パン工房・シロクマ(越生)

荒川

最近はポタリング女子の為の近場スポット発掘に力を入れていたのですが、
今月末、ツールド宮古島という、自転車100㎞タイムレースに出るために、
ロングライドの練習もしなければなりません。

レースと言っても僕自身がヘタレ組なので、順位というよりも、
足切りされずに、時間内で完走するというのが今回の目標です。
確か100㎞を3時間50分以内だったかな?
途中、65㎞の所にも足切りの関門があり、
そこを2時間20分以内で通過しなければなりません。
時速28㎞ペースぐらいで、たぶんギリですね。

そこで週末に遠出する事にしました。

ロングライドといえば、おなじみの荒川サイクリングロード。
今回は、ロードバイクで、僕の好きな上流方面へ。

まだ残暑厳しいですが、宮古島はもっと暑いので、
これに慣れておかないといけないですしね。

田んぼ

秋ヶ瀬公園を抜けて行くと、おなじみの田園風景が見えてきます。
ここは風景の移り変わりのわかりやすい場所。
小学校の時に、イネの一生みたいなのを習うけど、
それを風景中から体感出来ます。

春先は、まだ静かなで眠っているような田んぼですがが、
4月ぐらいからトラクターが入り、土が目を覚まします。
5月には水が張られ、田植えがはじまる。
最初は、生やしたてのヒゲのように、
田んぼに刺さっているだけのような短い苗が、
夏になると、グンと伸びて、一気に一面が緑に。
8月の終わり、まだ世間は夏なのに、一足お先に稲は徐々に黄金色に。
そして、僕らが秋への心構えが終わっていないうちに、
もうすでに刈り入れは、終了。

1年って早いなあ。

圏央道

さて、ロングライドをしはじめると距離感が壊れるといいます。
以前は「あそまで行けるかな?」と不安でしょうがなかった場所が、
一度、行ってしまうと、次は「ああ、あそこね」という風になります。

この圏央道だって、前に来たときは、
ここまでに写真を何枚も撮りながら、やっとの思いでたどり着いたのに、
今回は、いろいろすっ飛ばして、たった3枚でここですよ。

この辺は車の少ない直線道路なので、
時速30㎞の巡航を心がけて、スピードをKEEPしてみました。
踏めばもう少し出そう。
ただ、100㎞のペース配分とか考えると、
メーター読みで、28〜30kmのKEEPを心がけて、時間内完走出来るらしいので、
これでしばらく走って、体にどのぐらいの負担が来るのか、確認。

林屋

この暑さの中、長距離乗るうえで、水分補給は欠かせないのですが、
この辺まで来ると、腹が減ってきます。
体の中のエネルギーが不足してしまうと、
ハンガーノックという、体のガス欠状態になってしまうのですが、
そうなってからの回復は難しいので、なる前にエネルギーを補給します。

その補給ポイントとして自転車乗りに人気のある、戸守のローソンは、
この林屋のカーブが見えてきたら、あと少し。
だから、この光景を見ると、なんだかホッとするのです。

戸守ローソン

戸守のローソンの前はサイクリストだらけ。
物見山方面の人も、白石峠に向かう人も、ここで一休みする事が多いので、
お店の前にはロードバイクがズラリ!

この日は、若い女性が混じっているグループもいたのだけど、
どこから来たのでしょう?
クロスバイクで、フラットハンドルに、フラットペダルの女子もいたので、
埼玉の県内からかな?
まさか、あれで東京からって事はないよね。

とは言え、最近、ロングライド女子が増えたのも事実です。

ガスト

ロングライドした話をすると、自転車好き以外にはどん引きされるのが常なので、
最近は僕もあまり、どこそこに行ったという話はしなくなったのですが、
特殊と見られがちなこの人種も、現地に行けばわんさかいる訳ですよ。
コンビニも、ファミレスも、山田うどんもロードバイクだらけ。
休日には、店によっては自転車人口の方が多い場所もあります。

物見山

さて、目的地へ向かう前の、今回の難所、物見山。
大東文化大学がある付近です。
手慣れたロードバイクたちは、ガンガンとヒルクライムしていきます。

僕もその前にツールドフランス、ブエルタ・エスパーニャで、
コンタドール達が猛スピードで山を登っていく姿が頭に焼き付けられていているので、
イメージトレーニングはバッチリで、登れる気満々だったのですが、
いざ登り始めると、ツライ…。
登れない…。
進まない…。
情けない…。

みんなどうやって、あんな平気そうに登ってるの?
この坂にさしかかると、毎回憂鬱になるわー。

パン工房シロクマ

その物見山を越えてやってきたのは、越生のパン工房シロクマ。
ここもサイクリストの聖地だから、2つあるバイクラックは満車で、
田んぼのあぜ道だとか、いろんな所にあふれたロードバイクが転がっています。

美味しいパン屋さんだから、車で買いに来る人もいるけれど、
店内は断然と自転車乗りの方が多いです。
あのツールドフランス出場者の新城幸也選手も
練習がてら自転車で来たことがあるぐらいですからね。

ポンプ

だからお店の前には、自転車の空気入れもあるし、
店内では、パンク用のタイヤのチューブも売っているし、
ここのファンの為に、シロクマ・オリジナルサイクルジャージも作られています。

シロクマあんぱん

この日、頂いたのは、シロクマあんぱん。120円。
中に餡と餅が層になっているもので、
腹持ちがよく、糖分と適度な塩分も取れると、サイクリストに人気の一品。
暑い日のロングライドは、発汗で塩分が不足し、
ヘタすると痙攣の原因になるので、途中での塩分補給は欠かせないのです。

ここまで来て、パン1個?と思った人もいるかもしれませんが、
実は、ここは休憩ポイントで、この後、ヒルクライムに挑戦し、
山頂にあるピザ屋が、今回の目的地。
先ほどの、物見山でヘタれたので、心が折れそうですが、
自分を鼓舞して、とにかく行ってみる事にしました。

■パン工房シロクマ
■埼玉県入間郡越生町成瀬313
■営業:
9:00~18:00(平日)
9:30~16:00(日祭)
ともに売れ切れ次第終了
■月曜・第1火曜
場所はこのへん
店主ブログ

風景

みんな気持ちよさそうに、颯爽と走っているのだけど、
ヘタレクラスタなオレ、はたしてどうなる事やら。

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カフェ・ミルク(赤羽)

すずらん通り

雑誌などで女子向けポタリングを特集しようとすると、
どうしても二子玉川になっちゃいますよね。
兵庫島など河原の公園あって、オシャレなカフェがあって、
ジャイアントとか自転車のアンテナショップもある。

でも風景でいうと、荒川の岩淵水門がダントツだと思うんだけど。
ただ赤羽ってオシャレなカフェってイメージがないのが正直な所。
二子玉には高島屋を中心とした、オシャレショッピングゾーンがある。
赤羽も、スズラン通り商店街が、ララガーデンに名称変更しましてるんですけどね。

演歌歌手

商店街の真ん中のCDショップでは、演歌歌手のキャンペーンやってるし。

ただ、グッドニュースカフェとか、探せばオシャレなカフェもあるし、
まだ発掘されてないだけなんじゃないかと、探索してみる事にしました。

岩淵水門、ポタリング聖地化計画。
●坂道の少ない道を探す
●オシャレなカフェを探す(王子〜赤羽)
今、僕が重点的に探索しているポイントです。

カフェミルク

で、赤羽で一軒発見!
赤羽の東口から南に下った所にある「カフェ・ミルク」です。

大きな硝子窓が特徴で、オシャレっぽくないですか?

店内

店内も割と広め。
白木を基調としたインテリアで、すっきりしながら暖かみもあります。

アイスオレ

頂いたのは、アイスラテ450円。
パテシエが作るデザートも魅力的だったんだけど、
なぜかポタリングの途中、コンビニで保険料金払って、
財布の中が千円札一枚になってるの忘れてた…。
まあ、ドリンク代あったから良かったけど、ちょっと青くなりました。

この時は女性3人が働いていたのですが、
そのせいか、店内の雰囲気がやわらかく、落ち着ける感じもあります。

実はお店のあるこっち寄りで、坂道が少ないルートという情報も頂いたので、
検証してみたいと思っています。
そしたら、岩淵水門の帰りに寄るのに最適なお店になりそうですね。

■カフェ・ミルク (cafe milk)
■東京都北区赤羽南2-20-5
■営業:11:00~19:00
■定休日:月曜日、その他月2回日曜日(不定)
場所はこのへん
お店のブログ

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