東京カレー屋名店会(有楽町)

有楽町

お盆の帰省客を乗せた新幹線を見送りました。
ただ僕の場合、帰省というと東北新幹線であり、乗るだけで郷愁がこみ上げてきますが、東海道新幹線は旅行で使うのみなので、どちらかというと、ワクワクを乗せて走る電車です。

さて、お盆休みも取れずにいますが、旅行や帰省出来ない人達の為に、各県のアンテナショップが集まっているのが、有楽町です。自分の担当している番組で、3時のおやつに全国の銘菓を食べるというコーナーがあり、その買い出しにやってきました。

駅前の交通会館だけでも、かなりの県のショップが入っていて、皆さんお忘れかもしれない、カーリング女子のもぐもぐタイムで、一躍話題となったチーズケーキ「赤いサイロ」が東京で唯一売られているのが、交通会館の「どさんこプラザ」です。
そんな事もあったなあとお思いでしょうが、今も入荷すると瞬殺で売り切れる人気商品。あったら北海道のお菓子として番組で試食会するつもりなのですが、未だに買えていません。

全国銘菓というと、池袋西武、東武にも、各県のお菓子を扱うコーナーがあるのですが、今回扱う、石川県のお菓子は無かったので、有楽町からすぐの銀座一丁目の
いしかわ百万石物語・江戸本店」に行ってきました。

イトシア

その帰りに寄ったのが、有楽町のイトシア。
有楽町には全国の物産が集まるアンテナショップがあると言いましたが、こちらには、東京の有名カレーを、一軒で味わえるというカレーミュージアム的なお店があるのです。

東京カレー名店会

地下一階の、東京カレー屋名店会というお店。
実は、昨年で10周年を迎えたお店で、意外と歴史があり、かつては池袋西武にもお店があったようですね。全然知らなかったのですが。

現在は、神保町の「エチオピア」「カーマ」「ペルソナ」湯島の「デリー」、三宿の「ビストロ喜楽亭」と5店舗のカレーを食べる事が出来ます。このお店への加盟店は、もっとあるので、もしかしたら、期間を区切ってローテンションしているのかも。

2店盛り

頂いたのは、2店舗のカレーのハーフ&ハーフが楽しめる2店舗盛りで、エチオピアのチキン450円と、デリーのカシミール510円で、計960円。
手前が、デリーのカシミールで、お店の方にも「辛いですよ」と言われましたが、柏のボンベイのカシミールも食べているし、江古田プアハウスの極辛カレーに慣れているので大丈夫。自分的には、豊島園・食堂八のチキンカレー、あれが、舌先が痺れるほど辛くて、最近では一番辛かったかな。エチオピアのチキンは、味に深みがあって自分好み。

食べていて思ったのですが、これだけカレー食べ歩いていて、自分好みの名店会を作るとしたら、江古田「プアハウス」、上石神井「ふんだりけ」、要町「かえる食堂」豊島園「食堂八」、高円寺「青藍」かなあ?今のところ。まだまだ気になるお店ありますが、今のところの暫定ベスト5です。

■東京カレー屋名店会
■東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシア B1F
■営業:11:00~23:00
■定休日:不定休
場所はこのへん
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スパイシービストロ タップロボーン(青山一丁目)

タップロボーン

スパイスカレーのブームから、今、注目されているのがスリランカカレーです。
辛いだけのカレーではなく、スパイスの調合による、複雑な味わい。また、食べて健康になるというアーユルヴェーダという考えの元、調合されたカレーでもあります。

アーユルヴェーダというとオイルマッサージの一種と思っている人もいるかもしれませんが、世界3大医学の一つで、西洋医学のように、悪いところを無くすという考えではなく、悪くならないようにバランス良く食べたり、リラックスしようという、予防医学です。

食べて健康になるといえば薬膳料理が思い浮かびますが、正直、薬膳料理を食べても「健康になったー!」という実感を感じたことはありません。

カレーの場合は、前から書いているように、季節の変わり目、夏バテとか、体調を崩しやすい時、江古田のプアハウスのカレーを食べると元気になるという、自分なりのルーティンがあります。プアハウスのカレーは、黒胡椒の効いたカレーで、黒胡椒には、体温上昇を促進させ、血流を改善する働きがある事がわかっています。発汗作用もあり、それをわかりやすく実感出来るカレーなのです。

今日は、スリランカカレーで、その辺も体感出来るのか、試してみたいと思います。

スリランカカレーで、リサーチするとよく出てくるのが、青山一丁目のスパイシービストロ・タップロボーン。商売敵ですが、J-WAVEの番組でちょいちょい紹介されているお店です。

ワンプレート

こちらが、ランチの人気メニューチ「アーユルヴェーダ・ワンプレート」1080円。

チキンカレーと、レンズ豆のカレーに、青菜の炒め物など、おかずも盛り付けられています。カレーの間の鮭フレークっぽくみえる物は、コナッツとモルディブフィッシュという鰹節を和えたポルサンボルというふりかけ。

これらを少しずつご飯と混ぜて食べるのですが、スリランカでは全部混ぜて食べるのは縁起の悪い食べ方とメニューの注意書きがあります。ぐちゃぐちゃ混ぜる派は、要注意です。

スリランカは鰹節を花がつおのように削るのではなく、フレーク状に砕いて使います。なので、噛んだときに、スパイスとモルディブフィッシュが、パチンとはじけて、香りが口の中に広がります。

スパイスはふんだんに使われていますが、激辛という感じではないので、それぞれをよく味わいながら、味の変化を楽しめます。

スリランカや南インドの、スパイスフルなカレーを味わうと、ご近所に山ほどある、インドネパールの単調さが、反比例。たぶん、探せばインドネパールの美味しいお店もあるんだろうけど。んー、探してみないといけないかもしれませんね。南インドは旨い店あるんだけどなあ。北インドもカシミールは旨い店があります。インドの姿をしたネパールカレーで、旨い店ってあるの?

■スパイシービストロ タップロボーン 南青山本店 (spicy bistro Taprobane)
■東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山 1F
■営業:
11:30~15:30
17:00~23:30
■定休日:日曜
場所はこのへん
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