カフェ クーポラ(目白)

茨城県って魅力度最下位の県47位を脱出し、42位に浮上したのですが、これは県庁の茨城県営業戦略部販売流通課がこれまでのやり方を大きく変えたのではないかと推測しています。

従来は、ただやみくもにPRするだけだった名産フルーツなどを、SNSを駆使する術を覚えたのではないかと思うのです。

県が考えそうな事は、自分のインスタのアカウントなどに投稿するのが普通のやり方なのですが、茨城県営業戦略部販売流通課は都内の人気のカフェと組んで、茨城のフルーツを使ったメニューを開発してもらい、そこのお店に集まる人達に投稿してもらう、そんなワンクッションひねった手法をするようになったのです。

今回は、茨城のメロン、イバラキングを使ったパフェを食べに目白のクーポラに来ました。

僕が仕事をする千葉の放送局でも、メロンと言えば飯岡メロンとか、素晴らしいブランドメロンがあるのですが、都内の方、もしくは全国区に持って行くようなPRがなされていないのが残念な所。若い知事になったのだから、ぜひ、この辺を改革して欲しいなあと思うのです。

今、コロナ禍でロケに行きにくいから、アクアラインを渡ってすぐの房総半島がテレビのロケで取材されまくりなんです。房州びわなんて、何番組で見たかわからないぐらい取り上げられているのに、都内で房州びわパフェなどにお目にかかる事はありません。テレビでみて終わりになっちゃうんですよね。テレビで房州びわロケ→都内のフルーツパーラーでインスタ映えするパフェが食べられるとなると、次にSNSなどで拡散されるのだけど、ロケで終わりパターンが多すぎます。

千葉県出身のマツコさんも言っていたけど、ほんと千葉はPRベタ。

目白のクーポラで「メロンと紅茶のパフェ」

リキュールの女王と言われるシャトリューズでマリネされたメロンは青臭さが消えて大人の味。さらにそこに生ハムのジャーキーをのせて、生ハムメロンにするとか、貴族の遊びですか?オジサンが食べても大人の味と思ってしまう、手の込んだゾーンからスタートします。

中段のマスカルポーネのムースからパンナコッタは素直に心躍るゾーンを楽しんでいると、再びチャイジェラートで大人の味と、感情を揺さぶられます!

別添えのクランベリーの赤いソースは好きなタイミングで投入して下さいとの事でしたが、大人ゾーンでの投入が吉かも。

最後もシャトリューズでマリネでフィニッシュするのだけど、上品で自分の脳内にインプットされているメロンとは違いました。ちょっと脳内混乱。自分の知っているメロンは、もっと青くさかった。

■CAFE CUPOLA mejiro
■東京都新宿区下落合3-21-7 目白通りCHビル1F
■営業:
8:30~20:30(火水木土)
14:00~20:30(金)
8:00~18:00(日)
■定休日:毎週月曜
場所はこのへん
オフィシャルサイト

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果実園リーベル(池袋)

仕事上、どうしても観なければいけない映画があり、池袋へ。上映時間、上映回数、さらに座席数の削減もあり、なかなかスケジュールを合わせるのも大変でした。

本来なら、映画、演劇のお客で賑わうはずの池袋ハレザも、制限がかかっているので、人流は抑え気味。

しかしまだ非常事態宣言中であり、仕事とはいえ、映画を観るという行為に何だか罪悪感を覚えてスッキリしないのです。仕事柄、平日の昼にスケジュールが空く事があるのですが、そういう時に遊ぶというのにも罪悪感があり、諸手を挙げて楽しめません。

ちなみに仕事仲間に聞いて見たら、「人が働いているさなかに遊べる!ラッキー」派と、「やっぱ昼間から酒とか飲みにくいよな」派に分かれましたが、混んで無くて遊べてラッキー派の方が多かったです。

自分は人の価値観とか、一般常識的な物には懐疑的なハズなのに、なぜかこの平日の昼間に遊ぶ問題だけは、一般寄りに。

男はつらいよの寅さんのセリフに「うん、ビールの一本ももらうか。それとも昼間っから働いてる労働者諸君に悪いか? ま、いいや、勘弁してもらって。一本。な」というのがあるのですが、そういう心理っていうのは、昔から少なからずあるんでしょうね。

と言いつつ、ハレザの中にある果実園リーベルへ。

こちら、劇場で演劇のある時はご婦人達で混雑していて満席の事が多いので、なんとなくスルーして来ましたが、演劇がお休みだったので、もしかしてチャンスでは?と入店。

演劇を我慢しているご婦人には勘弁してもらって、パフェを頂く事にしました。

映画の時間まで、あと1時間あったので、時間つぶしの意味合いもあったのですが、思いのほかメニュー提供まで時間がかかりました。

フルーツパフェが出てくるまで、何と40分。

店内は満席に近かったのですが、どうやら、注文の品を、まずはパンケーキをまとめてとか、次にパフェをまとめて、みたいに注文がある程度まとまってから作っているらしく、僕の後、20分後ぐらいに入店した人も、同じタイミングでパフェが提供されました。僕はパフェ組の先頭だったらしく、一番待つ事になったようです。

まあ、1時間時間をつぶす予定だったので、おかげでつぶせたのですが、御時間の無い方、サクっと食べて行くつもりの方は要注意です。

パフェは千疋屋と同様に、オーソドックスな果物の高級版を厳選している感じ。見た目は喫茶系のパフェに近いですが、フレッシュさが違います。

お店のサイトには、「この形を守って52年。今までも、これからも。」とありながら、カッコで(季節によって使用するフルーツが一部違う事がありますが、ご了承ください)と注意書きもありましたが、写真と同じ構成でした。

メロンって子供の頃は、プリンスメロンしか食べた事が無く、あの編み目の入ったメロンは憧れでした。東京に来てしばらくたってからじゃないでしょうか?恥ずかしながら大人になってから初めて食べた食べ物です。スイカは今年初ですね。スイカも高級品と言われる物を食べた事がないなあ。スイカ割りに使われるレベルのスイカしか食べた事が無いです。縞々のスイカじゃなく真っ黒な「でんすけすいか」とか、初競り50万円とかするらしいですが。唯一イチゴだけあるか!一粒千円みたいなヤツ。

どれも果物は大ぶりで、皮を置く用の皿がもう一枚提供されるので、食べ終わったらそちらへ。

パフェもインスタ映えしますが、映えを狙うなら、断面の美しいフルーツケーキの方がオススメです。そっちが圧倒的に多いです。

■果実園リーベル
■東京都豊島区東池袋1-19-1 Brilla HALL
■営業:8:30~23:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

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