セブンイレブンのカレーフェスが始まりました。今回は第二弾で、前回のナイルレストランなどの名店の味再現が非常に評判が高かったので、猛暑にあわせて再び開催中です。
今回は、銀座デリーや、大久保の魯珈など新たなラインナップが登場。食べた事があるカレーが登場しているので、どのぐらい再現されているのか気になる所。
魯珈監修のカレーは、想像していたよりスパイシーで辛め。コンビニカレーとしてはかなりレベルが高いです。
銀座のデリーは、あの激辛のカシミールカレーをコンビニで出すのか?辛さの再現度はどうなっているのだろう?と真っ先に食べてみたのですが、味はそのままで、やはり辛さは少し抑えめという感じでした。お店で食べた時に衝撃的な辛さは緩和されていました。デリーのレトルトは、エスカマーレでも売られているので、そちらもぜひ試してみてください。
しかし、デリー的なカレーを食べると無性に今は無きプアハウスのカレーが食べたくなりますね。そんなスイッチが入ってしまうので、江古田の方は気をつけて!
今回のラインナップの中で、ちょっと「ん?」と思ったのは、エリックサウス監修のチキンビリヤニ。パッケージに国産米使用と書かれているではないですか!ビリヤニってバスマティライス(長粒米)で作るものでしょ。実際に高円寺のエリックサウスビリヤニセンターでも、長粒米で作られています。
あえて国産米にしたのは、ビリヤニやインドカレービギナーが、タイ米のイメージから長粒米にネガティブなイメージを持っているからか?それとも、コストが高くなってしまうからか?どちらでしょう?さとうのご飯的なパック米でも、バスマティライスは国産米の二倍ぐらいしますもんね。
ビリヤニやスパイスカレー好きからすると、国産米使用という文字は逆に魅力的に感じないのですが、これを「高級」というイメージで受け止める人もいるのでしょうね。
実は、エリックサウスの稲田さんもセブンイレブンのYouTubeの中で、国産米で長粒米のビリヤニ感を出すのが一番難しかった言っている事から、セブンイレブンからの要請のような気もするのですが、長粒米のビリヤニの魅力は出せていない気がします。水分量を減らして固めに炊いたりしたと思うのですが、それが逆に、コンビニの安いピラフ感になってしまっています。
スパイスの香りなどが良いだけに、ちょっと残念でした。あと100円ぐらい高くてもいいので、バスマティライスで作って欲しかったです。