マドラグ(神楽坂)

神楽坂

この日は歩くと決めていました。飯田橋をスタート地点として神楽坂に行ってから靖国神社方面、そして武道館へ。ウォーキングDAYです。

まずは神楽坂。日曜だったので日本人が多かったですが、平日は外国人率がぐっとアップします。英語で外国人用のメニューが張り出されているお店もあったりして。

歩いているうちにパラっと雨が降ってきたのですが、傘を差すほどでもないだろうと思ったら、意外と強めの雨に。ドラッグストアに安い折りたたみ傘があったので手に取り、外国人観光客の多い街だからQRコード決済あるかな?とレジを覗いたら無くて、Suicaでお支払い。

銀座のショップに勤めている知人によると、銀座は中国人観光客が多いので、QRコード決済が出来ないと商売にならないそうです。中国では現金を使わず、ほとんどがQRコード決済だからで、使えないとわかると他のお店に行ってしまうというのだとか。

Pay PayのMAPを開いてこの辺の使えるお店を確認てみたら、BARなどの飲み屋さんばかりでした。Pay Payは、中国の「Alipay」と提携しているので、中国人観光客対策になるのですが、雑貨とかテイクアウトのお店とか、その辺は、まだまだですね。

ラカグ

さて神楽坂を登り切った所にある「la kagu」へ。こちらは2014年に新潮社の倉庫をリノベーションして作られた「衣食住+知」のライフスタイルストアで、アパレルを中心に日用雑貨や家具を扱い、その1階にマドラグというカフェが入っています。

ところが、2019年の1月一杯で「la kagu」は閉店し、「AKOMEYA TOKYO in la kagu」へ業態変更する事になりました。米に焦点を当て、和の雑貨を扱うライススタイルショップです。

やはりこの神楽坂も、2014年ぐらいから4年もたつと客層にも変化が見られ、インバウンドやミドルシニア層が増え、神楽坂らしい和のテイストを求める人達が増えた事が、業態変更の理由だそうです。

こうして街を歩いてみて実感するインバウンドの影響。この後、靖国神社に行ってみるのも、最近ニュースになる外国人訪問者の様子などを、実際に目で見てみたいなと思ったからです。

メニュー

さて、「la kagu」に来た、最大の目的は1階のカフェ「マドラグ」です。和のコンセプトに業態変更する影響を受けて、1月一杯で閉店してしまう事になったからです。マドラグは京都のお店で、惜しまれつつ閉店してしまった京都の「レストラン コロナ」のたまごサンドを継承したお店です。京都の本店に行けば、今後もたまごサンドを食べられますが、東京で食べられるのは、あと一ヶ月ちょっととなってしまいました。

プアハウスの閉店ショックから立ち直れない江古田民達は、閉店情報に敏感で、集まれば「あそこ閉まるらしいよ」という情報交換。江古田ではないものの、東京から撤退してしまうと聞けば、行っておかねばと足を伸ばした訳です。

席についたら、可愛いイラストのメニューを渡され、それで決めたらレジに行って注文。番号札を受け取って席で待つスタイルです。

卵サンド

コロナの玉子サンドは、FULLは4切れで850円。Halfは、2切れで650円。4つ食べられる自信は無かったのですが、食べきれない分はテイクアウトにしてくれるというので、FULLをオーダー。インスタの写真をみたら、圧倒的に4切れの方が写真映えするんですよ。カフェラテは、ショートで500円。

お隣のテーブルで食べていたプリンアラモードも美味しそうだったんだけど、さすがにこれ以上は無理だわ。

「コロナ」の「玉子サンド」のファンだった「喫茶マドラグ」のご主人が、コロナのご主人に作り方を教わり、直々に「コロナの玉子サンドを名乗ってよし」とお墨付きを頂いた一品です。

実際には、コロナのファンだったお客さんたちが食べに来て、「もっとこうだった」と思い出補正でダメ出しをするので、思い出補正に耐えられる進化版としてアレンジされているそうです。よく老舗の2代目も常連に同じような事を言われ「親父を越える新たな味」を作り出さないとダメと言われますが、そんな感じなんでしょうね。

ふわふわした厚焼きの玉子を挟む食パン。持つところを考えないと、バランスを崩して卵焼きがポロンと出て来てしまいますが、食パンの内側に塗られたマスタードなどが味を引き締め、甘いだけじゃない絶妙の玉子サンドに仕上がっています。

この味が東京で食べられるのは、1月いっぱい。滑り込みセーフ。気になっていた方は、お早めに。

■マドラグ (LA MADRAGUE)
■東京都新宿区矢来町67 ラ カグ 1F
■営業:11:00~20:30(L.O.20:00)
■定休日:不定休
場所はこのへん
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パテスリー・マテリエル(大山)

マテリエル

インスタ女子の撮影風景をチラ見で見学しましていました。手慣れた物で、外観一発パシャ!看板のアップをパシャ!ポスターをパシャ!と手際よく撮影してお店に入っていきました。大山のパテスリー・マテリエル。

インスタ映えを「インスタ蠅」とか揶揄してバカにする人もいますが、今や食べログはオワコンで、発信力のあるインスタ女子の写真を参考に食べ歩きする人の方が増えています。僕もですけど。

お店の方もPRのツールとして使っていて、地名のハッシュタグをチェックしています。例えばインスタに「 #大山 」と打てば、大山の美容室、カフェ、BARからあっという間に「いいね」がつきます。その街を訪れた人に自分のお店を知って貰うきっかけとしているのです。

また「いいね」を押してくれた人の所を訪れると、僕の場合は、カフェめぐりが趣味か、自転車乗り、江古田在住の場合が多く、こちらの知りたい情報の写真をUPしている事もあります。積極的に発信している人をフォローすれば、最新情報が写真でバンバン流れてくるようになるのです。

当初は、リツイートの無いインスタが何故情報拡散のツールとなりうるのか良く理解出来ていませんでしたが、こうして使っているうちに、何となくわかるようになりました。

さて、インスタの話をしましたが、こちらはTVで見て、ずっと食べたいと思っていたメニューがあったお店です。今ではすっかりスーツ男子となったX-JAPANのTOSHIさん。TV番組のスイーツ巡りで、このお店のモンブランが旨いと、実際にお店を訪れていました。取材拒否のお店なので、お店からケーキを買ってきて外のベンチで食べていたのが、逆にガチっぽくて良かったです。

和栗のモンブラン

和栗のモンブラン650円と、カプチーノ350円で、ちょうど1000円。

何度か訪れても、いつも人気の為売り切れで食べられなかったマテリエルのモンブラン。TOSHIさんが絶賛する意味がわかりました。ガチで旨い!濃厚でありながらしつこくはならず、絶妙なバランス!これまで食べて来たモンブランの中で、ベスト3に入るぐらい上位の味です。

TVのグルメ情報も、食べログなみにオワコンですが、こちらの情報は珍しく当たりでした!ありがとう!TOSHIさん!

■マテリエル (materiel)
■東京都板橋区大山町21-6 白樹舘壱番館1F
■営業:10:00~19:00
■定休日:水曜日
場所はこのへん
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