ヒルクライムをしていて、徐々にボスキャラの山道になると、
激坂とよばれる区間が含まれてくるようになります。
今でも勾配15%オーバーで、ヒーヒー言っているのに、
20%度クラスの坂が、ポンポン出てくるようになるのです。
そこで、20%オーバーの坂の練習として、目白にやってきました。
ここは通称目白台地、関口台地があり、
神田川に削られた段丘があります。
まずは、目白の「のぞき坂」にやってきました。
ここは、勾配22%、
23区の中でもトップクラスの激坂として知られています。
かつてクロスバイクに乗っている頃に挑戦し、
何度か失敗の後にやっと登れたのでトラウマにもなっている坂です。
ただ当時は登り方を知らなかったです。
助走と勢いをつけて、ギアもキツくなってから変えていました。
最初からインナーローという一番軽いギアで、ゆっくり登れば、
楽に登れるというのを知ったのは、ヒルクライムをするようになってから。
インナーローだとミニベロでも、楽に登れました。
今回実験したかったのは、アクションカムのAS300を買ったので、
どのようにしたらブレを最小限に抑えて登る事が出来るのか。
ダンシングという立ちこぎだと、登りやすいけど、横振れします。
シッティングだと、ブレが少ない代わりに、フロントが浮きそうになります。
そこで、ドロップハンドルの下、下ハンを持ってシッティングとか色々試してみました。
結果、下ハンでも前輪が浮きやすくなってしまいました。
やっぱりダンシングしか無いのかな?
のぞき坂を上から見るとこんな感じで、
もう少し前に出て覗かないと見えないので
「のぞき坂」という名前になったんでしょうね。
登れるんだけど、ブレないフォームやポジションは、もう少し研究が必要です。
そして、目白には色々と激坂があって、
こちらは日本女子大の方に近い富士見坂。
人によっては、のぞき坂よりキツいという人もいます。
一説には、最後の方の傾斜が25%あるという人も。
僕が登った感じでは、のぞき坂の方がキツいと感じたのですが、
こちらは、細いのに結構車が上ってきて、
横振れしないように、端っこを登る必要があります。
そういう意味では、ちょっとナーバスになるのかも。
護国寺の講談社が近いせいもあるのか、
この坂は、いろんな漫画に登場します。
有名な所では、アニメ「時をかける少女」で、
倉野瀬商店街の坂道のモデルに。
真琴が思いっきり自転車を漕いで
ブレーキが効かなくなってしまった坂のモデルはこの富士見坂です。
まあ、途中二叉に分かれて、そこに古民家が鎮座しているので
フォトジェニックな坂というのも、あるのでしょうが。
さて、激坂に挑戦の模様は、アクションカムのAS300をハンドルにマウントし、
撮影してみました。
ハンドルにつけると、低速でフラフラした時に横振れがすごいので、
横振れ対策として、ステムのトップキャップにマウントしてる人も多いみたい。
でも、それだと画角の関係で、腕が映り込んでしまうのですが。
このマウントの方法は、まだまだ検討材料がありそうです。
あとは風切り音対策。
台風前で、風が強かったのもあり、かなり風切り音でノイズが出ていました。
あとは下り坂もね。
この辺は、ICレコーダーで取材する時の対策を応用してみたいと思います。
まあ、とにかく今自転車乗りに人気のSONY アクションカム AS300,
買っちゃいました。
これから色々車載動画、撮っていきたいと思いますので、お楽しみに。