法師人(新江古田)

練馬というか桜台というか新江古田というか、その中間に位置するお蕎麦屋さんの法師人。ご主人が療養あけという事で、今はお蕎麦や土日の夜だけで、それ以外は不定期でかき氷屋さんになります。

かき氷屋と言っても、かなりパフェ的要素の高い一品でした。

頂いたのは「バレンシアオレンジ」

トップはオレンジピールとナッツのクリーム。全体にかかっているのはオレンジソース。

氷の中にはオレンジの白ワインマリネや、オレンジピール、オレンジペーストが隠されていて、さらに温度や食感を変える為にチョコスクランブルが仕込まれています。このへんがパティスリー系のパフェの手法。味変もしつつ、温度の変化を加え、冷たいだけじゃないかき氷となっております。

こちらは小さな目のおかわりかき氷。つまりメインを食べた後でないと注文出来ない一品なのですが、お蕎麦屋さんらしい「かき揚げのかき氷」。クラッシュしたかき揚げがかき氷にふりかけられているのですが、甘塩っぱい。日本テレビのnews every.でも取り上げられたそうです。

途中で「七味をかけてみてください」と手渡されてかけてみたのですが、辛さというより陳皮がはいっているせいか、オレンジの果物っぽい香りがしたのが意外。七味をかける前は全くオレンジっぽさんは感じなかったので、先にオレンジのかき氷を食べたからというのではなく、陳皮が水でふやけて花開いた的な感じでした。

食べた人によって、七味のどの味の主張を受け止めるのか違うと思うので、面白いかき氷だなと思いました。

■そば 法師人
■東京都練馬区豊玉中2-7-12
■営業
13:00〜18:00L.O(平日 かき氷)
11:30〜14:30L.O(土日 かき氷)
17:30〜20:30L.O(土日 蕎麦)
■定休日:不定休(インスタで確認)
■場所はこのへん
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お蕎麦のInstagram

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ロイヤルホスト(新江古田)

ロイヤルホストって他のファミレスより高級路線でお値段も高めなので、庶民的な町にはあまりなく、城北地区は空白区になっているのですが、奇跡的に新江古田に存在し続けているのです。

江古田も学生街で値段が安くなきゃ的な事はよく言われるのですが、小竹向原のジョナサンだった所は、庶民エリアに認定されたのが、ガストに格下げされてしまいました。

一方で、ロイヤルホストはいつきても混んでいます。週末は名簿に名前を書いて、待たなければなりません。お金に余裕のある層も、一定数いるという事ですね。

さて、そんなロイヤルホストの中で断トツにコスパのよいメニューが、季節限定の「苺のブリュレパフェ」税込み1078円。

コスパというと値段だけの事をいう人がいますが、ここでいうコスパは、ブランジェリー系のカフェで食べたら2500円するクオリティーの物が、半額以下の1000円ちょいで食べられるという意味です。

グルメライターやパフェマニアの間では、伝説の一品として有名な「苺のブリュレパフェ」。この層の重ね方にも意味があり、掘るコース料理のようなできばえです。

パフェなのに、ほろ苦いキャラメルからはじまるブリュレゾーン、そして掘り下げると濃厚なカスタード系の中に、食感を変えるピーカンナッツが仕込まれています。その次は一転して温度が変わるアイスのゾーン。最後は苺のカットが入ったジャムのようなゾーンでフィニッシュ。

この名作パフェは、1月に始まり、だいたい4月で終了するので、滑り込みで食べに来たのです。5月ぐらいからマンゴーのパフェに変わります。

パフェに2500円はという人は、ぜひ、ロイヤルホストの「苺のブリュレパフェ」にチャレンジしてみてください。ファミレスのパフェの概念が変わります。今がラストチャンスです。

■ロイヤルホスト 江古田店
■東京都中野区江原町3-33-10
■営業:9:00-24:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

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