8月1日、2日と、お台場で行われている
TOKYO IDOL FESTIVALに行ってきました。
TIFと略して、ティフと呼ばれているアイドルのお祭り。
当初行く予定はは無かったのですが、
いくつかあるステージの催し物の中で、
ニッポン放送の、吉田尚記アナ主催で、
「アイドルしゃべれる女王決定戦」
というのが行われると発表があり、
ラジオ業界の人間としては、これは見ておかなければと思った訳です。
テレビでは、毒舌ハーフモデルのしゃべりが注目を集めていたり、
アイドルといえば、指原さんや菊池亜美さんだったりが知られていますが、
実は、しゃべりが上手いアイドルという人材も存在します。
天然ボケや、飛び道具的なおかしなキャラではなく、
メンバー全員に話しを振ったり、フォローしたりする役なので、
目立ちにくいのだけど、この人のおかげでトークが回っているという
聞き手にまわったラジオのDJのような人達。
そんなアイドルに光を当てようというのが、今回のこの企画。
うちの番組でも、ポッシボーから名前の変わった、
チャオベッラチンクエッティの岡田ロビン翔子さんを起用したのは、
そういう才能を見抜いての事。
なので、吉田アナの提案には、全面的に賛成。
どうしても、このイベントが見てみたくなった訳です。
寺嶋由芙
西園みすず(さんみゅ~)
藤本結衣(palet)
ユカフィン・ドール(アフィリア・サーガ)
レナ(バニラビーンズ)
吉田さんがチョイスしたのは、この5人。
(他ステージとのスケジュールの関係もあると思いますが)
レナ(バニラビーンズ)
西脇彩華(9nine)
青明寺浦正(風男塾)
勝田梨乃(SUPER☆GiRL)
芹澤優(i☆Ris )
自分のアンテナに引っかかっているのは、
こんな感じで、バニラビーンズのレナさんがかぶっています。
みんなそれぞれ上手でしたが、
イベントでは、案の定、レナさんが優勝。
うちの番組のDJののロビンが、
みんなにトークのパスを出す、サッカーの司令塔的な役だとすると、
レナさんは、こぼれてきた話題をことごとく拾って、
司会者に一旦戻す、リベロのような役。
「今、○○ちゃんが、こう話しましたが、
コレって、アイドルとしては良くあるんですが、吉田さん的にはありですか?」
のように、他のこの会話を拾って、司会者に返す。
他の人の発言を潰さずに、生かして、自分もそこに乗っかる。
番組のアシスタントとして、最高の技術を持っている人です。
ちょっとそのトーク技術、感動しました。
アイドルのトークというと、
お決まりの定型文のトークを繰り返す人や、
イメージを守るために、余計な事を言うなと事務所に言われている人なども多いの事実で、
アイドルのトークが上手いと言っても、なかなか信じてもらえないケースが多いですが、
吉田アナのように、この分野の可能性を信じている人なので、
もっとしゃべれるアイドル、発掘していきたいです。
このイベントを見られただけで、行って良かったと思いました。
ライブの方は、無料ライブステージを回っていたのですが、
大人のアイドルというコンセプトの「predia」が意外と良かった。
アイドルというより、K-POPやE-Girls寄りなんですが、
歌もダンスも見応えがありました。
そして、スマイルガーデンのトリをつとめた
「チャオベッラチンクエッティ」
ステージからの煽り、そしてトーク。
さすがでしたね。