ブレッツカフェ クレープリー 表参道店(表参道)

Appleストア

最近どうやらApple運がないようです。Appleからのお知らせで「13インチMacBook Pro」はSSDに、「iPhone X」はタッチディスプレイに不具合があると発表されたのですが、そのどちらも当てはまってしまいました。

「13インチMacBook Pro」の方はビックカメラのAppleに1日入院し、モジュール調整で終わったのですが、「iPhone X」の方は修理の予約がなかなかとれず、予約出来たのが表参道店で年明けのスケジュールでした。そこでAppleストアへ。

お店の地下で色々と修理等の受付を行っているのですが、広いテーブルが何台もあり、店員さんがiPadを持って色々聞き出した物を入力し、品物を預かるというシステムでした。それが、結構可愛い女性の店員さんもいて、ちょっと期待してワクワクしていたら、来たのは女性客だったら絶対に喜ぶイケメン店員さん。しかも、下の名前だか上の名前だかわからない、セミキラキラネーム。

「iPhone X」はタッチパネルが時々反応しない事があったのですが、それが初期不良と判明し、無料でティスプレイ交換となりました。所要時間は約1時間。そこで修理受付の紙を貰って、時間つぶしに出かける事にしました。

表参道

Appleストアの裏手の、とんかつの「まい泉」とか、「パンとエスプレッソ」などがある通りです。「パンとエスプレッソ」はお正月休みでしたが、開いているお店は、のきなみ満席。そこで、空いてそうなお店を探してぶらぶらと。

自転車

すると、ショーウインドウにちょっと変わった自転車が展示されているお店がありました。warking bicycle clubというお店で、よくジムなどにあるウォーキングマシン同様に、2つの足踏みペダルがついていて、それを歩くように踏むと立ったまま進んで行くという物。人力のセグウェイのような感じですが、電動アシストもついているそうです。

制作した片山工業によると、「歩くより速く、自転車より簡単に」がコンセプト。ペダルは収納する事が出来て、お婆ちゃん達が使ってる手押し車のようにも使えるそうです。年配向けなんですね。よく成田空港で警備員がセグウェイに乗っているを見かけますが、海浜幕張のイオンのような巨大ショッピングモールとかで、手前にカートをつけて人力で歩くというような使い方も、面白いかと思いました。

ブレッツカフェ

そのショールームの向かいにあったのが、ブレッツカフェ クレープリー 表参道店。空いているお店を探している人達が、お店の前のメニューをのぞき込んでは、首をひねって立ち去ります。何だろう?と思ったらガレットのお店でした。まあ、クレープならわかるけど、ガレットと言われても、デザートなの?惣菜なの?という感じでピンと来ない人もいるかもしれませんね。

ドアを開けるとフランス人の男性が出迎えてくれるのですが、日本人のようなサービススマイルではなく冷静に「お食事ですか?ドリンクですか?」と。顔立ちは似ていないんだけど、何だかカルロス・ゴーンのような雰囲気が。

ガレット

頂いたのは、ガレットコンカルノー1950円。アトランティックサーモンのスモークとほうれん草を生クリームでつつみ、目玉焼きをのせたうえで、コンカルノーの風スパイスで味付け。それをそば粉のガレットで包みます。デザートというより、お食事ですね。ただやっぱり、ちょっとピンと来ないです。

お店に非は無いです。完全に自分のガレットを楽しむ実力が不足しているのです。そば粉と聞いただけで勝手に頭が和のモードになりますし、麺としての蕎麦以外だと、せいぜい「そばがき」ぐらいしか浮かびません。それを急にフレンチだと言われても、なかなか洋に頭が切り替わりませんし、ガレットの最高峰の味というのが思い浮かびません。多分、人生で3回ぐらいしかガレットを食べた事がなく、完全にサンプリング不足なのです。

良さがわからなくて、勝手に落ち込む事ってありませんか?僕はかつて「グレイティスト・ショーマン」が全く響かなくて、落ち込んだ事がありました。自分の感受性に欠陥があるのじゃないかと。

ちなみに紅白歌合戦の米津玄師さんの時にダンスをしていた菅原小春さんのダンスが全く響かなかったと、とある女性DJがカミングアウトして、勝手に落ち込んでいました。自分は菅原小春さんのダンスはいいなあと思いましたが、気持ちはわかります。似た感じですが、三浦大知さんのダンスが、凄い苦手だから。なんなんでしょうね。うまく説明も出来ないので、もう「生理的に」とか言って誤魔化すしかない気がします。

話が大いにそれましたが、ガレットの脇にあるお茶碗のような物は、フランス・ブルターニュ産の微炭酸のスパークリング・アップルジュース。680円。

年末、江古田の「ハウスカフェ 江古田プラス」で飲んだ、オーガニックのりんごジュースが美味しかったので、それからちょっとりんごジュースを見つけると買って飲んでみるのですが、スーパーやコンビニで売られている物は、少し酸味が強くて、若いリンゴを無理矢理搾ったんじゃない?というような角があります。

そんな中で江古田では割と高級なスーパー「エスカマーレ」で見つけた、津軽完熟林檎は、酸味がほどよくまろやかで美味しかったです。まあ、お高いんですが。

こちらのスパークリング・アップルジュースも、お高いですが、美味しかったです。Mac、iPhoneのAppleでは外れを引いてるのですが、ジュースの方のアップルでは、割と美味しい物に出会えて、今、はまっています。

ところで、iPhone Xを預けてから気がついたのですが、時計を持っていません。どうやって1時間を計ろうとかと思った時、自転車のブルベという競技で、通過時刻の証明の為に、コンビニで買い物してレシートの時刻で証明書にするというのを思い出しました。

レシートの時刻をみたら、引き取り時間まであと20分。表参道ヒルズをウロウロしていたら、雑貨やさんの時計が、受付時間になっていたので、Appleストアへ引き返しました。腕時計もっていないと、いざという時に不便ですね。

■ブレッツカフェ クレープリー 表参道店
■東京都渋谷区神宮前3-5-4
■営業:
11:30~22:30(月〜土)
11:30~22:00(日)
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

Pocket
LINEで送る

ア・ピース・オブ・ケイク(表参道)

プラダ

シマノが経営するチャリカフェを出た後は、その前の通りを渋谷方面に向かいました。
表参道の延長上、青山一丁目に出現したのはプラダのビル。
パフュームの容器のような、全面ガラス張りのビルは、
スイスの建築ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンによるものです。

…と言われてもわからないかもしれませんが、
北京オリンピックのメインスタジアム、北京国家体育場、通称「鳥の巣」を設計した人達
というと、なんとなくイメージが湧きやすいかもしれません。

サッカー好きだと、ドイツ・ワールドカップの時に注目された
ミュンヘンのサッカー場アリアンツ・アレナ。
ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンのホームスタジアムです。
あの東京ドームの屋根を壁面にしたようなデザインが特徴的で、
ワールドカップの時には、よく特集されていました。

岡本太郎記念館

プラダあたりから路地を入って、根津美術館の方に行くとあるのが岡本太郎記念館。
今年、生誕100年ということで、いろんな企画展やイベントが行われていますが、
こちらにも多くの人が訪れていました。
写真に写っている人たちはTVクルーで、ちょうどお客さんインタビューをしている最中でした。

庭

岡本太郎記念館は、岡本太郎さんのギャラリーだった場所。
入館料は、600円。

こちらが他とは違うのは、写真撮影が自由という事。
庭はもちろんの事、館内の作品なども、写真撮影自由。
チケットを買うときに「写真撮影出来ますので、よかったらどうぞ」と声をかけられます。

さすが!岡本太郎は太っ腹です!

太陽の塔

ちょうど、3月8日(火)~5月8日(日)まで、北の丸公園の東京国立近代美術館で、
「生誕100年 岡本太郎展」を行う為、いくつかの作品はそちらに行っているようでしたが、
今の時期は、太陽の塔にまつわる企画展がされていました。

生命の樹

太陽の塔の向かいに展示されていたのは、「生命の樹」。
太陽の塔の内部に作られた巨大な作品で、
1本の木に、単細胞生物から人類まで、
進化の過程をたどる300体の生き物がびっしりと貼り付いているというもの。

本来は太陽の塔の大きさという巨大な物なのですが、
万博閉幕後に撤去されてしまった為に、現在は見ることが出来ず。
そこで、フィギュア制作の第一人者である海洋堂が、
資料を基に、クリスマスツリーぐらいのサイズのミニチュアを作って再現したのです。

これが、あの塔のサイズで作られていた訳ですから、相当迫力があったんでしょうねえ。

岡本太郎像

ギャラリーには、リアルに作られた岡本太郎像が。
あの石原慎太郎さんも岡本太郎ファンだという事で交流があり、
隣りにある「手の椅子」は、逗子の石原邸の庭にも置かれているそうです。

ちなみに、逗子にある「太陽の季節」の文学記念碑にも、
岡本太郎作の「若い太陽」という金色の作品が飾られています。

一階

1階のリビングだったと思われる場所にも、様々な作品が。
そして、やたら目力の強い岡本太郎像が、こちらでもお出迎えしてくれます。

アトリエ

一番、奥にはアトリエがあります。
あそこに収納されている作品、見てみたいですねえ。
気になる。

オブジェ

岡本太郎さんの作品は抽象的な作品が多く、
意味を理解しようとして「なんだかわからない」というという人も多いようですが、
若い人だと「エヴァンゲリオンの使徒っぽい」ってな感じで、
すんなり受け入れられる人が多いんだとか。

ある雑誌で、岡本太郎を知らない外国の子供達に太陽の塔を見せて、
何を感じるか聞いてみたアンケートがあったのですが、
PEACEという答えが多かったです。
子供の方が、意図をちゃんと感じてる。

頭で考えるのではなく、感じる事が大事なんでしょうね。

植物

不思議な形の作品に囲まれていると、植物も太郎作品に見えてきませんか?

ア・ピース・オブ・ケイク

さて、この岡本太郎記念館の1階にあるのが、
料理研究家の大川雅子さんの手作りケーキが食べられるカフェ
「a Piece of Cake (ア・ピース・オブ・ケイク)」。
こちらは、記念館に入館しなくても、利用する事が出来ます。
テラス席もあり、この日は暖かかったので、こちらで頂く事にしました。

クッキー

岡本太郎といえば「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」というコピーが有名ですが、
レジ前で売られているクッキーにも顔がありました。

ケーキ

頂いたのは、オーガニックメープルシュガー チーズケーキ。
杏とプラムのコンポートがつきます。
カフェオレは、ケーキの自然の甘みを感じたいので、お砂糖なしで。

お庭の作品を眺めながら、頂けるのもいい感じ。
癒されながらパワーを頂くという、なんとも不思議な感じです。

■a Piece of Cake (ア・ピース・オブ・ケイク)
■東京都港区南青山6-1-19 岡本太郎記念館内
■営業:11:00~19:00
■定休日:火曜
地図を表示
お店のサイト
岡本太郎記念館

青山こどもの城

この付近には、岡本太郎作品が多いというので、せっかくなので巡ってみる事に。
青山こどもの城の前にある「こどもの樹」と、自転車をコラボさせてみました。

子どもそれぞれが、違う顔で個性を発揮出来るように願って作られた作品と言われています。

家や学校では、突出しないような教育になりがちですが、
著書の中でも、
「友達付き合いを見ていると、好かれるではなく嫌われないように個性を殺しているだけだ」
と、言っていますし、
太陽の塔を作る時の万博のテーマ「人類の進歩と調和」にしても、

調和といったって、日本の常識でいえばお互いを譲り合うということだ、
少しずつ自分を殺して譲り合うことで馴れ合うだけの調和なんて卑しい!

って、言い切っています。

心に刺さるなあ。

渋谷マークシティー

渋谷駅、東急東横店から井の頭線に渡る、渋谷マークシティーの通路の所にあるのが、
「明日の神話」。
メキシコで行方不明になっていた作品が発見され、
痛みが激しかったのを、日本で修復し展示したもの。
縦5.5メートル、横30メートルの巨大壁画です。

やはり岡本太郎さんの作品からは、エネルギーを感じます。
これぞ、パワースポットですね。
自分の中に、何かを充電出来たような気がしました。

Pocket
LINEで送る