アスロンコーヒー焙煎所(飯能)

名栗

県道53号線を使って飯能の奥座敷、名栗方面へ。
表の道に出ると日差しを浴びるので、少し暑いぐらい。汗ばむけど、買ったばかりのraphaのベースレイヤーが、いい具合に汗を外に出してくれるので、ジャージが貼り付く事もなく快適!

看板

今年初のヒルクライムで正丸峠に行こうと思っていたのですが、え?全面通行止め?マジで?仕方がないので予定を変更して、とりあえず有間ダムへ。

有間ダム

久々の有間ダムはキツいですねえ。
ガーミンで、最大14%。
長い距離じゃないのですが、半年以上ぶりのヒルクラムなので、完全に勘が鈍っています。スピードも遅い。たぶん、シッティングでのヒルクラの方法が間違ってるんでしょうね。あと、体重が増え過ぎだ。ダイエットもしないといけませんなあ。正面の有間峠にリベンジしたいけど、この調子じゃ無理だなあ。勘を取り戻さないと。本当は、冬の間も凍結してない時に登っておいた方がいいですね。半年以上ぶりだと、もう、スキルメーターが限りなく0に近くなっていました。

アート

有馬ダム周辺では、野外アート展みたいなのをやっていましたね。石碑の周りには、木製の巨大なアリの集団が。

クラブハウス

ボトルの中身が切れたので、スポーツドリンクを求めてレイクサイドテラスへ。汗をかく時期は水だと塩分不足になり、足がつりやすくなるので、水ではなく、必ずスポーツドリンク。さらに、塩タブレットも持っています。走行中に足をつるというより、家に帰って来てからつる事が多いのですが、つると言うより痙攣と言うぐらい、足がビーンと張ってものすごい痛いので、塩分対策は慎重にしています。

張り紙

こんな張り紙がありました。
やはり外来種駆除に苦労しているんですね。名栗湖の水全部抜きますとか出来ないだろうし。

アスロン

さて、正丸峠が駄目なら、仁田山でも登って行くかと思ったのですが、ご飯を食べると、わりと早めにトイレに行きたくなるタイプ。なので、その前に鳥居観音の公衆トイレへ。水洗だし、ウォシュレットついてるし、きれいなのでここをチョイス。この日は、セパレートのハーフパンツジャージだったのですが、肩紐のついたビブを着ている人って、トイレどうしてるんでしょうか?前にそれでトイレに入ったところ、ほぼ全裸状態にならないと、用が足せず、大変だったのですが。

鳥居の所に、ワゴン販売のアスロンコーヒーがいたので、ホットコーヒーを飲む事に。有馬ダムからの下りで、ちょっと冷えました。というか、それだけ汗をかいたという事ですね。

コーヒー

アスロンとは、トライアスロンからとったもので、こちらのご主人も自転車乗りです。なので、しばし自転車談義。
「正丸峠に行こうと思ったんですが、通行止めなんですね」と言うと、「え?平日だけですよ!土日は通れます」「ええ?」
後で、看板の写真を見直してみると下の方に、「土日祭日は除く」とありました。一旦正丸スイッチをオフにしてしまったので、再稼働するまで時間がかかりそうで、そのまま、仁田山に登ることにしました。

■アスロンコーヒー焙煎所
■出店場所:埼玉県飯能市上名栗3198
■営業:お昼頃〜夕方まで
■定休日:月〜木
出店場所はお店のツイッターをチェック
お店のサイト

入り口

仁田山は去年の桜の時期に登って以来。アスロンコーヒーのご主人とも話したのですが、一度登っている山は、ツラくてもコースがわかっているので、我慢のしどころ、力の入れどころがわかるので、他よりクリアしやすく、復帰戦には向いているという事に。

仁田山立体ルート

ここも、最初15%の坂がやってきますが、桜並木の所まで行けば、一旦落ち着き、息を整えられます。その後、コア山の石碑までまた15%が続き、それを乗り越えたら、10%前後の坂が楽に感じられる!…というのが、頭に入っています。

なので、超遅いですが、前に走った情報をトレースしながら、ノロノロと登ってて行きました。

仁田山

木製になって、ちょっと立派にバージョンアップしていた仁田山の表札?的なもの。

登り

峠クリアと思いきや、さらに登る、頂上詐欺。まあそれでも、ゆっくりなら登れない事もありません。よく、ツールなどで、勢いで登るコンタドールと、ペースで登るフルームが比較されていましたが、マイペースで登るというのを覚えれば、峠はクリアしやすくなる!…というのを思い出しました。まあ、フルームのペースで登るとは全く違いますが。行けるとこまで行こうと、がむしゃらに行くと、途中で息切れしちゃうんですよね。どんなにゆっくりでも、登れればOKと思っていくと、意外と登れます。

見晴らし

名栗側の峠は、登っても見晴らしがいい所は少ないのですが、仁田山は終盤戦に、パっと開けるところがあります。こう見ると、登ってきたなあと思えますね。

下り

右手のガードレールの所を下ってきて、Uターンして飯能方面に帰る事に。下りの時に、raphaのジレを着用したのですが、気化熱でちょっと寒かったです。ウインドブレーカーにすれば良かったなあと少し後悔しました。

あと、一つご注意を。
交通量の少ない山道での下りなので、ペダルを回さずとも勢いで下って行くのですが、耳に風が当たり、風切り音が凄いです。そんな中、山道徐行で、EVモードで走行の、ほぼ無音のプリウスが、カーブの先から、「ひょっこりはん」する事があり、少しヒヤっとする事がありました。

交通量が少ないと油断する事なかれ。カーブの先には車がいるかも。

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Kitchen2687(飯能)

飯能

土曜日、東京は気温27度まで上がるというし、天気もいいので、今週こそ飯能へサイクリングしようと思っていたのですが、前日、ジロ・デ・イタリアを見ながら、酒飲んで、酒が進んだせいで、まんまと寝坊。本来なら自走で行くはずだったのですが、飯能駅まで、輪行という名のルーラを唱えて、ワープしました。

河原

天気はいいのに、河原はわりとスッカスカ。
どうやら皆さん、GWで力を使い果たしてしまったらしく、バーベキューの人達もまばら。本来なら空いていてラッキーな感じなんでしょうけど、いないと逆にさみしい感じもしてしまうのは、どうしてなんでしょう。

裏道

東京を出るときは、少し蒸し暑い感じだったのですが、飯能の裏道は、蒸し涼しいです。湿度は高い物の、今の時期、まだ山道の木陰は肌寒いぐらいで、湿度の高い涼しさ、蒸し涼しい(造語)が体験出来ます。日向では、蒸し暑かったので、急な蒸し涼しいに脳がついていけず、何か変な感じなのですが、肌が変化を感じます。

湿り気のある空気は、空気が重いというか、極端な話をすると、肌にヌルっと来る感じ、プールの中を歩くような抵抗の、超軽い版を肌で感じます。エアコンに慣れている人は、何を言っているのかさっぱりだと思いますが、自転車乗りの人ならわかってくれると信じたい。湿度の高さが、肌に感じる抵抗の高さでわかるというもの。雨が降りそうな時も、こんな感じだったりします。

川

いわゆる、のんびりポタリング系なので、名栗方面に行くときは、極力埼玉県道53号線を使わずに、川を挟んだ反対側の道を行くようにしています。その方がこういう川の風景も楽しめますし。

集団で走るのが苦手なのは、スピードと距離重視になりがちで、風景を楽しめず、自転車が移動手段になってしまう事。別にレースに出ようとか思っていないので、そういうトレーニングは、僕には必要ありません。ましてや時短の為のコンビニ飯や、チェーン店での補給などもっての他です。自転車で、ただ旨いものを食べに行く。同じ趣味の人、いそうでなかなかいないんですよねえ。

橋

飯能の唐竹地区から、橋を渡って県道53号線に戻る事に。

清流

この橋を渡った所にあるのが、今回の目的地の一つです。

外観

前から気になっていた、Kitchen2687。
出来たのは1年前からチェック済みだったのですが、木金土営業なので、日曜にサイクリングする事が多かったので、なかなか入る機会がありませんでした。お店の前にバイクラックあり。車で飯能方面から来ると、カーブの内側にあるので、見逃されがちと、お店の方が言っていました。実際、僕が入っていくと「お電話くれた方ですか?」と言われたのですが、電話したのは、後で入ってきた、お車の方。やはり、カーブで見落としてし、行き過ぎてしまったと言っていました。

内装

窓の大きな明るい店内。
ギャラリーのようにもなっていて、アートが展示されています。高ポイントだと思ったのは、トイレがパナソニックもアラウーノだった事。トイレマニアの方々と話したとき、「飲食店は全てアラウーノにすべき!」と熱弁していました。蓋をあけると、水のたまる部分に泡が敷き詰められ、男性のおしっこが飛び散らず、臭わないないという最新のトレンドです。

テラス

汗もかいたので、風そよぐ外のテラスへ。
この時期、暑くも無く寒くも無く、テラス最高日より!木立の向こう側は名栗川なので、耳を澄ませば流れる水の音が。こういうのがデジタルデトックスの成果で、座ってすぐにスマホを開いてしまうと、そちらに気をとられ、気づかないかもしれません。エアコンとスマホは、人の五感を鈍らせる元凶だなあ。(持論)

階段

音に誘われて、そちらの方向に目をやると、茂みの中に階段が。「川に降りられるんですよ」とお店の方に教えてもらい料理を待っている間に、行ってみる事に。

デッキ

河原にデッキが作られていて、川面が夏のような日差しで照らされています。

川

しゃがんで川面を覗くと、湧水のような透明度。テラスから約20歩で、こんな風景が見られるんだから、スマホいじってる場合じゃないでしょと。スマホいじるなら、ツイッターとか見るより、写真撮りなさいよ。

このお店、「川のそばに住みたいね」と話していたオーナー夫妻がこの場所にめぐり合ったことが、カフェオープンのきっかけに。店名は、オーナーが「じろう」さんと「はなよ」さんのお店という事で、kitchen2687に。kitchen26874になる可能性もあったという事ですね。

ちょうど一週前までは、GWで山あいの川にも人が溢れ、橋から川に飛び込んだり、水遊びする人達で賑やかだったそうですが、GWから一週間後は、こちらも静寂の風景でした。

定食

さて、頂いたのは、椀プレート、1000円と、セットドリンクのルイボスティー200円。
牛肉がたっぷり入った汁物と、玉子かけご飯、今日の小鉢は、厚揚げのそぼろ餡かけと、小松菜と油揚げのおひたし。平日、不健康な酒飲みなのに、なぜに週末急にヘルシーになる?田舎料理は味は濃いめになりがちですが、繊細な薄味。もし足りなかったら、お醤油をちろっとかけてくださいと言われましたが、そのまんまで十分。持って来て頂いた時、「黄身が双子でした!」と笑顔で言われ、なんか、いいことありそうだぞ!と、これだけで幸せ気分に。

あまりにも快適なソファーの事を、人を駄目にするソファーとか言っちゃうけど、ここは、人を駄目にするカフェだね。風、水音、美味しい料理、もう動きたくない。このままテラスで、ボーっとしてたい。そんな気分を振り切るのが、大変でした。

P.S.
お店を出る時に、「ボトルに水とか氷とか大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。自転車乗りに優しいカフェです。

■kitchen2687(キッチンニロクハチナナ)
■埼玉県飯能市 赤沢185-2
■営業:11:30~19:00
■定休日:月、火、水、日
場所はこのへん
お店のfacebook

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