ボストン美術館-華麗なるジャポニスム展

140904boston01

世田ヶ谷美術館で開催されている
「ボストン美術館-華麗なるジャポニスム展 印象派を魅了した日本の美」
こちらに行ってきました。

ジャポニスムとは、19世紀中頃の万国博覧会などをきっかけに、
日本美術が注目され、西洋の芸術家たちに大きな影響を与えた「日本趣味」のこと。

ラ・ジャポネーズ

今回の目玉は、クロード・モネの大作「ラ・ジャポネーズ」
モネの妻、カミーユを等身大で描いた作品。
文字通り大きな作品で、さらに色鮮やかで絢爛豪華。
元々芸術の域にある日本の着物を身に纏わせ、
扇、うちわ、打掛、武者絵、美人画のモチーフを詰め込み、
さらに華やかに描いています。

ゴッホ

浮世絵の影響として有名なのは、ゴッホの摸写シリーズ。
歌川広重の「名所江戸百景・大はしあたけの夕立」を
油絵で摸写した「雨の大橋」。

西洋の画家達は、日本画独特の構図を参考にしました。

空や高台から見たのような俯瞰の視点。
メインの対象物を端に寄せて空間を見せる構図。
木々と、水平の線で絵の中に作り出す格子。
役者絵のように大胆に顔などをクローズアップする構図。
動物や植物などを漫画のようなユーモラスな姿で描く作風。

積みわら

モネの代表作でもある「積みわら」。
モネ自身が浮世絵好きで、さらに日本好き。
なので、これも浮世絵の構図に影響されたと言われています。

浮世絵

歌川広重の東海道五拾三次の、鞠子宿。
この作品の構図やグラデーションの影響を受けたといわれています。

花飾りのある帽子

ちょっと面白いなと思ったのは、
ルノワールの花飾りのある帽子。
これも浮世絵の影響を受けてるとされているのです。

歌麿

こちらは、喜多川歌麿の「扇屋 瀧川」
遊女の戯れを描いたものなのですが、
閉ざされた世界での、美女のたわむれの背徳感。
こういう題材が、人々の心に何かを訴えるのは今も同じ。

華やかな役者や人気花魁を描いた浮世絵は、
江戸時代のグラビア的存在。
江戸時代から、美しい女性の戯れは人気の題材だった訳です。

℃-ute

こちらは、ハロプロのアイドル℃-uteの矢島舞美と鈴木愛理。
5人組のグループなんですが、グラビアでは、矢島と鈴木コンビ
通称「やじすず」の、戯れグラビアが人気を呼びます。

東巻

こちらJ-sportsさんに頂いた、弱虫ペダルのポストカード。
東堂と巻島のライバルコンビが「東巻」と呼ばれ、
友情をボーイズライブに脳内変換され、
背徳のたわむれとして人気を呼んでるけど、
こういうのも、そういう琴線にふれるものなんでしょうね。

花魁とアイドルとアニメじゃ題材違いますが、
そのフェチ的なひっかかりには、共通点がありそうな気がします。

ジャポニスムも技法や理論よりも、
西洋でも東洋でも、過去から現在まで、
そういう所は変わらないってのが、面白かったです。

今のヲタクが変なんじゃなくて、
昔から人々は変なの物、背徳の美が好きなんだよ。

関係ないけど、「背徳の」に美しい言葉をつなげると、
安っぽいJ-popのタイトル風になるね。
やっぱ、昔からこういうの好きなんだね。

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セタビカフェ(用賀)

高円寺

弱虫ペダルからロードバイク買った人達に、
どんな事を知りたいか尋ねた所、
コスプレとは別の普段着用のオシャレなサイクルファッション情報と、
自転車で走りやすい道という事でしたので、
今回は、ここを覚えて置くと便利という道を紹介しましょう。

このブログでも何度か紹介しているのですが、
高円寺から多摩川、二子玉川方面に向かう時に便利な道、
「荒玉水道道路」です。

環七と青梅街道の交差点にある華屋与兵衛の脇から道に入ります。

この道は、高円寺から南西に一直線に突っ切る道。

●中央線・高円寺、
●井の頭線・永福町
●京王線・桜上水
●小田急線・経堂、千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵、

これらを自転車で移動するのに便利な道。

南北を移動する場合、初心者は地図で太い道を見つけて、
環七や環八を走って、怖い思いをする人が多いのですが、
山の手通りと環七の間の「中野通り」
そして、南西へ向かうこの「荒玉水道道路」などを組み合わせると、
大型車のストレスを感じずに走る事が出来るので、
この周辺を使う方は、覚えておいてください。

入り口

華屋与兵衛の脇に堀之内斎場と書かれている看板があるので、
そこを左折して荒玉水道道路に入ります。

荒玉水道道路

お墓の脇を抜けて行くと、二叉の分かれ道に出ます。
これを右に行きます。
正面の木の前の看板に
「4t越える大型車の通行は出来ません」と書かれています。
この道路の下には、砧の上水場から高円寺までの上水道のパイプが埋められていて
それを守るために大型車は通行出来ないのです。

つまり、大型車がいなくて、自転車には走りやすい道でもあります。

荒玉水道道路

途中、一方通行の細い部分もありますが、
すり抜ける歩道スペースがあるので、安心。

桜上水商店街

甲州街道にぶつかったら、少し右(府中方面)に行き、
横断歩道を渡って、桜上水商店街の中へ。
京王線の踏切を渡ると、再び、荒玉水道道路が続きます。

荒玉水道道路

そして環八を渡るときに迂回して横断歩道を渡るのですが、
基本直線で来ているので、先ほどの延長線上の路地を探します。
4t以上の大型車禁止のポールが立っている道が、正解!

世田谷美術館

僕は途中から世田谷通りを経由して、世田谷美術館に来ましたが、
あのまま真っ直ぐ行けば砧の上水場の脇を抜けて、多摩川サイクリングロードへ。
途中、野川の川沿いの道に入れば、二子玉川へ向かいます。

こんな感じで、ここを覚えて置くと、
いろんな場所へ車のストレスを感じずに行けます。

今回は、世田谷美術館に
「ボストン美術館、華麗なるジャポニスム展」を見に来たのですが、
その前に、腹ごしらえ。

中庭

世田ヶ谷美術館の半地下の中庭にカフェテラスがあります。

セタビカフェ

そこへ降りていくと、世田ヶ谷美術館の「世田美」からとった
「セタビカフェ」が。
店内もあるのですが、この日は天気が良かったので、テラスで。

サンドイッチ

頂いたのは、ハム&カマンベールチーズのサンドイッチ540円と、
アイスカフェオレ470円。
見た目小ぶりかな?と思ったのですが、食べたら意外に食べ応えあり。

それにしても、猛暑を越えて、少し過ごしやすい季節となりましたね。
この空間が気持ち良くて、立ち上がるのがおっくうに。

■SeTaBi Cafe(セタビカフェ)
■東京都世田谷区砧公園1-2 世田谷美術館 B1F
■営業:10:00~18:00
■定休日:月曜
場所はこのへん
お店のサイト

砧公園

「ボストン美術館、華麗なるジャポニスム展」の話しは、
独立で書きたいと思うのですが、その前に美術館のある砧公園で見た光景を。

お父さんが吹くシャボン玉に興奮する女のコ。
なんだか、トトロのメイちゃんみたいで、すごく可愛い。
平凡だけど、とっても幸せそうな家族の光景。

この写真には写っていないのですが、
この右の方に、お爺ちゃんの乗った車椅子を押してきた中年女性がいました。
どうやら、親子らしいです。
お爺ちゃんは痴呆が始まっているらしく、大きな声で、
♪もしもし〜亀よ〜亀さんよ〜
と、このフレーズをだけを繰り返し歌っています。
その背中を軽く、トントンと叩きながらリズムを取り、見守る女性。
24時間テレビには映らない、家族の絆。

絵画を見て脳が刺激されていたせいでしょうか?
いろんな想像がふくらみ、鉄拳が描くパラパラ漫画のように、
小さな女のコの光景と、お爺ちゃんを見守る女性が、
一つの人生のようにオーバーラップして見えてしまいました。

小さい頃シャボン玉を吹いてくれたお父さんが、
車椅子のお爺ちゃんに。
小さかった娘は、今は逆にお父さんを見守る。

勝手にそんな妄想をして、1人涙ぐみそうになったので、
足早にその場を離れたのでした。

ちょっとせつない、夏の終わり。

【荒玉水道道路を使ってのサイクリング】
千歳船橋の古民家カフェ・居桂詩へ
二子玉川のチチカフェへ
多摩川渡って新百合ヶ丘のパン屋へ
多摩川渡って町田のカフェへ

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