名曲・珈琲らんぶる(新宿三丁目)

自転車道

自転車は車道、左側通行というルールが来年から徹底される事になってますけど、
それと同時に必要とされているのが、自転車道の整備です。
歩道から追い出し、車道で邪魔者にしているだけでは何の解決にもなりません。

実は自転車道の整備というのは、実験的に先行して整備されている所もあり、
こちらは、幡ヶ谷の甲州街道と並行して走る、1本中野寄りの道
旧玉川水道道路の上につくられた自転車レーンです。
徐々に延長され、現在は環七から山手通りの少し手前まで完成しています。

その他、旧白山通りなどでもこれと同様の自転車レーンが作られていて、
たぶんこのスタイルが主流になっていくと思われます。

駐車禁止

ところが、案の定、ここへ駐車する車が多いのですよ。
このような、あからさまな駐車禁止から、荷さばきの停車まで、
レーンを作ったところで、車が止まっていたのでは、
結局、車道にふくらんで追い越す事になり、これまでと同じ。
自転車レーンへの駐車に対するルールや罰則もセットで徹底して欲しい所です。
もちろん、信号無視など自転車への罰則もありでね。

新宿東南口

さて、この日は新宿のタワレコと紀伊國屋書店に用事があったので、
東南口の駐輪場に自転車を入れる事にしました。

看板

左の柱に「東南口自転車駐輪場」と書かれているように、
歩行者のエスカレーターの脇を入った所に、駐輪場があるのです。
あまり知られていませんが。

駐輪場

路地を進んで行くと、こんな感じで、駐輪場があります。

駐輪場

池袋など2時間までは無料で、それ以降料金が発生するという所が多いのですが、
こちらは、最初から1日100円というシステム。
受付があり、そちらで料金を払います。

自転車の歩道通行禁止と同様に、路上駐輪を取り締まる地区も出ているし、
こうした駅の近くは、イタズラも多いので、駐輪場の方が安心です。

らんぶる

で、徒歩で買い物をした後は、近くの「らんぶる」へ。
昭和25年創業という老舗の喫茶店です。
「らんぶる」とは、茶色い半透明の宝石「琥珀」のことで、
コーヒーの色に見立てて名付けられたそうです。

階段

1階は喫煙席で、禁煙席は地下。
このような洋館のような階段を降りていきます。

店内

地下のフロアは2段になっていて、
僕が席を取ったのは、中二階というか、中地下というか、途中のフロアなのですが
そこから一段下がった所に、広いフロアがあります。

アンティーク風なシャンデリアもあり、なかなか趣のある空間です。
ウエイターさんも、Yシャツに蝶ネクタイという、昔ながらのスタイル。

ピラフ

そんなレトロな空間なので、昭和な雰囲気のするエビピラフのセットを注文。
コーヒーつきで900円。

ピラフなんて昔はオシャレな感じがしたんだけど、最近じゃ見かけないなあ。
実際、お店で食べるのなんて何年ぶりだろう?

コーヒー

シュガーポットにミルクピッチャー、ベロアの椅子など、
どれをとっても昭和の香り。
心なしか、お客さんもこの空間になじむ人が多いような気がします。

■名曲・珈琲らんぶる(新宿三丁目)
■東京都新宿区新宿3-31-3
■営業:9:00~23:00
■定休日:無休
場所はこのへん

新宿三丁目

その帰り、新宿三丁目にある自転車屋さん、Y’sRoadの新宿本館に寄ってみました。
3丁目というより、2丁目寄りで、この裏手にゲイタウンが広がります。

Ysロード

ここは、いろんなモデルが一揃え展示してあるので、
ちょっと気になっていたロードバイクを偵察に。
ここも階段を降りた地下1階にあるのですが、店内に駐輪場があります。

やっぱり高っかいロードに乗っている人は、こちらに止めてましたね。

こうして、探せば駐輪場も色々と整備されつつあるので、
そちらに止めた方が、安心して買い物なんかが出来ますね。

また駐輪場を見つけたら報告しますねー。

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キャッツ・クレイドル(早稲田)

ドラード早稲田

神楽坂の帰り、早稲田に寄ってみました。
早稲田はその昔、住んでいた街。
現在の江古田に住んでいると日芸出身と思い込まれているフシがあるのですが、
日芸とは全く関係なく、早稲田に住んでいたのも早稲田大学とは関係ありません。
そういえば、さらに昔は池袋の立教の裏手に住んでいたりして、
学生街を点々としているのは、そういう雰囲気に惹かれる所があるのだと思います。

さて、久々に見ましたよドラード和世陀。
和世陀と書いて、早稲田と読ませる、
本気と書いてマジと読むようなヤツです。

車のマンガで「頭文字D」と書いて「イニシャルD」と読ませるヤツもありますが、
僕はずっと「かしらもじD」だと思っていました。
アホな友人は「あたまもじD」と読んでたけど。

ドラード和世陀は、昭和のラブホではなく、れっきとしたマンション。
日本のガウディーと呼ばれる「梵寿綱(ボンジュコウ)」の建築作品です。

かつて同じく梵寿綱が手がけた、
代田橋の「ラポルタ和泉」や「マインド和亜」を見に行ったことがあるけど、
やはり有名なのは、ドラード和世陀でしょう。

入り口

うろ覚えなのですが、確か、入り口から中へ入っていくのを
女性の胎内めぐりのような感じで演出していて、
この入り口から中心部までを産道を表していると、言ってた気がします。

手

その入り口から入り、中央のエントランスのような所にあるのが、
この巨大な手のオブジェ。

勝手な推測なんですが、
天井のステンドグラスは、蓮が描かれているので「極楽」?
他にも弁天様を意識させる琵琶の絵があったりもしたので、
母性、菩薩と共に、女性の中が極楽であるというエロティシズムも
秘めているのではないかと思ったりして。
考えすぎでしょうか?

女体

梵寿綱の作品には、女体を意識させる物が多いです。
ビーナスのような白い石膏彫刻のような雰囲気の物を入れ込む事が多いのですが、
こちらは、割とストレートに官能的なオブジェを配置。

同じく梵寿綱で、確か池袋かどっかに、
ビーナスのように見せながら、
見ようによっては女性器を想像させるエントランスのマンションがあったハズ。
今度はソレをさがしてみようかな。

ドラード早稲田

さてさて、今回のカフェは、そのドラード和世陀を、
こんな感じで望む場所にあります。

キャッツクレイドル

キャッツクレイドル。
いろんなカフェ本にBOOK CAFE
もしくはトラベルカフェとして紹介される事の多いお店です。

店内

店内の片方の壁一面が本棚。
これらのほとんどが旅の本。
本棚は地域別、国別に分かれているので、
興味のある国の本を一気に良く事が出来ます。

友達と旅行のプランとかを立てる時にいいですよね。

cafe magという雑誌の20011年11月号の表紙は、
壁面が本棚になっているお店でしたが、ココですね。

カプチーノ

カプチーノは500円。

早稲田大学のすぐ近くなので、大学生が多いかと思いきや、
この日は、少し年齢が上の大学院などが多いようでした。

もれ聞こえる会話は、勉強の事や将来の事だったりするのですが、
随分、人生設計がしっかりしてるなあと。
計画に無駄がない。
人生の無駄がメインの自分からすると、尊敬せずにはいられない。

こういう人は、旅もスケジュール通り、きっちりと日程をこなすのかな。
路地裏とか勝手に歩いていったりしたら、怒られるんだろうなあ。

■CAT’S CRADLE (キャッツ・クレイドル)
■東京都新宿区早稲田鶴巻町538
■営業:
11:30~22:00(平日)
11:30~18:00(日)
■定休日:火曜・祝祭日
場所はこのへん
お店のサイト

のぞき坂

早稲田からの帰り道。
新目白通りで真っ直ぐかえれば早いのですが、
神田川を渡り、都内一の激坂とよばれる「のぞき坂」を通って行く事に。

ほら、寄り道だよ。
また、無駄なこととしてる。
しかも2回目。

前回も、わざわざ挑戦した、この「のぞき坂」
今回こそ1度で登り切ろうと挑戦したのですが…。

傾斜

やはり1度目は失敗。
勢いをつけすぎて、変速が間に合わず、坂の途中で失速。
逆に、もう少しゆっくり登った方が良かったみたい。

坂の上

2度目にして登坂成功!
なにげに都内の自転車ヒルクライマーに人気の坂です。

写真ではなかなかその激坂ぶりが伝わらないですが、
目の前に行くと、ホント壁ですよ。

人生の回り道OK派の方、ぜひ、寄り道してみてください。

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