2012年を振り返る・ロードバイク編

2012年に僕が心を動かされた自転車編です。
今回は、自転車好きじゃない人にはチンプンカンプンの話です。
あえてマニアックに書きます。
先にあやまっておきます。すみません。

昨年ぐらいからツールドフランスにどっぷりハマり、
選手達の乗る自転車に興味を持つようになりました。

最初は、世界最速スプリンター マーク・カヴェンディッシュが
HTC時代に乗っていたバイクを調べていたのですが、
彼の乗っていたSCOTT-ADDICT(スコット・アディクト)は、2012年モデルでは廃盤に。
でも、HTC時代のカヴェンディッシュが好きな僕としては、
SCOTTは、気になるメーカーの一つだったのです。

scotto

消えたADDICTの代わりにリリースされたのが、SCOTTのFoilシリーズです。
F1のマクラーレンの風洞で実験されたエアロロード。

カヴェンディッシュはHTCからSKYに移籍して
ピナレロに乗ることになるのですが、
2012年から、オリカ・グリーンエッジというチームが、
このスコットを採用する事になりました。
グリーンエッジといえば、日本人の別府史之選手がいます。

その事から盛んに自転車雑誌にも取り上げられたモデルで、
エントリーモデルのfoil40には、心を動かされました。

LOOK

続いて心が動いたのがLOOKの586UD。
自転車で山を登るヒルクライマー達に人気のモデルの廉価版です。
昨年発売されるや人気でほとんどのお店で完売。
そこで、2013年モデルを待ったのですが、まさかの廃盤
あれば今でも欲しいモデルの一つです。

カーボンバイクはスローピングフレームが多いのですが、
割とホリゾンタルに近く、しかもカラーリングがシンプル。
でもLOOKの文字の所はブラックじゃなくヌードカーボン。
つまりカーボンの生地の上にクリアを塗っただけという、粋な感じ。
マジで欲しいよ〜!

LOOKは、ツールドフランスに初めてカーボンロードを持ち込み、
グレッグ・レモンを優勝に導いたメーカー。
なので、ラヴィクレールのジャージを着て、これに乗るのに憧れていました。

trek

LOOK 586UDの廃盤にショックを受け、自転車熱も急速に低下したのですが、
ちょっと気になって来たのが、トレックのドマーネです。
今年のツールドフランスの前半戦で、マイヨジョーヌを着ていた、
ファビアン・カンチェラーラが開発にかかわったモデルです。
しかも北の地獄と呼ばれる悪路の石畳レース、パリ〜ルーベでも使われたモデル。

悪路に強いという事は日常乗っても快適な訳で、
ロングポタリング指向の僕にはピッタリなのでは?と思い始めたモデルです。

リドレー

同じく、悪路のパリ〜ルーベで活躍したのが、リドレーのフェニックス。
ロットベリソルのアンドレ・グライペルが乗っているモデルです。
リドレーはベルギーのメーカーなのですが、
ベルギーは石畳の旧道が多い為に、
悪路に強い自転車の開発に力を入れいているメーカーです。

パリ〜ルーベで優勝したトム・ボーネンも
アマチュア時代に乗っていたのがこのリドレーで、
僕の自転車熱は、今ココにあります。

自転車マンガの弱虫ペダルでは、
箱根学園、通称箱学のヒルクライマー東堂尽八が、リドレーに乗っています。
そのせいか、ツイッターでリドレーで検索すると、
この東堂尽八のコスプレをした女子達のアイコンが並んだりします。

弱虫ペダルでは、同じヒルクライマーである、
総北高校の巻島裕介と、箱根学園の東堂尽八が、
ライバルでありながら、親友として描かれているのですが、
それが腐女子の皆様には、ボーイズラブっぽく映るらしく、
このコンビでのラブラブムードのコスプレも多いですね。
東堂と巻島の事を東巻というらしく、
これで検索すると妖しげなコスプレが多数出てきます。

とはいえ、弱虫ペダルのコスプレーヤー達は、
自転車の事もよく調べているので、
ヘタな男子よりもロードバイクについて詳しい。

弱虫ペダル好きの腐女子方と友達になりたいわー。
そして、弱虫ペダルとロードバイクについて、思い切り語りたいです。

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2012年を振り返る・カフェ(思い出)編

山猫軒

2012年に行ったカフェ、
「思い出に残るお店を一軒だけあげるとしたら?」
と、聞かれたら、
越生にある山猫軒と答えるでしょう。

なぜならば、行くのが一番大変だったカフェだからです。

2012年は、元旦の東京湾一周サイクリングに始まり、
長距離を攻めた年でした。

春すぎから夏にかけては、荒川サイクリングロードを上流へのぼり、
埼玉県のカフェをいろいろと攻略しました。

単純に一番遠かったのは、
日本一暑い街で、かき氷を食べようという企画で行った、
熊谷の青灰と、いわ瀬で、往復140㎞前後なんですが、
こちらはサイクリングロードメインだったので、フラットコース。

越生の山猫軒は、山の中にあり、
途中、超急傾斜の激坂を登っていかなければならないのです。
まず越生までだって片道50㎞ぐらい走ってきているし、
そこからの激坂。

当時乗っていたGIOSのクロモリフレームが重い、重い。
登れずに、足ついちゃったもの。

その前に自分の貧脚というのもあるんですが、
機材に頼らないと山は登れないという事が発覚し、
そこから、近場は、クロモリのミニベロで
遠くは、カーボンロードでという
自分のスタイルが出来るきっかけにもなったお店です。

実は、この日、余裕があればもう一軒、
山頂にあるカフェに行く予定だったのですが、
完全に心が折れて、引き返しました。

中腹

そのリベンジで行ったのが、顔振峠を登るヒルクライム。

ピザ

カーボンロードのお力を借りて、
あの時、断念した山頂のカフェ、ベラヴィスタへのリベンジも出来ました。

前までは「自転車はクロモリでしょ!」という
クロモリ教みたいな一面もあったのですが、
自分のやりたいことを実現させる為には機材に頼ることも必要という事で、
カーボンの良さも見直すようになったのが、
この一連の流れだったんじゃないですかね。

そこから自転車を観る目というかポイントも、ちょっと変わったりしました。
そしてマニアックになって行くんですね。
しかし、自転車ってこんなに奥が深いとは思いませんでしたよ。

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