無垢(野方)

商店街

雑誌のお店特集をチェックしていると、だんだん傾向がわかってきます。
どこかの雑誌で取り上げられた所が、また他のどこかでも取り上げられ、
一時的に露出度が高くなる時があるのです。
一応、こっちもプロなので、記事や番組を見れば元ネタがわかる時があります。

よくお店に芸能人の色紙が沢山あるお店などがありますが、
あれは芸能人に人気なんじゃなくて、
スタッフが安易に前に取り上げられていた場所を、
再ピックアップしたケースがほとんどです。

とは言え、偶然いいお店を見つけられる事は、正直あまりありません。
このブログだって、3割ぐらいはカフェ本が元ネタ。
さらに、3割ぐらいは、地名+カフェで検索して引っかかったもの。
そして、3割が、友人知人などからの口コミ。
残りの1割が、偶然、ウロウロしていて見つけたお店。

今回は、その奇跡の1割、マジで偶然見つけたお店です。

野方を通りかかった時に、路地の角にサーフボードを使った飲み屋の看板があり、
ちょこっとその路地を覗いてみると、よさげなお店が見えたので、
行ってみる事にしました。

無垢

野方のごちゃごしゃした商店街のイメージからすると、
ちょっとクラシカルな要素を取り入れた、おしゃれな外観。
「無垢」というカフェでした。

店内

店内もウッドと白壁を基調としたシンプルな内装。
とってもおしゃれな感じなのですが、
場所柄か、お爺ちゃん、お婆ちゃんなど年配客も多かったです。

カレーセット

頂いたのは、カレーライス、700円。
プラス250円で、サラダと400円までのドリンクがセットに出来ます。

カレーは、10種類の野菜を煮込んだというもので、
大きめの器に、ルーも惜しみなくたっぷり入っているので、
御飯とのバランスを心配する事なく、ガツガツいけます。

セットにしたのは、石釜アイスコーヒー。
お店を入った正面に、どーんと水出しコーヒーの抽出器が鎮座しているのですが、
それで、一滴一滴抽出したものです。
このコーヒーを頼んだ際は、ぜひ、最初の一口何も入れずに飲んで欲しい。
アイスコーヒーのいがらっぽい感じがなく、とってもマイルド。
一気のみしたいぐらい、すーっと入ってきます。
アイスのストレートで美味しいのって、なかなか出会わないけれど、
ココのは美味しいと思いました。

ご近所の方に愛されているお店らしく、顔見知りも多いようですが、
比較的中も広く、初めての人でも窮屈な思いをする事はないので大丈夫。
こういうお店、近くにあるといいなあ。

こういうお店を偶然発見すると、なんだか嬉しい気分になるのでした。

■無垢
■東京都中野区野方5-31-2
■営業:9:00~22:00
■定休日:無休
場所はこのへん

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ジャンクション・シティー(新井薬師)

ジャンクションシティー

新井薬師でもう一軒。
シーラカンスのすぐ近くにあるのが、ジャンクション・シティー。

階段

フォト&カフェという文字が見えると思いますが、
ギャラリーを兼ねているほか、デジタルプリントもやっていて、
コーヒーを飲んでいる間に写真のプリントも出来るお店です。

カメラ女子とか、撮影散歩に行ってきて、
ここで反省会とかしながら、お気に入りをプリントして見せあいっこというのも
いいですね。

看板

その他、色々なイベントなどもやっていているそうです。
今年の5月に亡くなった官能小説家の団鬼六さんを追悼しての朗読会など
サブカル要素満載の試みなどもしているんですね。
こういうの、よく新宿のロフトなどでやったりしますけど、
新井薬師でもやるんですね。

店内

階段を下りた所にカウンターがあり、まずはそこで注文。
手前が喫煙席、奥が禁煙席と分煙されていて、
どちらに座るかを告げると、持ってきてくれます。

僕が選んだのは禁煙席なのですが、こちらにはギターなども置かれていて、
どうやらイベントは奥のスペースでやるみたいですね。

カプチーノ

カプチーノはスモールで320円。
カウンターは離れているのですが、スチームの音などが聞こえるので、
きちんと淹れているみたいです。

ここに来てみて思い浮かんだのが、
我が江古田にあるフライングティーポットというカフェ。
音楽や写真などアートにまつわるイベントスペースのあるカフェですが、
そういえば、こっちのブログにしてから載せてなかったなあ。
…という訳で行ってみる事にします。

■ジャンクション・シティー
■東京都中野区上高田3-37-7 サクラディア B1F
■営業:12:00~23:30
■定休日:不定休
地図を表示
お店のサイト

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