弱虫ペダルから、今年初めて本物のツールに入った人、
いきなり第2ステージで、漫画以上の面白いレース展開になり、
本物のレースを堪能して頂けたんじゃないでしょうか?
第3ステージの中継のゲストが、弱虫ペダルの渡辺航先生で、
放送中に、J-sportsのサイトにある、弱虫ペダルとJ-sportsのコラボページ、
グランツール観戦塾の話しになりました。
実は、あの記事は、僕が書かせて頂いたものです。
初心者向けにというオーダーで、
登場キャラと実際の選手のキャラを重ねて紹介という記事を書きました。
昨日の第2ステージの話しになった時に、
「優勝したグライペルは、弱虫ペダルでは、田所に例えられていましが」
と栗村さんが言うと、
渡辺先生にも、「いい線行ってるんじゃないですか」と、言って頂きました。
さて、前置きが長くなりましたが、
今年から実際のレースを観た方も、興奮出来た第2ステージだったんじゃないでしょうか?
まだ2戦目で、こんなに面白いレースでいいのかと興奮しながら見ていました。
今大会の4強と言われているのが、
・コンタドール
・フルーム
・ニバリ
・キンタナ
第1ステージが終わった時に放送でも言っていたのですが、
各チームとも、山岳ステージに強いキンタナを
平坦ステージの続く、第1週目のうちに潰しに行く作戦をとると。
それが、実際に実行されました。
横風が強いと、選手が分断されやすいのですが、
分断されると、風の抵抗をもろに受けるので、
前のグループに追いつけなくなります。
それを利用して、キンタナを後方に置いていく作戦に。
嵐のような横風の中、先頭グループがアタックをかけると、
【先頭グループ】に
コンタドール
フルーム
【追走グループ】
ニバリ
キンタナ
このように分断。
追走グループは追いつこうとするのですが、
どんどん離されていき、結果的に約1分半のタイム差に。
「孫子の兵法」とか三国志でも「分断の計」ってありますが、
横風分断の計が使われ、見事に成功しました。
そして、もう一つ、この日のステージ優勝争い。
こちらは、前の選手、カヴェンディッシュを風よけにして、うまく飛び出した、
アンドレ・グライペルが勝利。
さらに現時点での、総合マイヨジョーヌ争いは、
先頭グループにいた、トニ・マルティンと、カンチェラーラ。
風と雨をうまく利用したチームと選手が、いい成績を残し、
まさに自然を
3つの戦いが、同時に走って、もうハラハラ、ドキドキの展開でしたね。
…と書きながら第3ステージを観ていたら、まとも横風職人による
分断の計が発動!
レースが、忙しくなってきましたね。