ジラソーレ(江古田)

カレーにしようか、パスタにしようか迷っていたランチ。カレーに後ろ髪を引かれつつも最近カレーが多かったので、パスタにしておこうかとジラソーレへ。

パスタもそうなんですけど、この丁寧な前菜が食べたかったのです。

何で定食屋さんもインドネパールカレーも、刻みキャベツにサウザンドアイランドドレッシングをかけたサラダを出してしまうのでしょうか。あれって、喜んで食べるレベルの物に出会う事が少ないのですが。

たとえば、東武東上線の大山にあるレストランオオタニのキャベツサラダは、自家製マヨネーズの品質を上げるだけあげた感じで、普通の見た目なのにビックリするぐらいの美味しさです。

そんな感じで、前菜で驚かせてくれるぐらい頑張っているお店って少ないのですが、ここジラソーレの前菜は抜群なのです。

パスタ+ドリンクのAが750円なのですが、前菜をつけたBは1100円。つまりあの美しくて美味しい前菜が350円って、安すぎるのでは?と思ってしまいます。

そしてスープを飲んだらカレー味。イタリアンでカレー味って、自分の葛藤を見透かされていた感じで、ジラソーレを選択して良かったです。

頂いたのは「干しエビとししとうのトマトスパゲッティーニ」

かつて静岡のローカルTV局の仕事をしていた事があり、春になると桜エビが解禁されたというニュースを扱っていたので、春というと海老というイメージがすり込まれています。

ジラソーレでは、春には海老をシラスに変えたメニューも出たりして、これも静岡の旬の素材で、今の時期生シラスが解禁になったニュースが連日報道されます。そんな感覚が残っているので、ご主人か奥様のどちらかが静岡県出身なんじゃないかというような気にさせられました。

それにしても旨い。

■ジラソーレ (girasole)
■東京都練馬区旭丘1-73-9 三共ビル2F
■営業:
11:30~17:00(月〜木)
11:30~14:00(金〜土)
(ディナーは平日お休み中)
18:00~21:00(金〜日)
■定休日:毎週水曜日
場所はこのへん
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カフェ アリカ(ときわ台)

先週末、城北公園では散りゆく桜に名残惜しそうなお花見が。

今年は開花が早かったのですが、咲いてから花冷えで気温が低かった為に、割と長めに桜がもったみたいです。こちらも五分散りぐらい。五分咲きはあるけど、五分散りなんて言葉はあるんでしょうか?

場所によっては、まだ満開をキープしている場所も。

ところで、桜というと平和の象徴的なイメージなんですが、実は戦争の時の戦意高揚の為に植えられていたという説もあります。学校にはほぼ桜が植えられていますが、それは戦争の為の洗脳のような教育説も。

「同期の桜」という歌の歌詞を読むとわかるのですが…

貴様と俺とは 同期の桜
同じ兵学校の 庭に咲く
咲いた花なら 散るのは覚悟
みごと散りましょ 国のため

今でこそ、ありえないって話になりますが、昭和の時代は美徳とされて、美空ひばりさんや、北島三郎さんなども歌っています。

ウクライナのニュースを見ながらも、日本は絶対戦争に巻き込まれないと思い込める今は、とても平和なんでしょうね。

城北公園まで行ったので足を伸ばして、ときわ台のカフェ・アリカへ。先日、新井薬師のマロロガバワンでチキンウプという塩のカレーを食べて以来、ちょいと変わったカレーを食べたい欲求が。

こちらには、この界隈では珍しく、インドネパール系ではなく、スリランカカレーがあります。

お店の方がトライアスロンをしているので、タイムトライアル系のバイクが。サイクルラックがあるので、ロードバイク系の方も寄るようです。

スリランカカレーは、野菜メインのカレーです。左上のピンクっぽいところが、ポルサンボルというココナッツのふりかけ。

最初はそれぞれのゾーンを一口味見して、次にそれぞれの境界線を混ぜながら頂きます。豆のカレーなのにしっかり辛みもあって面白い。

最後はすべて混ぜて頂きます。日本のカレーは混ぜると下品とか言われますが、スリランカでは全部混ぜるのが定番の食べ方。日本人がそばをすするのと一緒。

それぞれのゾーンを食べ、際を混ぜて食べ、全部混ぜて食べる。何度でも味の変化が楽しめる。それがスリランカカレーの楽しみ方なのです。

■カフェ アリカ(Cafe arica)
■東京都板橋区南常盤台2-3-12
■営業:13:00~22:00
■定休日:水曜日
場所はこのへん
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