最近になってやっと「痩せましたね」と言われる事が多くなりました。確かに5月に比べれば10㎏以上痩せましたが、ここ1〜2ヶ月は68㎏台を推移。そんなに変わっていません。
相変わらず、夜は炭水化物抜きですが、お酒は普通に飲んでいます。しかも昼は普通に食べているし、こうして甘い物だって食べに来ています。
今回は、「GODIVA(ゴディバ)」のコラボが始まったデニーズにやってきました。最近、ファミレス系のスイーツ、結構侮れないのですよ。
高級チョコレートブランドとして名高いゴディバ。と言っても、最近コンビニなどともコラボしていますが、あれは加工品なので、名店の味を再現したカップラーメンみたいな感じで、感動が薄いです。ファミレスならきっと生GODIVA感を打ち出してくるだろうから、ちょっと食べてみたいなあと、自転車でサクっと行って来ました。
ゴディバのエグゼクティブシェフ・ショコラティエのヤニック・シュヴォローさんが監修するデザートを販売するのは、ファミレス業界で初の取り組みだそうです。
濃厚なゴディバだし、フルサイズの「GODIVAチョコレートサンデー」は、オジサンには強すぎるかなと思い、ミニサイズの「GODIVAチョコレートミニパルフェ」658円を選択。
上に載っているのは、キャラメリゼしたバナナとラズベリー、コクのあるチョコレートアイスと、チョコレート。
ぱっと見た時、バナナって平凡だなあと思ったのだけど、食べてみるとチョコレートと相性がいい!そりゃそーだ、チョコバナナという定番が根付いているのだから。キャラメリゼする事で、バナナの青っぽさが消されて自然の甘さを加えてくれる存在に。
謹慎中のグルメ芸人のようなウンチクをを書いていますが、たぶん、こういうのを書けるのはパフェだけです。目白のカフェ・クーポラのパフェを食べ続けるうちに、パフェの構成とか意図とかが徐々にわかるようになって来ました。ラジオの構成作家の本能というか、ここでこういう事を仕掛けたいというフォーマットをパフェで感じる事が出来るようになったのです。
他の料理は、美味しいとは感じますが、どういう意図で、これを!?というのには鈍感な事が多いです。ラーメンのスープをレンゲで一口すすって、スープの構成や隠し味を分析するような事は僕には出来ないのですが、こういう単体が重ねられて構成されているパフェの組み立ては、自分の仕事に近くて、面白いです。
このメニュー、企業のプレスリリースから、ご招待されての食レポを書いているニュースサイトも多いですが、誰も触れていないのが、カカオソルベの下の濃厚なミルクチョコレートクリームのゾーンに、チョコクランチが仕込まれている事。濃厚でなめらかなチョコクリームが続くかと思いきや、時折、サクッ!パチンと弾けるクランチの食感がはじけ、濃厚をしつこいと思わせない仕掛けだと思います。
これは目白のカフェ・クーポラで、途中のマカダミアナッツのアイスゾーンに、ナッツを炒ったプラリネが仕込まれていて、パチパチ香ばしさが弾ける演出があったのを覚えているからです。たぶん、あの方程式だな?と推測した訳ですが、違ってたら恥ずかしいですねえ……。でも、なんとなくそんな意図を感じるんですよ。
もしかしたら、建築の設計に携わっている方とかも、建築以外の組み上がりをみてこういう構造になっているのかと気づく事があったりするのかなあ?ドライバーの方が、高速道路の流れと照らし合わせ、車間を人との会話の距離とかに置き換えたり、割り込みしそうなヤツ、煽りそうなヤツとかに、重ねていたら面白いなあと思いました。
放送業界人あるあるなのですが、一般の方の結婚式に参列して、披露宴の構成や演出で「ここの順番違う」とか、心の中で思う事は多いです。業界人仲間がいると「あそこ順番違うよな」「やっぱ、そう思った?」なんて会話をしながら飲んだり。
■デニーズ 小茂根店
■東京都板橋区小茂根2-24-15
■営業:7:00~24:00
■定休日:無休
■場所はこのへん
■お店のサイト