ネグラ 妄想インドカレー (高円寺)

高円寺

先週の週末、高円寺では「高円寺フェス」が開催されていました。高円寺の店主たちが「高円寺の秋の大文化祭」というキャッチフレーズを掲げ、小さくても気軽に楽しめるイベントを始めよう」と企画し、今年で11年目。年々規模が大きくなり、2日間で20万人を集めるイベントに成長しました。大人の学園祭というような感じですね。

こういうのを見ると、我が町江古田は、本当に商売っ気がないなあと思います。11月の頭は、日芸と武蔵大学が同時に学園祭を開き、だまっていても外部からの動員が見込まれる日なのに、この日に何もせず、何の関係もない日に豚汁の炊き出しをするという感じがね。街の活性化に関する諦めムードが年々強くなって来ています。毎年この時期になると、江古田を歩く学園祭来場者を見送りながら、ホント、もったいないなあとため息モードです。

チアガール

高円寺にある専門学校の応援団とチアリーディング部が、路上でパフォーマンス!学校もフェスに参加しています。

妄想カレー

さて、この日のお目当ては高円寺で人気のカレー屋さん「ネグラ 妄想インドカレー」。グルメ雑誌でカレーの特集をやると、必ずと言っていいほど取り上げられるお店です。北口の青藍、南口のネグラと言った感じでしょうか。

店内

ところで、違う街で知り合いに合う確率というのは、どのぐらいの物なんでしょう?江古田内では、飲み友などにバッタリ会うという事はよくあります。そんな中で良く会うのが女子大生のMちゃんで、仕事に行く時に向こうは登校ですれ違い、スーパーに行けばバッタリ会い、そして飲み屋さんでも。でもまあ、それは江古田内だからの事でしょう。

高円寺という離れた街の数あるお店の中で、まさかこのアフロヘアの男の前の席に、知り合う夫婦が座るとは驚きでした。高円寺フェスを見に来たらしいですが。こういう事が起きる日には、偶然が重なる物で、この後、髪を切りに行っている中野の美容室の担当の方が、同じ岩手県の宮古市出身である事が判明。同じ日に別の街で知り合いと会い、また別の街で同じ出身地の人に会う確率というのは、どのぐらいの物なんでしょうね。

カレー

インドに行ったことのないシェフが、妄想でインドカレーを作るというコンセプトのお店なんですが、2種あいがけで、右はシラスのヴィンダルーで、左が茄子と胡麻のカレー。そのほか、煮込んだラム肉などが副菜として置かれているのですが、このラム肉が意外と食べ応えあり。スパイス使ったカレーですが、辛いという訳ではなく、奥深さを演出しています。

どの辺がインドなんだろうと妄想しながら食べるうちに、意外にインドというより今流行りのスリランカカレーに近いんじゃないのかな?と浮かんで来たり。北、南、いろんなインドカレーを食べてから行くと、妄想がさらに広がりそうな予感です。

■ネグラ 妄想インドカレー
■東京都杉並区高円寺南3-48-3
■営業:12:00~22:00
■定休日:月火水
場所はこのへん
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ノスタルジアカフェ(中野)

早稲田通り

はい!出ました!道路拡張計画マニアのアンテナに引っかかるセットバック途中の光景。中野から早稲田通りを走っていると、白いパイプで区切られた歩道が登場しました。これは道路拡張工事の途中に見られる物。歩道を広げたけど、駐車スペースに使われないように、こうして空き空間を確保しています。

看板

という事は近くに工事の案内の看板があるハズ!と探してみるとすぐ近くにありました。早稲田通りの両側に2mの自転車通行帯と、3.5mの歩道を作り、電柱を地中化する計画だと書かれています。こうして徐々に電柱の地中化も始まっている訳です。

中野

来た道をちょっと戻ってみると、中野通りの方からすでにセットバックは完了していて、残すは高円寺の大和陸橋付近のみという感じ。中野サンプラザ周辺の再開発は徐々に完成しつつあり、自転車にも優しいエリアに変身しつつあります。中野セントラルパークに親子で安心して自転車で遊びに来られるようにという流れも作ろうという事なんでしょうか?
池袋の南池袋公園も、欧米を思わせる公園にリニューアルされ、大きな駐輪場も完備し、ママが自転車で子供を連れて来て、安心して遊ばせられるエリアとして定着しました。このエリアも同じ匂いがします。

ノスタルジアカフェ

そのセットバックを終えた所に出来ていたのが、ノスタルジアカフェ。2018年の1月にオープンしたばかりの新しいカフェです。映画興行界で働いていたオーナーが、映画、音楽、ファッション、デザイン、アートなどを語り合える場所、新たなカルチャーを作るべく、お店を作ったのだそうです。

店内

ニューヨーク・マンハッタンのダウンタウンにあるような古いカフェをイメージした店内。僕の左隣りではオシャレな女子二人が会話していたのですが、中国語。人種のるつぼであるニューヨークを思わせる雰囲気。近くにセントラルパークもあるしミニニューヨークです。
セントラルパークエリアに入居する飲食店は、家賃の関係などもありチェーン店になってしまっていますが、そこから500mぐらいのエリアにこうした個人のお店が出来ると、目の前に自転車レーンも出来る計画だし、気軽に周遊する事も出来るので、新たな文化も生まれそうです。
道路拡張工事というと古い物が壊されネガティブなイメージですが、新たな文化を生み出すというポジティブなモデルとして、このエリアに注目して行きたいと思います。

プリン

頂いたのはアイスラテ550円と、カスタードプリン450円。ミルクと卵のバランスが良いカスタードに少しほろ苦いカラメル。生クリームが添えられていますが甘すぎない大人のプリンです。
サンドイッチやホットドッグも人気のようなので、次回はそちらを!

■NOSTALGIA CAFE
■東京都中野区野方1-36-10 出竹ビル 1F
■営業:11:30 – 21:00
■定休日:月曜
場所はこのへん
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