※店舗建て替えの為、一時休業中。
リニューアルオープンは、2013年4月の予定。
日本橋を起点とする道路と言えば、東海道が有名ですが、
実は、徳川家康はここを起点に全部で5つの道路を整備し、
それらは五街道と呼ばれています。
海側に沿って京都へ向かう東海道に、
山の中を通って同じく京都へ向かう中山道。
日光へ向かう、日光街道。
陸奥白川、現在の福島へ向かう、奥州街道。
そして甲斐、現在の山梨へ向かう、甲州街道。
府中は、その1つ、甲州街道の宿場町だった所で、
そのため蔵を持つ古い建物が多い場所でもあります。
こちらのカフェ・イピーニは、材木屋さんだった建物を改装した古民家カフェ。
古民家系カフェを探すなら、宿場町だった所を探すというのも、
一つの手かもしれませんね。
建物の隣には、蔵があります。
ランチは900円から。
パスタが中心のようです。
料理はイタリアンですが、内装は、バリなどをイメージさせるアジアンテイスト。
天井は吹き抜けになっていて、2階の窓から光が降ってきます。
写真では、回転している奇跡だけがチラっと映っていますが、
天井では、南国風の扇風機が回っています。
今回注文したのはAセット。
青唐辛子、舞茸、ミラノサラミのアリオオーリオに、
小さいサラダと、パンがついてきます。
出てきて、おっと思いました。
これ、うちのパスタ皿と一緒だ!
普通は、アリーオ・オリオ・ペペロンチーノで、
ニンニク、オリーブオイル、唐辛子という味付けを表すのだけど、
アーリオ・オリオだけで、唐辛子が無し。
見たところ、小さい子供を連れたお客さんも多ったのだけど、
その配慮でしょうか?
自転車に乗った時、息がニンニク臭くなるかなと思ったのですが、
そこまで強くなく、風味という感じだったので、大丈夫。
薄味好きとしては嬉しいです。
食後にはイリーのエスプレッソ。
風味が濃いけれど、ただ苦いだけでなく、クレマのおかげでまろやかさも。
エスプレッソを頂きながら、優雅な気分にひたっていると、
隣りからブクブクという音が聞こえてきました。
エスプレッソの抽出音でもないし、何だろうとその方向を探ると、
親たちの会話に飽きた小さな子供が、コップの中の水をストローで吹いてた。
てな感じで、時間によっては小さい子供連れのお客が多く、
ちょっとしたファミレス状態になっているので、
古民家やアジアンテイストの内装の方を期待していく人は、
夜の方がいいかもしれません。
レジの前には、コルナゴが!
会計してくれたお兄さんに「コルナゴ乗ってるんですか?」と聞いたら、
「オーナーのなんです」とのお返事。
外には、これこそ店員さんのでしょうか?
それともこれもオーナーさんのでしょうか?
ビアンキのクロモリがありました。
お客さんじゃないですね。ファミリーと奥様達でしたから。
でも、こういうのがあると、自転車乗りとしては嬉しくなるなあ。
■cafe i pini(カフェ・イピーニ)
■東京都府中市宮町2-30-4
■営業:
11:30~14:00(ランチタイム)
14:00~17:30(カフェタイム)
17:30~22:00(ディナータイム)
■定休日:日祝
■場所はこのへん
■お店のサイト