ナチュラルティー・カフェ(護国寺)

坂

月曜日、お休みだったので文京区の方に行ってきました。
檜原村の遠征で、坂をあまり経験しなかったので、文京区の坂めぐりをする為です。
文京区は小石川台地、白山台地、本郷台地など、
尾根と谷が連続するので、坂の宝庫なのです。

10月に出場するツールド千葉のステージ2は、最後、坂の連続という事で、
いろんな坂に挑戦しておきたいなと思ったのです。
ギアチェンジのタイミングに慣れれば、意外と登れる。
少し安心しました。

小石川植物園

その途中に、小石川植物園に寄ってみる事に。
正式名称は、東京大学大学院理学系研究科附属植物園というらしいです。
名前、長っ!
山本周五郎の小説赤ひげ診療譚や、大岡越前でおなじみの、
小石川養生所があったのが、この場所です。

チケット

チケットは正門ではなく、向かいのお店屋さんで買うシステム。
大人は330円。

自転車

自転車は、園内に入ってすぐ右手に駐輪スペースがあります。
今回は、借りたロードバイクではなく、
久々に青い稲妻号こと、GIOSちゃんに乗って来ました。
このフレームの細さがいいでしょ!

ずっとペダルに靴を固定するビンディングだったので、
普通のペダルは、クロックスのサンダルを履いているような開放感です。

植物園本館

植物園だというのに、建物に目が行ってしまう私。
ここは、植物園!
江戸東京たてもの園じゃないっつーの!
こちらの植物園本館には研究室などがあり、一般人は立ち入り禁止です。

並木道

園内には、並木道や芝生の広場もあって、ピクニックしているファミリーも。
シート敷いてお昼寝しながら、たまにチューしてるカップルもいたけど…。

シニア

シニアの方々が、ごっつい一眼レフを持って、植物を撮りまくり。
おばさま達も、EOS KISSとかじゃなく5Dとか、結構本格的なのですよ。
レンズも凄いのつけてるし、皆、三脚つけたまま持ち運びしてるし。

鉄道ヲタクって、乗るのが趣味の乗り鉄や、写真を撮る撮り鉄など
いろいろジャンル分けされていますが、
植物が好きな人達も、育て植とか、撮り植とか、専門用語あるんでしょうか?

花

オバ様たちが撮ってたのがコレね。
花の名前はわかりませぬ。

森

一口に植物園と言ってもかなり広く、森っぽい所もあるし…。

日本庭園

日本庭園もあります。

医学学校

庭園の西側には 東大医学部の前身である
旧東京医学校の建物も保存されています。

…だから建物園じゃないっつーの!

■小石川植物園
■東京都文京区白山3丁目7−1
■開園:9:00〜4:30
公式サイト
■休園日:月曜
場所はこのへん

ナチュラルティー・カフェ

その帰りに寄ったのが、護国寺のナチュラルティー・カフェ。
保存料、化学調味料は使用しないというカレー屋さん。

店内

お店は、カウンターのレジで先に注文&精算し、
出来上がったら呼ばれるので、セルフで取りに行くシステム。

野菜たっぷりカレー

僕が注文したのは、野菜たっぷりカレーのチャイセット、1050円。
カレー単品だと850円。
ルーは、チキンorキーマorベジタリアンの3種類から選べ、こちらはチキン。
野菜だけのルーもあるのでベジタリアンの人でも大丈夫です。

ラーメンでいう所の、化学調味料をしない無化調のお店です。
なので、一見薄味なのですが、よく味わうと野菜の甘みやスパイスなども、
後味でふわっと広がります。
濃い味が苦手な僕にとては嬉しい、優しい味でした。
チャイは何も入れなくても甘みがあり、旨い!

全体的に、大人の味ですね。
休日出勤と思われるご近所の出版社系のお客さんが多いのも納得です。

■naturaltea cafe
■東京都文京区音羽2-2-2
■営業:
8:00~21:00(平日)
11:00~20:00(土祝)
■定休日:日曜
場所はこのへん
お店のサイト

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きりんかん(日の出町)

秋川

檜原村から、来るときに登ってきた檜原街道を引き返しました。
帰りはそんなに漕がなくても、サーっと下って行き、スピードも出ます。
帰路について少しホッとしているのか、気持ちも晴れやか。
下り路線に沿って秋川の渓谷も続くので、景色もいい。
来る時には見る余裕の無かった風景達が目に飛び込んで来ます。

武蔵五日市

あっという間に武蔵五日市の駅前に。
ここで二叉に分かれるので、来るときに使った五日市街道ではなく、
日の出町へ向かう秋川街道に入りました。

看板

途中から登り道になり、それを登り切ると日の出町の看板が。

きりんかん

道沿いにコーヒーカップの絵の描かれた看板のあるログハウスを見つけ、
ここで休憩する事にしました。
「手づくり工房&cafe きりんかん」。

店先で奥様らしき人が、すすきを切っていたので、
「はいれますか?」と聞くと「どうぞ〜!」とのお返事。

店内

2階にも席があるそうなのですが、
一人だし、お店の方とお話したかったので1階のカウンターへ。
1階は、カウンター席のみ。
それ以外は手作り工芸品が売られていました。
その他、ログハウスに必要な丸太や板なども売っているようです。

ちょうどこの付近は、秋祭りの時期だった為に、
町内会の方が「表に飾ってくれや」と提灯を持って来ました。
提灯は電気でなく、蝋燭でつけるタイプ。
なんだか風情があるなあ。

自分の田舎の岩手の宮古市では、お盆の時に「松明かし」と言って、
門や玄関先に、松を細く裂いた物を重ねて、火を燃やす習慣があります。
そして子供達は、そこで花火をやっていいというもの。
コレ、どこの家でもやります。
もし東京でやったら放火騒ぎになったり、クレームがガンガン入るんだろうなあ。

蝋燭の火の提灯も、都心だったら禁止されそう。
こういう風情は、やはり郊外に来ないと味わう事が出来ません。
日本の古くからの伝統なんですけどねえ。

アイスミルクティー

アイスティーオレは400で、ケーキは3種類あってどれも250円。
ドライフルーツのケーキを選んでみました。

かつては、この並びにもギャラリーカフェがあったそうですが
この一帯では、今ではこちらの一軒だけだそうです。

同じ日の出町でも、圏央道の日の出ICの方にいけば、
イオンモールなんかもあって、スタバとかキハチなんかもあるようですが、
わざわざ遠くまでサイクリングに来て、都心と同じお店に入ってもねえ。
この景色、風情ならではのお店に入りたいですもの。

お店の方も、檜原村の「せせらぎ」が好きでたまに出かけるそうです。
やっぱそうですよね。

■手づくり工房&cafe きりんかん
■東京都西多摩郡日の出町大久野1157
■営業:10:00~18:00
■定休日:月火
場所はこのへん

184号

帰りは都道184号を使って、福生方面へ。
この道が、こんなに広いのにトラックやダンプどころか普通の乗用車も少なく、
自転車にとって走りやすい!気持ちがいい!
しかも、日の出町からはずっと下り!
ヤッホーッ!

今回の走行距離107㎞。
10月に出場するツールド千葉は136キロ!
あと約30キロ走らなきゃならないのかーー!
どんだけだよー。

わかりやすく日本橋から国道一号で東海道を辿り、136㎞地点とを探してみたら
なんと静岡県の沼津だった…。
Oh,my God!
走れんのか?マジで。

地図

自転車で都内のカフェ制覇の旅。
日の出町、制覇の巻!

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