好々亭 (こうこうてい)

自分の担当する番組で、千葉の食品メーカー「風土食房」さんと君で、調味料選手権で総合1位を獲った「マッシュルームイチバン」を開発したのですが、現在は、その第3弾という事で、千葉県産の豚肉を使った「ご飯の供」作りを行っています。

「マッシュルームイチバン」の商品の方は、ヒルナンデスとか、行列の出来る相談所など、芸能人オススメの商品という事で取り上げられる事が多いのですが、最近は、ラジオを使った商品開発というのがマスコミ関係者の間で興味をもたれているようで、日経MJなど、その裏側の方の取材が多数入るようになってきました。

話は戻りまして、豚肉を使った商品開発という事で、江古田の旨い豚肉料理といえばここ!と、好々亭さんにやってきました。

飲み屋さんでここの話題が出た時に、何度か「ハオハオ亭じゃないんですか?」と言われた事があるのですが、長年住んでいる身からすると、昔から「こうこうてい」で、ハオハオ亭説がどこから出たのかはわかりません。

右側の写真の「スペシャル定食」のイメージが強いせいか、フライの盛り合わせのお店というイメージの方が多いのですが、このお店の主役は何と言っても生姜焼きです。

江古田で一番旨いとんかつは「藤」というのは、知っている人も多いと思うのですが、生姜焼きは、間違いなく「好々亭」です。

2種盛り合わせのセットだと左下の「8番」「メンチカツと上ロース生姜焼き」これを食べた事がない人は江古田ビギナーと、長年住んでる者ハラスメントで言い切ってしまいます。

こちらが「メンチカツと上ロース生姜焼き」セットなのですが、半分に切っても普通のお店の1個分の大きいメンチカツと、生姜ソースひたひたで、肉も上質な生姜焼きが登場します。

常連さんならわかると思うのですが、備え付けのドレッシングが業務用のサウザンアイランドから、野菜ドレッシングに変わっていたのが新鮮でした。

メンチも小判状ではなく、ラグビーボールのような楕円形という肉厚。そして上ロース生姜焼き。本当に肉が上質で厚く食べ応えがあります。豚バラ肉の庶民的な生姜焼きが多い中で、分厚いお肉。こんなに贅沢なのに900円で千円以下という、昔の学生街という呪縛から逃れられていない価格設定。悪かろう安かろうではなく、良かろう安かろうというコスパ最高なメニューです。

ちなみに訪れた時、周りを見回したら、全員、生姜焼きを食べていました。江古田の通の皆さんですね。

しかーし!お隣のお客さんに運ばれて来たメニューをみて、店内のポスターに目が行ってしまいました。

オススメメニューの「ガーリック生姜焼き」。生姜焼きにニンニクが入ったというスタミナメニューが!

個人的はそれより衝撃的だったのは、左側の一番上の「ダブル生姜焼き定食」。豚ヒレと豚ロースの食べ比べ生姜焼きメニューがあるのです。絶対食べ比べしたくなるじゃん!

冒頭で自分が江古田で生姜焼きといえば好々亭と書いたの理解して頂けました?こちらの生姜焼きへのこだわりは想像の範疇を超えているのです。

■好々亭 (こうこうてい)
■東京都練馬区栄町3-9
■営業
11:00〜14:00
17:00〜19:30
■定休日:友引の前日
場所はこのへん
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