マレフィセント

マレフィセント

仕事関係の人達での評判が良く、気になっていた「マレフィセント」。
中にはアナ雪よりもこっちの方が好きという人もいて、
これは観ておかなければと思っていました。

だいたい金曜日の夜はぐったりなのですが、
この日は多少元気があったので、仕事終わりで映画館へ。
しかも、ユナイテッドシネマは、金曜日は会員1000円でした。
ラッキー。

「アナと雪の女王」がアニメ
「眠れる森の美女」ベースの「マレフィセント」は実写という違いはありますが、
なにかしらが原因で心を閉ざしてしまった主人公が、
真実の愛の力で、心を取り戻すという構造は共通。

これまでのディズニーといえば、
話し合いで全ては平和に解決するという性善説ベースで、
子供の情操教育には良いけど、
大人が観ると、ちょっとおめでたい映画という偏見を持っていましたが、
今回は、きちんと悪も憎しみも裏切りも戦いも描かれていて、
人間にも妖精にも、その両面がある事をきちんと表現している所が意外。
大人が楽しめる映画でした。

本来おとぎ話って必ずダークな部分を含んでいたのに、
現代風にアレンジする時ファンタジー部分だけを抽出してこられたのですが
昔に回帰しているのでしょうか?
まあ、どっちにしろ、こういう方が個人的にはリアリティーがあって好きです。

そしてアナ雪の時も感激したのですが、
全てがプロフェッショナルというのが良かったです。
アンジェリーナ・ジョリーをはじめ、役者が凄くいい。

チャンスがあれば、あと1回観たいと思います。
観てない人には、オススメしておきます。

ところで映画館って、その時の客運というのがありますよね。
マナー違反の客に当たってしまうという。

エンドロールと共に席を立つ人はそんなに気にならないのだけど、
映画が終わったと判断し、普通の声で会話しはじめた中年夫婦がいたのには驚き。
あの時間は、作品の余韻にひたりたい時間なので、ちょっと興ざめでした。

あと、自分の個人的な楽しみとして、
洋画のエンドロールの中に、日本人の名前を探すのを毎度やってるのですが、
今回は「TERU YOSHIDA」という名前を見つけました。
日系なのか、日本人なのかわかりませんが、
こういう素晴らしい作品に日本人がかかわってると思うと、嬉しくなります。

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