ハリマ・ケバブ・ビリヤニ(上野)

先日、江古田のマヒグローバルダイニングで食べた骨付きの羊肉のスパイス煮「ニハリカレー」(ニーハリとも言います)。これが気になって色々調べたのですが、そんなに多くのお店で出している物ではなさそうです。

ただ、他のお店の味はどうなんだろう?と気になり、リサーチしているうちに、上野の「ハリマ・ケバブ・ビリヤニ」が美味しいと書いているブログをいくつか見つけて、行ってみる事にしました。

店名にあるように、ビリヤニが一番の名物なんですが、今回は「ニハリ」狙いです。

昼はコスパのいいランチで人気のお店なんですが、ディナーはちょっとばかり高級志向。と言っても、メニューはアラカルトで頼めるので自由な組み合わせで料理を楽しむ事が出来ます。

こちらの事をかいていあるブログなどを読むと、頼んでいないのにサービスでどんどん出てくるお店と書かれた記事が複数ありました。小食だし、それは逆に困るなあと思っていたのですが、僕が行った時は、この豆粉を使った、スパイシーなインドせんべいパパドのみ。ホッとしつつも、少し寂しかったり。どっちやねん。

インド料理の前菜なので、料理が来る前にコレを食べて場つなぎするのですが、上にちらしたトマトやピクルスっぽい野菜が意外に美味しかったです。

ディナーなので、セットではなく、単品で注文したのは「ニハリカレー」。1428円。骨付きのラム肉を、玉ねぎ、ハーブ、そして沢山の香辛料でコトコト長時間煮込んだもの。

そしてナンではなくロティをチョイス。ナンはどうも油っぽくて、全粒粉を使った無発酵パンの一種、ロティの方が合うんじゃないかと予想。インド人は実はナンは外食で、ロティが家庭の味とか言うのをよく聞くのですが、低糖質ダイエットの時も、ロティの方が低糖質と言っていましたね。

あと、ラッシー。

「ニハリカレー」は、江古田で食べたのと味の方向性は同じでした。こちらの方が少しとろみが濃いかな?パクチーを散らしてあるのですが、そのほか、ハーブやスパイスがふんだんに使われていて、少し薬草っぽい香りも。骨付きのラム肉がゴロゴロ入っていて、食べ応えあり。

辛さは注文の時店員さんに「少し辛いヨ」と言われていたのですが、そんなにビリビリ来るような刺激的な辛さはなくて、じんわりという感じ。

なのに、食べているうちに滝のような汗が。おしぼりで拭いても拭いても出て来ます。

なんだ?これは?何のスパイスが入っているんだ?風邪をひいた時の漢方系の薬って、効いているのか効いてないのか、手応えがあまりないのですが、このスパイスは目に見えるぐらい汗を出す作用があります。スゲーってびっくりするぐらい。激辛じゃないのに。

なんかスパイスってスゲーんだな。風邪をひきやすい時期にこの「ニハリカレー」最高ですよ。

■ハリマ・ケバブ・ビリヤニ
■東京都台東区東上野3-36-7 1F
■営業
11:00-15:30
17:00-22:30
■定休日:不定休
場所はこのへん

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珈琲専門店 エース(神田)

新橋は良く行くのに、同じサラリーマンの街、神田はあまり縁の無かった街です。というより、周辺の神保町、秋葉原、日本橋に直接行ってしまい、中心部の神田に直接用事があって足を運ぶ事がありませんでした。

今回は、こちら目的でやって来ました。老舗喫茶の名店、エースです。純喫茶本、パンの企画の一つのサンドイッチ特集で、必ずと言っていいほど掲載されているお店にもかかわらず、抜け落ちていました。

谷中、カヤバ珈琲の「たまごサンド」だったり、鶯谷、デンの食パンをくり抜いてグラタンをつめた「グラパン」だったり、かなり初期に攻めているのに、このエースがぽっかりと抜け落ちていた訳です。

こちらの名物メニューは左上!「のりトースト」170円です。

トーストとバターまでは定番なのですが、そこに海苔を挟んだ不思議な逸品。のり弁をヒントに、ご飯をパンに変えて作ったというのですが、不思議な甘塩っぱさがあります。昭和だとこの味なんでしょうけど、令和になるとオッサンの自分にも少ししょっぱめ。だけど、嫌な感じはしません。

ただし、昭和な喫茶店らしく全面喫煙可。お隣の席はまだ加熱式たばこだったので、なんとか大丈夫だったのですが、一つ飛ばした席では、雑誌の編集者らしい女性が、ヘビースモーカー。

昭和な喫茶店は好きですが、嫌煙家なので、来年の4月の都内の飲食店全面禁煙化を待ち遠しく、今は我慢の時期を送っております。

■珈琲専門店 エース
■東京都千代田区内神田3-10-6
■営業
7:00~18:00(月〜金)
7:00~14:00(土)
■定休日:日曜・祝日
場所はこのへん

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