荒川岩淵関緑地バーベキュー場(赤羽)

GWに有益な情報を一つ!
赤羽岩淵水門の所にあるバーベキュー場が、
様々なBBQ用品を現地でレンタル出来る、
手ぶらのBBQ場になっていました。

まあ、かつては無料のBBQ場で、
ゴミの持ち帰りなどは良心に訴えかけていたのですが、
こういうウェーイな盛り上がりをする所には、
まあ、やらかすやつらも当然多い訳で、ゴミ問題が深刻化。
今年から、有料管理のBBQ場になりました。

真ん中に見えるプレハブが管理棟です。

入場料は、一人500円。
BBQエリアは柵で仕切られていて、
フェスのようにリストバンドを購入して、入場する事になります。
花火大会や花見などにありがちな場所取りは出来ず、
場所は、管理者の指示にしたがう事になります。

BBQ機材レンタルは、充実していて、
ミニマムな

【BBQコンロ】  
コンロ×1
焼網×1
炭バサミ×1
価格:2,100円

木炭は、3kgで、800円とか、
テーブル (60cm×120cm)で、1,200円
2名用ベンチ、800円
…など、いろいろ追加オプションがあるので、必要な物をプラス。

食材やお酒、あとゴミ袋などは持参する必要があります。
詳しくは、「荒川岩淵関緑地バーベキュー場」のオフィシャルサイトで。
検索して出てくる多くの情報では、情報更新されておらず、
まだ無料のBBQ場であると書かれ、
「レンタルBBQ機材デリバリーします」的な宣伝がありますが、
食材等以外、ほぼ現地でレンタル出来ますので!

荒川サイクリングロードの中間地点ですから、
サイクルオフ会とかも出来ますが、その時はノンアルで!

ところで、この岩淵水門を訪れるついでに、
知っておいて欲しい事があります。
目の前に見える標識のような物は、
かつての水害の高さを示すものです。

明治時代までの荒川は、現在の隅田川で、
人々は水害に悩まされていたので、
水害時に水を逃がす放水路を人間の力で掘りました。
それが現在の「荒川」

赤門をくぐるのが、かつての荒川、現在の墨田川で、
向こう側を流れるのが、人間が掘った荒川放水路です。

平和ボケっていうと、戦争の方で使われる事の多い言葉ですが、
3.11の東日本大震災とか、川の洪水とかも、かなり平和ボケの多い案件。

こういう災害の歴史の標識を見ると思い出すのが、我が故郷。
我が故郷には、これまでの津波の高さを示す、マークがあったのです。

うちの故郷は岩手県の宮古市という所で、
東日本大震災でも、とてつもない被害を受けました。
しかし、我がふるさとは、近年であれで4度目の津波なのです。

一番被害の大きかったのは、宮古市の田老地区。

明治三陸地震の津波で、14.6mの津波
下が昭和三陸沖地震で、10m強の津波。
2度の津波で、2度とも町は壊滅しています。

そこで、高さ10mの防潮堤を作りました。
これまで2回の津波を防げる高さではないのです。
それでも異例の高さですから、別名「万里の長城」とも言われ、
防災のお手本として、全国から見学者が訪れました。
この堤防のおかげで、1960年の3度目に襲われた
高さ6mのチリ地震津波は防ぐ事が出来ました。

これで逆に完全に平和ボケ。
10mの防潮堤は、過去の津波からは守れる高さではなく、
逃げる時間は稼げるという設計だったのですが、
津波対策は万全という事になってしまいました。

防潮堤の改修工事、改良工事の計画が出るたびに、
土建屋との癒着と、おきまりの批判が出るように。
逃げる時間をかせぐ防潮堤が、
いつの間にか、もう完成形の防潮堤にすり替わっていたんですね。

そして、2011年、東日本大震災。
鉄壁といわれた高さ10mの防潮堤を楽々越える津波が来て、
街は全壊しました。

こういう特殊な街に暮らしていたから、
子供の頃から、毎年、学校では津波の避難訓練もあったし、
遠足で、この大堤防を訪れて、
過去の津波は、この堤防よりも高かったという事を習うんですよ。
町中に「天災は忘れたことにやってくる」という看板があるんですよ。
でも、結果、東日本大震災で街全壊。

ちょっと、重い話になってしまいましたが、
今の岩淵水門の所にあるこのプレートを見て貰えばわかる通り、
ギリクリアしてきてるという高さなんです。

記憶に新しいと思います。
荒川ではありませんが、 2015年、鬼怒川の堤防が決壊し、
大きな被害を受けました。
堤防が、水害の高さをクリア出来ず「想定外」とか言われました。

でもさ、よく川沿いのサイクリングロードを
走ってる人ならわかると思うけど、そんな想定外を沢山見てきてるでしょ。

河原って、しょっちゅう水没している訳ですよ。
野球場やサッカー場、サイクリングロードまで水没して、
走れない経験を、頻繁にしている人多いハズです。

サイクルトレインで行った福島県の只見では、
今も、想定外の水害で流された橋脚がそのままで、バス輸送だったり。

BBQで、ウェーイする人達は、
そのBBQ場がが、どんな所に作られたのか、学ぶ気も無いと思いますが、
サイクリストなら、多少実感あるバズと思って、
ここに来たら、標識とか、説明の碑とか見て欲しいなあと思って、
この記事を書きました。

そのBBQ場は、防災の為に作られた広場なんだからね!

雨で荒川増水のニュースを見るたびに、
指扇のVIAとか大丈夫かなあ…とか、思うんだよなあ。

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