氷連(池袋)

行列必至のかき氷屋さん、池袋の「氷連」。ところが、平日の昼過ぎだったからか、前を通りかかった時に行列がないのが見えて、突如 INする事に。本当に偶然だったらしく、自分が席につく頃には、行列が出来はじめていました。

行列が出来るお店だけに、こちらにはファストパスというのがあります。これは冬の期間中に6回かき氷を食べると、夏に1回使えるファストパスが貰えるというもの。

ちなみに、行列の出来るラーメン屋などでは、「テーブルチェック」というファストパスのシステムを導入しているお店が増えてきています。1回のネット予約で手数料400〜500円が決済され、返金は不可なので、無断キャンセルやバックレると客側が損をするシステム。

氷連の場合は、冬に通ってGETする独自のシステムですが、閑散期対策でもあります。

かき氷屋さんの場合は、冬は焼き芋を売るなど、二毛作的に商売している所が多いですが、一番有名なのは、お茶屋さん。夏の新茶のシーズンにはお茶を売り、冬は旬である海苔を売る。お茶屋と海苔屋が一緒になっている事が多いのは、この為です。

ところで、氷連もですが、おかず的なかき氷を出す所が増えてきましたね。左真ん中は「茄子の胡麻味噌和え」。新江古田の法師人で、「かき揚げ」のかき氷を食べた事がありますが、最近では、肉じゃがを載せたかき氷まであります。

この日頂いたのは、ホワイトピスタチオ。ホワイトチョコをベースにしながらも、ピスタチオのエスプーマやピスタチオソース、クッキーやドライフルーツで飾り付けられたもの。食べ進めると出てくるクランブル、レモンソース、フランボワーズソースの味変も。

ラーメンの1000円オーバーが高いと話題になりますが、かき氷は1000円どころか2000円突破がザラになってきましたね。それでも行列が出来るのだから、ここでしか食べられないオンリーワンというのを確立する必要があるのでしょう。米はどうすれば高くても買ってもらえるんでしょうね?

■氷連
■東京都豊島区西池袋5-28-3 ノアビル 1F
■営業:12:00~20:00
■定休日:不定休
場所はこのへん
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茶処 PON-POKO(大山)

江古田から東長崎、千川を抜けて大山方面へ。この先が大山ハッピーロードを分断するという補助26号線です。

急に和菓子と日本茶について興味を持ち始めたのですが、恥ずかしながら、日本人なのに和菓子と日本茶の知識が皆無。

そこで日本茶インストラクター(日本茶ソムリエ)のいる、板橋区大山の日本茶専門カフェ「茶処 PON-POKO(ぽんぽこ)」に行ってみる事に。

この日はお客さんがいてカメラを向けられ無かったのですが、奥に茶釜があり、カウンター奥に陣取ると、お茶を淹れる所作をじっくりとみる事が出来ます。

お茶について何も知らない事を正直日告げて、お勧めを聞いたところ、「放置茶園復興応援茶 縁~えにし」を勧めてくれました。

今、お米不足で、その原因が減反政策が続いた事や儲からない事からの休耕田が増えた事と言われていますが、日本茶でも同様の事が起きていて、高齢化や後継者不足などから
茶畑を手放さざるを得ない農家がいるそうです。そんな放置茶園を、8年かけて復興させたのが、このお茶なのだそうです。

一煎目は45度のお湯で、じっくりと旨味を引き出したお茶が提供されました。低めの温度でじっくり淹れるとグルタミン酸の昆布だしに近い旨味が引き出されます。

二煎目以降は、もう少し高温でさわやかな香りと味わいのお茶をポットで提供してくれる、温度での変化を楽しめます。

ご主人は有名和菓子の喫茶部で働いていたのですが、抹茶ではなく煎茶の方がやりたくて独立してお店を持ったのだとか。

自分のような知識の無い人にも丁寧に教えてくれるので、お茶に興味のある方は一度訪れてみると良いかもしれません。

■茶処 PON-POKO
■東京都板橋区大山金井町38-2
■営業:
11:30~21:00 L.O.20:30(平日)
11:30~19:30 L.O.19:00(土日)
■定休日:月金
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