今年初の美術館へ。
仕事終わりに行ったので、自転車ではないのですが。
東京都美術館は、金曜日は20時までやっているので、
仕事終わりでも何とか滑り込めます。
東京都美術館の「新印象派 光と色のドラマ」
スーラとかシニャックの点描画とか好きなので、
印象派の技法から新印象派に変わるあたりが
連続で見られて面白かったです。
点描画は、パレットで絵の具を混ぜずに、
キャンバスに色を点で置いていく事によって、
絵を浮き立たせるという方法。
近寄ってみると点点なんだけど、離れてみると絵になっている。
印刷物をルーペで見ると、点点になっていますが、あの感じ。
早い話、今の印刷技術を人力でやっている感じに近いです。
でも、点描画技法が行き着いた先の
スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」が
今回持って来る事が出来ずに、小さな習作のみ。
本作が無ないのでパネル写真なんだけど、それも小さいのが残念。
パネルでも仕方ないので、本作同様の大きなサイズで展示して欲しかった。
本作はシカゴ美術館にあった、207.6 cm × 308 cmの大迫力。
最後にコレがバーンとあると、インパクトあったろうなあ。
新印象派は好きなんだけど、印象派からの流れで観たかったですね。
新印象はだけだと、わりとぼやっとしていて、インパクトが少し薄い気が。
さて、2月は国立新美術館に「ルーブル美術館展」が来ますよ!