ラーンガイ(江古田)

江古田駅

道路拡張工事というと、便利になるというイメージだろうけど、
メリットだけでなくデメリットも多いです。
便利になるのは通過する人や車で、この地に暮らす人には、
もしかしたら、デメリットの方が大きいのかもしれません。

まず拡張工事で古いビルが解体および立て直しになります。
立て直したビルは新築となるので、家賃があがります。
すると個人店での営業は難しくなり、チェーン店が多くなります。

この一角も、モツ焼き屋、居酒屋、激安弁当が入っていましたけど、
新築になったらどうなるんでしょう?
まあ以前のような280円の弁当屋ではやっていけないでしょうね。

このブログの前は、江古田の食べ物屋全制覇という
江古田日和というブログをやっていた訳ですが、
やめた理由の一つには、探検し甲斐のある面白い個人店が
どんどん減ってしまったというのがありました。

期間限定でもいいから復活させろというお声も多数頂くのですが、
なかなか踏み切れないのは、そういう理由もあります。

ラーンガイ

面白い個人店がどんどん減ってしまった…と言いましたが、
そんな中で実はお気に入りも出来てたりします。
こちらは江古田の北口、音大通りから少し入った所にある、
多国籍料理のお弁当屋さんの、ラーンガイ。
プアハウスのすぐ近くです。

看板

ここはタイ料理をメインとしたテイクアウトのお総菜&お弁当屋さんなのですが、
お客さんからのリクエストで、小さいながらイートインスペースを作りました。
…という訳で、カフェという訳ではないのですが、カフェ扱いでイートインする事に。

店内

こちらのお弁当は、1コイン以下で買える物が多く、
しかもありきたりのメニューじゃなく、いろいろ楽しめるので、
テイクアウトの時は、チェーンのお弁当屋さんや、牛丼店のテイクアウトじゃなく、
ほぼここで買っています。

もともとテイクアウト専門店に小さなテーブルと椅子を置いただけなので、
イートイン中に、買い物客が来ると、少々羞恥プレイなのですが、
空いている時を見計らって、さっと食べて帰る事に。

ガパオ

こちらは、タイ風鶏肉のバジル炒めご飯のガパオガイ ラートカーオ。
よくガパオライスと呼ばれたりするヤツですね。
お値段は480円なのですが、目玉焼きを乗せると50円プラス。

お米は、ジャスミン米(長粒香り米)を使っているので、
挽肉のパラパラ感と食感が合って美味しい。
タイ料理って言っても、そんなにクセが無いし、
肉の甘みも感じられて、マジで旨いですよ。コレは。

その他、タイ風焼きそばのパッタイとか、タイ風グリーンカレーとか
好きなメニューがいっぱいです。

まあ、まずはテイクアウトでお試ししてみては?
安いし、旨いし、こういう店がどんどん増えると嬉しいんですけどね。

■多国籍屋台 RAN GAI ( ラーンガイ )
■東京都練馬区栄町39-2 新角田ビル 1F
■営業:11:30〜19:00
■定休日:不定休(基本:水曜&第2、第4木)
場所はこのへん
お店のサイト

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安田珈琲店(練馬)

安田珈琲店

豊島園で映画を観る前の腹ごしらえシリーズ。練馬の安田珈琲店へ。

看板

サイフォンで淹れるコーヒーのお店で、サンドイッチ系の軽食もあります。…という訳で、入ってみました。

サンドイッチ

ジャズが流れる店内。当日のサービスのモカは400円。ハムチーズのホットサンドイッチは500円。

ちなみにバタートーストなら100円、シナモントーストは150円と、お手頃な物もありました。サイフォンで淹れたモカは、まろやかで非常に飲みやすかったです。

珈琲もサンドイッチも美味しかったのですが、僕の場合は非喫煙者なので、全面喫煙可なのが辛かったかな。この時も僕以外、全員喫煙者でした。

■安田珈琲店
■東京都練馬区豊玉北6-13-15 藤和シティコープ 1F
■営業:9:00~19:00
■定休日:木曜日・第2水曜
場所はこのへん

ユナイテッドシネマ

みんなが働いている平日昼間に映画を観るという行為はなんだか、背徳感があります。

生放送がない日はでスタジオに行く必要がなく、原稿だけ送ればいいので、どこでも仕事が出来ます。

この日も、締め切りが2本あったのですが、夜までに提出すればいいので割と昼間は自由が利きました。しかも、そのうちの1本が注目の映画紹介の原稿なので、映画館のロビーで仕事をするのが都合が良かったのです。

ノートパソコンがあれば原稿なんてどこでも書けるし、いわゆるノマドワーカーってやつですね。しかし、仕事=会社に行くの人からすれば、遊んでるようにしか見えないんだろうな。とか思ったりするので、正直、引け目を感じる部分もあります。

チラシ

チラシはそろっているし、映画を観れば予告編も観られる。なので映画の原稿を書くにはうってつけ。

カフェテラス

平日のロビーは空いているので、映画を観たらすぐにここで原稿書いちゃいます。

キャプテン・フィリップス

今日観たのは、キャプテン・フィリップス。2009年に起ったソマリア海域での海賊事件の実話に基づくドラマ。

まずこれは、あくまでも僕個人の感想だという事を前提に読んでください。

この映画は、実際に起きた事件を元にした話しなのですが、でも、どこか、遠い世界の話という感じの人が多いんじゃないでしょうか?ただ、自分の場合は、実は父親が貨物船やタンカーの船乗りだった人で、中東戦争が起きているさなかに、ペルシャ湾に行く事もあったし、このソマリアの海域も航行した事もあります。で、何か近くで大きな事件が起きると、安否報告が会社からあったりしたので、たぶん他の人よりリアリティーを持って観る事になったのだと思います。

ソマリアの海賊に襲われた貨物船と、その船長の対応を描いたものなのだけど、トムハンクス演じる、船長の機転が素晴らしい。

ほぼ船のなかだけだからある種、密室劇なのだけど、船長の心情の動きの描き方がすごいので大きなアクションはないけど、常に手に汗握る状態。そして救出に向かう最新鋭、最精鋭のアメリカ軍は、まるでSFを観ているようでした。

これは遠いアフリカのソマリア海域の出来事で、日本人にはピンと来ないかもしれないけど、実際に頻繁に起きている出来事です。日本沿岸ではそういう事が起きるはずがないと思っている人が多いでしょうけど、実際に起きたら、どういう対応になるんだろう?なんて思いながら観ていました。

ドラマの最後に出る字幕。船長はこんな恐ろしい思いをしているのに、その後また、船の仕事に戻ったそうです。僕の友人が自転車で転んで骨折した為に、その後、自転車に乗るのが怖くなったとトラウマになってるけどそれと比べ物にならない恐怖を味わって、どんな決意で海に戻ったのだろうか?

ドキュメントを観ているような感覚で、スクリーンにのめり込んでいたわけだけど、放心状態になりながら、字幕を観ていた時に、ふと、これって演技なんだよなと思ったら、鳥肌が立ちました。

あの緊張感漂うシーン、感動のシーン、その後に「はい!カット!」みたいな感じで、素に戻るんだろうか?それを感じさせない迫真の演技。そう考えたら逆にトム・ハンクスすげーな!なんて震えが来ました。

最近観た映画の中では、特にオススメ。予告編はこちら。

47RONIN

それとは逆に、違う意味で超注目しているのが47RONINです。今週末公開の映画。ユナイテッドシネマとしまえんでは、ゼログラビディよりも宣伝に力が入ってます。

キアヌ・リーブスも出演しているし、赤穂浪士、忠臣蔵のアメリカ版かと思っていたのですが、予告を観てびっくり!呪術師が操る、猪や龍みたいなモンスターと戦っているのです。

え?ドラクエみたいなヤツなの?

超B級の香りがプンプンする。チラシはポスターは、完全にモンスターの件を封印する作戦に出てるけど、公開されて、どんな反応を巻き起こすのか楽しみ作品です。剛力ガッチャマン同様の、コレじゃない感を巻き起こす予感がしているのですが。まあ、それはそれで楽しみ。

今週末、何観よう?コレか?んー、コレじゃないか…。

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