フィヨルド(六本木)

六本木ヒルズ

美術展を観る為に六本木ヒルズへ。
その前に、ご飯を食べるために、六本木ヒルズの裏手、テレ朝通りへ。
いまテレ朝は、随分東側に移転したけれど、
昔はこのテレ朝通りから敷地内に入っていました。
今のグランドハイアット東京から「けやき坂」のあたりがテレ朝でした。

近代的な六本木ヒルズと対照的に、再開発を逃れた古いビルがあります。

フィヨルド

その1階にあるのが「フィヨルド」です。
フィヨルドといえば、対で習うのが我が故郷のリアス式海岸。
同じようにギザギザの海岸線ですが、
フィヨルドは、氷河が山肌を削り侵食しながら海辺流れたのに対し、
リアス式は、山がそのまま地盤沈下で沈んだための地形です。

てな話しを、ふと思い出してしまいますね。
学校で地元の事が出てくる項目でしたから、よく覚えています。

ミッドセンチュリー

お店は古き良き、普通の喫茶店。
この辺はビジネス街という性質もあるだろうけど、
土曜日のお昼に僕だけなので、とても静か。
最初店内にはオールディーズが流れいたので有線かと思っていたけど、
気がつくと音楽は止まっていて、無音に。
CD?もしかしてレコード?と思ったけど、
レジの所にMacBookが置かれて、itunesから流してるみたいでした。
あら、意外と今風なのね。

カレーは注文をすると勢いよく炒める音が。
という事は、具材を炒めてルーとからめる方式だなと想像。
煮込む系というよりは、
僕が好きだった夢眠系の、からめるカレーかな?

ポークカレー

ポークカレーは1000円。
確かに具材をルーにからめる系でしたが、
想像していたのとは違って、かなり欧風なカレー。
メニューにはハヤシライスなんかもあるから、
かなりそっち寄りなんだだろう。

小さなグラスに入った謎の液体を味見してみると、
かなり酸味のあるドレッシング。
もしかしたらカレーにかけるのかもしれないけど、
カレーが酸っぱくなるのは避けたいので、野菜に。

具が大ぶりで、噛むと炒めたポークの甘みがじんわりと。
辛味はあまりなく、まろやかと言った感じでした。

コーヒー

メニューには記載されていないのですが、
食後にサービスで小さなコーヒーがつきます。

■Fjord (フィヨルド)
■東京都港区六本木6-15-22
■営業:10:30~22:30
■定休日:不定休(日曜日)
場所はこのへん
お店のサイト

トレック

このフィヨルドの左隣りは自転車のトレックのオフィシャルショップ。
ちょっと覗いてみました。

僕のリドレーフェニックス同様に石畳用のドマーネが気になった。
お店の人に聞いたらドマーネの乗り心地は、かなりやわらかいそうです。
ふにゃふにゃという訳ではなく、かなり衝撃を吸収してくれるのだとか。
ロングライドならドマーネをお勧めするけど、
ヒルクライムとかするなら、マドンの方がお勧めと。

けやき坂

その後、けやき坂を通って、ヒルズ方面へ。

j-wave

J-waveのけやき坂スタジオがあるのですが、ここが駐輪場の目印。
このスロープを下ると駐輪場があります。

自転車マーク

壁にはこのように自転車のマークが。

駐輪場

降りきったら左へ。
左側の自動ドアをくぐると、駐輪場があります。

駐輪場

六本木に来るような人達は、あまり自転車移動を考えていないのか、
駐輪場はガラガラです。
また、この場所はあまり知られていないのか、路駐している人もいるけど、
自転車の盗難も増えているので、駐輪場に入れて、
しっかりロックした方が安心でしょう。

この界隈だと、ミッドタウン国立新美術館にも駐輪場があるので、
覚えておきましょう。

テレ朝

テレビ朝日のショップの方へ、続々と親子連れが入っていくので、
ちょっとついていってみる事に。

ドラえもん

そしたら、ドラえもんがいました。
しゃべりませんが、歩きます。
意外と小ぶりなので、ドラえもんがどうなってるのか興味津々。

カフェ

2014年の4月14日まで限定で、『ドラえもん ひみつ道具カフェ』がオープン。

道具

こんな感じで、ドラえもんに出てくる道具達が展示されています。

メニュー

普段は、川崎の「藤子・F・不二雄ミュージアム」でしか食べられない
『アンキパン』のフレンチトーストなどのメニューも。
ミュージアムのレストランは激混みらしいので、テレ朝で体験しちゃうのも良いかも。

アプローチ

さて、六本木ヒルズには、森美術館と、森アーツセンターギャラリーの
二つの美術館がありますが、このミュージアムコーンという建物からのアプローチに。

エレベーター

この裏手にエレベーターがあり、まずは3階まで行き、
そこのチケット売り場で、購入した後に、6基あるエレベーターで上に。
傘とか持っている人は、この階で預けないと上には行けません。

前売り

前売りチケットもこのままでは入れなくて、
チケット売り場で当日のチケットに変更してもらいます。

ちなみに、森美術館のアンディー・ウォーホルも、
森アーツセンターギャラリーのラファエル前派展も、
どちらも当日券1500円なんですが、
金券ショップで、ラファエルは1200円。
森美術館にも入れる展望チケットが利用期限が迫っていたので1100円で入手。
700円のお得です。

最近は、金曜の仕事終わりに金券ショップを覗き、
映画や美術館のチケットを手に入れてます。
だいたい300円ぐらい安いので、映画館ならドリンク1杯分になりますね。

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アザミ(中野)

哲学堂

春だと思ったら冬の気候に逆戻りしたりして、寒暖が激しいけれど、自転車乗りは、そういう気温の変化を肌で感じます。そして、目でも季節を感じる場所というのもあります。

荒川サイクリングロードを走るサイクリストなら賛同してくれると思うけど、特に荒川の上流の、田んぼの中を走る区間だと、春先、田んぼの土興しから始まって、水入れ、田植え、稲が育ったと思ったら、穂が頭を垂れ、黄金色に染まったら刈り入れ。こんな風に変わって行く稲の姿で、季節を感じる事が出来ます。

この哲学堂に面した中野通りも、そんな道の一つです。春には花見客で賑わう哲学堂ですが、さすがに、この時期、まだ桜の気配すらありません。

梅の木

しかし、その対岸の梅林は色づき、春の訪れを告げています。

梅の木

桜の一つ前の季節、春の第一段階って感じですかね。

そういえば、梅見といえば一つ思い出しました。桜台に久松湯という銭湯があるのですが、昔は庭に露天風呂があり、その岩風呂の脇に梅の木があり、春には梅見風呂が楽しめたんだよな。今は、マンション形式に建て直しているので、あの露天風呂は消滅した模様。ご近所の穴場露天風呂だったんだけどなあ。

なにはともあれ、梅が終われば春の第二段階、桜の季節。中野駅までは、桜のトンネルになっているので、その時期には、この通りにピンクの屋根がかかります。それが散れば、新緑の季節。猛暑には、日差しを避けるように木陰の中に。その葉が茶色に色づき、舞い散り始めると、秋が深まり冬の気配。

この道を走りながらそんな風に、季節を感じます。

アザミ

今回は、中野通りの南口側にある、アザミへ。

メニュー

ここはコーヒーショップと名前はついているのだけど、メニューの下のように、ランチで、本格的なイタリアン&フレンチな一品が楽しめるお店。前回、僕が食べたのは

イベリコ豚ベジョータ、タンのラグー、ニョッキのパブール添え。ローストチキンと、ペリーグーソース。

ただ、この日の目的は、あえての喫茶メニュー。ナポリタンです。このお店で、昭和な一品がどんな風になって出てくるのか、試してみたかったのです。

ナポリタン

えー?意外とシャレオツ!富士山のようにきれいに盛りつけられ、チーズが散らされています。世界遺産ならぬ、喫茶メニュー遺産じゃないのコレ?

お味は昭和なケチャップ強めではなく、上品なお味。女性は、こういう方が嬉しいんじゃないですかね。男性というか、オッサンは昭和ど真ん中のナポリタンの方が好きだろうけど。

美味しいので、この日もずーっと満席。カウンターも一杯。大人数で行くと入れないケースが多いと思うので、いくなら少人数がお勧めです。

■アザミ
■東京都中野区中野3-33-9 南口ビル 103
■営業:
07:00~11:00(モーニング)
11:00~15:00(ランチ)
15:00~17:00(ティー)
17:00~23:00(ディナー)
■定休日:
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