バーガーキング

バーガーキング

ツイッターで何気にバーガーキングの事をつぶやいたら、
500以上もリツイートされました。
興味のある方も多いのかもしれませんので、
改めてブログにも書いておきます。

今、全国的なマクドの大量閉店を受け、
バーガーキングや、ファーストキッチン、モスバーガーなど
ライバルが続々跡地に出店中というニュースを良く目にします。

マックは「マックジス」と呼ばれる
独自のマーケティングのプログラムシステムを持っていて、
地図上の気になるところをクリックするだけで、
人口や学校数、生徒数などがわかり、
どの場所に新しい店舗をだせばよいのかが、瞬時にわかるシステム。
瞬時に売り上げをシミュレーションする事が出来、
これによって出店計画を作っています。

こうしてマックが出店した店舗は、
小さいリスクで一定の収益が見込める店舗であり、
そこを奪うようにライバル店が出店をしているのです。

さらに、マックの跡地は、厨房の下は防水設備が整っているので、
そのまま使うと工事費が安くなるし、
ダクトや空調設備だったり、トータルで工事コストが安くなります。

コストをかけずに一等地に出店出来る。
では、なぜ、マックは撤退するのか?
それは粗利が低すぎて、一等地の家賃で利益を出す事が難しくなったからです。

原田時代に、100円メニューで客の呼び込みをして、
高めのサイドメニューで利益を出すという戦略を打ったのですが、
お客は、100円メニューに群がる中高生ばかりに。
そして60秒サービスで、回転を早くしようとしたけれど、
品質が低下し、不味いけど100円だからいいか…という
デフレな価値観に。

こういうマクドナルド原田時代の強引な合理化に
異を唱えていたのが、藤田社長時代の側近達。
原田社長は冷徹にも、そりの合わない人間を、
フランチャイズに放出したり、要職から外したりして。
藤田時代の、主要メンバー達はマクドナルドを去っていきました。

今、ちょうど大河ドラマの真田丸で、豊臣秀吉がおかしくなり始め、
今後、側近だった千利休らを切腹させていくあたりの話しですが、
何か、マクドナルド原田時代は、この秀吉の時代に重なって見えます。

さて、原田マクドナルドを去った人達がどうなっているかというと、

・村尾泰幸→バーガーキング社長
・友成勇樹→モスバーガー会長
・紫関修→フレシュネスバーガー社長
・臼井興胤→コメダ珈琲店社長
・興津龍太郎→すき家社長

彼らが、自分達が去ったマクドナルドの店舗跡に出店。
次々に陣地を奪い返しているのです。
これは、戦国時代の城の奪い合いみたいじゃないですか。

さらに、バーガーキングは、ロッテリア傘下に。
ところが、一部ではロッテリアの店舗をバーガーキングに転換するなど、
勢力を増しています。
さらに、サントリーが、ファーストキッチンを、ウエンディーズに売却。

外苑前のシェイクシャック、秋葉原のカールスジュニアなど、
アメリカの大手チェーンが上陸し、
行列の出来るハンバーガーショップを作ったり、
このハンバーガー戦国時代、ちょっと面白いです。

ワッパー

そして、原田時代のマクドナルドが、
安かろう、悪かろうで、品質をどんどん落としていったのに対し、
藤田時代の側近達は、値下げ競争に乗らず、品質維持で対抗しました。

バーガーキングは、グリルでの直火焼き。
野菜も、サブウェイのように無料で増量も出来ます。
野菜プラス、ソースやマスタードも増量する時は、
「オールヘビー」と言えばOK。

大きめサイズのチーズワッパー570円。
Mサイズセットは、プラス390円。
普通のハンバーガーサイズのJr.は、単品400円です。

お値段はマクドナルドよりは少し高めですが、
バンズもパティも、しっかりとしています。
マックは、ホントにこの二つがねえ。

メニュー写真

さて、恒例のメニュー写真との実物との比較。

モスバーガー編

フレッシュネスバーガー編

マクドナルド編

何気に今、ハンバーガーが熱いのでございます。

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