJAZZでした。
スピーカーは「JBL 4425 mk Ⅱ」!マニアックですねえ。
オーディオラックには、真空管アンプも並んでいます。
じろじろチェック出来なかったのですが、
真空管の他にプリメインアンプもあって、なんかDENONっぽかったなあ。
音楽によってアンプ使い分けてるのかなあ。

カフェって、音楽好きは多いけれど、
音にこだわって鳴らしているところって、非常に少ない。
という訳で、こういう所にも古き良き喫茶店の香りがするのです。

ケーキセット

ケーキセットは、900円。
この日はチーズケーキとマロンケーキから選べたので、
秋ってことで、マロンをチョイス。
コーヒーも種類を選べます。
ストレートでコロンビアをチョイス。

アナログな音を聞いていたからでしょうか?
カップの手触り感もあったのでしょうか?
コーヒーも、どことなく柔らかい感じがしました。

■菩提樹
■東京都府中市本町1-16-14
■営業:11:00〜19:00
■定休日:木曜
場所はこのへん

塔

さて、府中と言えばもう一つ名所があります。
あの三億円事件の発生した場所。
府中刑務所脇の道です。
映画やドラマ、ドキュメントでは何度も見て知った気になっているのですが、
現場には行ったことがなかったので、向かってみました。

遠くから、監視塔のようなものが見えるので、
あれが府中刑務所かな?と思ったら、
東芝府中工場の、エレベーター実験棟でした。
東芝ってエレベーターも作ってますもんね。

ちなみに池袋のサンシャインや、六本木ヒルズなどが東芝製。
知ってどうする…。

府中刑務所

こちらが府中刑務所。

なんだか入っていいんだか悪いんだかわからないような、微妙な柵の具合。

看板

そこに建っている看板によると、この中に刑務所作業製品展示場があるようです。
「どうぞお気軽にご来場ください」…って、
刑務所の中に気軽に入るようになったらおしまいだけど、
関連敷地内ということで、突入してみる事にしました。

意外と一般の住宅が並んでいます。
職員関連の住宅でしょうか?
さらに進むと、奥に職員用の団地がありました。

入り口

こちらが府中刑務所の庁舎。
塀の前の丸いポストが、なんだか現実感を無くすというか、
映画のセットみたいな雰囲気を作り上げています。

この刑務所の前のポストから、どんな人が誰に手紙を出すんでしょうか?
映画のオープニングとかに、ありそうなシーンです。
「もし、まだ俺の事を待っていてくれるなら、黄色いハンカチを出しておいてくれ」
みたいな手紙。

そんな妄想にひたっていたら、この向かいの面会者用駐車場に、
金髪でセレブサングラスみたいなのをかけた女性を乗せた、
過剰にドレスアップされた車が、低いドロドロという排気音をさせて入ってきました。
ガム噛みながら降りてきたよ。

こっちの方がやはりリアルか…。

塀

塀の周りを自転車で走ってみました。
刑務所の向かいに建つアパート。
この配色は何かの冗談でしょうか?
「囚人服みたいだからマズイんじゃない?」って、
誰か指摘しなかったのでしょうか?
それとも確信犯?

現場

刑務所に北側を走る学園通り。
ここが三億円事件の現場です

1968年12月10日午前9時20分頃。
東芝府中工場従業員のボーナスのための現金約3億円を積んだ現金輸送車が、
府中刑務所北側の路上で、後を追ってきた白バイ警官に止められた。
白バイ警官は爆発物らしき物を発見、行員たちが車外へ出て避難すると、
運転席に乗りこみそのまま走り去った。
このようにして3億円はまんまと奪われてしまった。
75年12月に時効成立。
戦後最大のミステリーとされる。

この道の突き当たりを右に曲がっていくと、、
逃走車が発見された国分寺へと向かうのですが、
その現場の方は、国分寺編の時にでも…。

P.S.
第二現場、国分寺編はこちら(笑)

地図

自転車で都内のカフェ制覇の旅。
府中市制覇!

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ピノキオ(大山)

ピノキオ

マンガに出てくるような食べ物が食べてみたくなる事があります。
マンガ肉と呼ばれる骨付の肉。
これは「はじめ人間ギャートルズ」に出てきたマンモスの肉が代表的。

その他、ネズミが出てくるアニメに登場する、穴がたくさんあいたチーズとか、
アルプスの少女ハイジに出てくる、棒にさして焼いたチーズとか。

ちょっとデフォルメされたメニューが、無性に旨そうに見える事があります。

こちらのお店も、ちょっとマンガチックなメニューが名物のお店。
板橋区の大山から少し離れた住宅街にある、普通の喫茶店「ピノキオ」。

もう電源は入っていないけど、
テレビゲームの麻雀ゲームのテーブルがあったり…。
店内は、昭和な香りがプンプン。
久々に見たトーマス・マックナイトの絵もそんな懐かしさを倍増させます。
あの当時は、オシャレだったんだよなあ。
恥ずかしながら、マックナイトを東急ハンズで買って、部屋に飾ったクチである。

ラッセン、マックナイト、ヒロヤマガタ、鈴木英人…
現代アートと呼ばれた絵も、今では懐かしい香りを醸し出すアイテムですよ。
村上隆でさえ、すでにちょいと…な香りがし始めてるし。

なんだろ?
単体でみれば、どれも素敵な絵なんですけど、
一世を風靡した為に、その時代というイメージが刷り込まれてしまってるんでしょうね。

ホットケーキ

さて、今回のお目当てはコチラ!
ホットケーキ、450円。
ブレンドコーヒーは、350円。

厚みのある、こちらのホットケーキは、型を使わず、
ご主人が銅板の上で、焼き上げていきます。
外はけっこうカリっとしていて、
中は、ふわふわというより、少しかための、もっちりとした感じです。
甘めのメイプルシロップがまた、懐かしさをそそる味です。

メニューに過去に雑誌に掲載された記事が貼られていたのだけど、
それによると、近所の子供達のリクエストで作ったものを、
常連客のマギー司郎さんがTVで紹介し、有名になったのだとか。

「これね。板橋の喫茶店のマスターに好評だったネタね。」
というのは、このピノキオの事なんだそうで、たまに
「これね。板橋の大山のピノキオのマスターに好評だったネタね」
と、店名を言うこともあるそうです。

「最近はネットに載っているのをみて食べに来る人が多いんですよ」とご主人。

ご近所の常連さんに愛されるお店という感じなので、
初めての人が来ると「あ、これはホットケーキだな」とわかるんでしょうね。
「あなたもネットで?」と聞かれました。

フジテレビ「めざにゅー」のアナバ食堂で、椿原慶子アナが紹介してからは、
ホットケーキマニアが、遠くからやってくるようになったのだとか。

「想像してたのとどう?」
と、結構小心者なご主人。
「おいしいですよ」
というと、安心したような顔をして、カウンターに戻って行きました。
この人柄、ご近所さんに愛されるの、わかるなあ。

「ここね、板橋のマギー司郎さんに好評だった、喫茶店ね」

■ピノキオ
■東京都板橋区大山金井町16-8
■営業:7:30~19:00
■定休日:無休
場所はこのへん

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