上京して最初に住んだのは、
今年から「味の素フィールド西が丘」とネーミングライツがされた
北区の西が丘サッカー場の近くでした。
都営三田線だと本蓮沼、JRだとちょっと遠いけど赤羽。
この日は、早稲田大学vs国士舘大学の試合やってました。
ここに住んでいたのは、もうかなりというか、遠い遠い昔の事です。
高校卒業してすぐ上京。
そして、最初にいきつけになったのが、ここにあった喫茶店でした。
元ヤンだけど今は落ち着いたという、ものすごく綺麗なお姉さんと、
近くの高校に通うギャル的な女子高生の二人が、交互にウエイトレスをしていて、
都会の女性に憧れていた僕は、内心ドキドキしながら通ったものでした。
それにしても、久しぶりすぎる赤羽は、何もかもがかわっていました。
対岸の丘に見えたハズの、古いコンクリートの団地はなくなり、
セレブっぽいマンション群へ。
今は無くなってしまった古い団地の中に、元カノの家があったなあ。
遠い目…。
駅前もキレイ!
なんか、もっと雑多なイメージだったんだよなあ。
頭の中が田舎から出てきたばかりの頃の自分に戻る。
岩手の田舎から上京する時、車窓を眺めていると、
大宮あたりから、都会って感じがしてました。
田舎にはない高層なマンション群。
…と言っても、今思えば、せいぜい15階建てぐらいだったのかな?
でも、当時はとてつもなく高く感じました。
そして、荒川を渡ると、赤羽。
猿岩石が、国境を渡るときに、特別な歓びを見せたように、
赤羽に入った時は、
「東京キターーー!」
という感激と興奮でいっぱいだったのを、今も思い出します。
でも、こういう所は赤羽っぽい。
孤高のグルメにも登場した、赤羽の「まるます家」
一応、うなぎ屋って事になっているけど、
中はオッサンで満員で、昼から酒を飲んでいる。
ちょっと覗いたら、テーブルの上はジョッキだらけ。
実はこのお店だけじゃなく、近所のモツ焼き屋も、昼飲みする客でいっぱいでした。
おそるべし赤羽。
その赤羽の一番街を進んでいくと、
僕が住んでいた当時の赤羽色には考えられないぐらいの
オシャレなカフェがありました。
グッドニュースカフェ。
店内は、右手に北欧雑貨が綺麗にディスプレイされて売られていて、
左手のカウンター前には、手作りの焼き菓子が並んでいました。
写真見ただけも素敵でしょ、この雰囲気。
赤羽ですよ。
…って、連呼すると、現赤羽住人の方に失礼か。
まず、カウンター端のレジの所で注文、前払いし、
それで運んでもらうシステム。
頂いたのは、トマトと豆のキーマカレー599円と、
アイスカフェラテ280円。
野菜の中にひよこ豆の甘みが感じられ、スパイシーだけどヘルシー。
その他、付け合わせなども、健康的な感じ。
静かで、読書したり、まったりした雰囲気。
いいなあ、こういうお店。
■グッドニュースカフェ (good news kafe+)
■東京都北区赤羽1-42-7
■営業:9:30~19:00
■定休日:日月祝
■場所はこのへん
■オフィシャルサイト
お店を出てすぐのコインパーキングで、
ワゴンからロードバイクを出して、組み立てているカップルがいました。
最初、どうしたんだろう?と思ったのけど、
そうか、荒川か!この前の道を行ったらすぐ荒川だ!
あの駐車場から300メートルぐらいかなあ。
すぐに荒川サイクリングロードに出る事が出来ました。
自走ばかりしているので気がつかなかったのですが、
都内の幹線道路が怖いという女性も多いし、
車でここまで来て、それから荒川サイクリングロードというのもいいかもですね。
荒川サイクリングロードを下流の方へ下ると、岩淵水門の所にバーベキュー場があり、
沢山の若者で、盛り上がっていました。
ここいいでしょ!
今度、皆で来ようよ!
その岩淵水門の裏手は、リア充ゾーン!
組み立てた彼女のバイクの調整をしたり、ピクニックな感じで休憩したり。
うらやましいな、おい。
なんか、サイクリングの観光パンフレットみたいだね。