レディー・プレイヤー1

公開初日に見てきました、レディー・プレイヤー1。
とにかく情報量が多すぎて、脳みそが痺れました。予告編にも出ていますが、ガンダムやら、日本発のキャラクターも死ぬほど出てくるのですが、アメリカのヲタク的な設定もあるので、本場のヲタクでないと知らないような用語も多く、最初、ついて行けるのかな?と不安になりました。途中から、勢いにのめり込み、VRではないですが、ストーリーの中に没入していきます。

これIMAX3Dや、4DX3D版もあるけれど、あまりにも画面の情報量が多いので、2回目以降に、そちらで見た方が、本来の楽しみ方が出来るかもです。

お話的には、VRが行き過ぎ、人々がのめり込み過ぎた世界。

ただ、これVRをスマホに置き換えると、現代のスマホ中毒とたいして変わらないんじゃないかと思います。スマホゲームにのめり込んで、課金して、ネットの中でつながっている、本名も知らない人。それをデフォルメしたのが、映画の世界。ネタばれするので、あまり言えませんが、リアルの世界も大事という事を、映画では描いています。

明日は、リアルを体験しに、自転車に乗って、デジタルデトックスしようっと。

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シェイプ・オブ・ウォーター

この映画を見た後、無性に「ウルトラセブン」が見たくなりました。
円谷プロのウルトラマンシリーズの中で、怪獣出現が主なテーマで、災害などを怪獣に置き換えたのがウルトラマンだったのに対し、宇宙人との対話、異形の物との対話や共生などを描いたのが、ウルトラセブンでした。

この映画の監督は、「パシフィック・リム」でおなじみのギレルモ・デル・トロ。日本の特撮ヲタクでもあり、大の円谷プロ好き。絶対どこかに、ウルトラセブンの影響を受けてるハズだと思いました。

大人になって観る「シェイプ・オブ・ウォーター」は、LGBTなど、多様性との共生を描いた、大人の為のおとぎ話として、描かれているのがわかりますが、子供の頃の自分は、人間と宇宙人としか見ていなかったウルトラセブンにもそんな願いが込められていたのでしょうか?今なら、そいういうような見方が出来るのか、見直してみたいです。

最近のハリウッド映画って、「多様性」を意識しすぎて、話とあまり関係ないアジア人っぽい人が出てきたりしていて、出しときゃいいでしょ感が強かったのですが、それを飛び越えた、異質な存在との共生が丁寧に描かれていて、アカデミー賞で最多13部門ノミネート作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞も受賞し、今年度最多4冠も納得です。

ちなみに、半魚人の目の部分を担当したのは、アカデミー賞を受賞した、日本人特殊メイクアーティストの辻一弘さんが担当しています。その目の動きにも注目して、ぜひ、ご覧ください。

P.S.
そっか、ウルトラセブンはアマゾンプライムで見られるのか。さっそく見よーっと。

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