CHATTY CHATTY(新宿御苑)

新宿三丁目のワイズロードで冬用ウエアのセールをしていたので、覗きに行ってみました。1つ試着してみたい物があったのです。

パールイズミの新製品「ウィンドブレーク クイック ビブ サーモ タイツ」。肩まで繋がっているタイプは、走っていてもズレ等が無くて良いのですが、トイレに行く場合、上の肩の部分を外す必要があり、そのためにはその上に着ているジャージを脱ぐ必要があります。真冬にトイレで半身裸にならなければならないのです。

それを解消する為に、この新たな新製品には、お腹を一周するファスナーをつけ、上下がセパレートになるようにしました。ファスナーを開けて、手前のフックを外すと完全に上下が分かれます。

さっそく試着してみました。上の部分がベストのような形で、これをベースレイヤーの上に着るので、防寒効果もあります。ファスナーを外してみましたが、スムーズにセパレート。お!これはいいぞ!

ただ、気温0℃用なので、生地が厚く、これ大丈夫かな?と店員さんに質問してみました。すると、これで都内、埼玉付近をサイクリングすると暑すぎるとの事。寒冷地とか、高度ヒルクライムからのダウンヒルの時に有効で、関東だったら5℃基準の冬ジャージが一番という事でした。店員さんもメーカーに、この5℃仕様を出して欲しいと注文したそうですが、脱着のシステムを成立させるには、ある程度の生地の強度が必要で、今のところは0℃仕様しかないのだそうです。

という事で、今回はペンディング。

グライペル

その後、向かいのロードバイクコーナーを見てみたら、リドレーのコーナーの所に僕が乗っているFENIXの最新モデルが。僕の大好きなスプリンター、アンドレ・グライペルの愛車と同様のペイントがされたモデルです。グライペル自体は、今年でチームを去ったのですが、見たら欲しくなるなコレ。

2丁目

さて、新宿三丁目から一丁目に向かう途中で、あのオネエの町で有名な二丁目にさしかかりました。その昔、オネエタレントさんの番組を担当していた頃、放送が終わると打ち上げと称して、よく連れてきてもらった街です。そこから繋がって、二丁目の大御所の方を紹介して頂いて、この界隈での遊び方、ルールなどを教わりました。「あんた!作家なら色んな所を見ておかなくちゃダメ」と、自分の力では行けないようなアンダーグラウンドな世界へも所に連れて行って頂いたり。

その頃の経験から、実際に自分の目で見るという今のスタイルが生まれたんでしょうね。感謝です!新宿2丁目!

CHATTY CHATTY

二丁目を抜けて、♪一丁目!一丁目!ワーオ!と東村山音頭のようになってしまいましたが、駅でいうと新宿御苑付近。この辺って外国人率が高く、しかもイスラムの方々が多いのです。何か施設でもあるのでしょうか?

こちらはハンバーガーショップのCHATTY CHATTYですが、イスラムの方々向けにチキンやフィッシュのメニューもあります。自転車の方は、イスラムの方にハラル料理のショップのマップを配っていました。この近くの「らーめん桜花」もハラルのお店でした。

CHATTY CHATTYは、人気のハンバーガー屋さんで、行列も出来ています。窓の下に順番待ちの名前を記入するボードがありますので、そちらに記入しましょう。並び順は関係無いようです。この日は、半分以上が外国人のお客さんでした。

頂いたのは、ベーコンチーズバーガー1450円と、コーラ300円。

分厚いバンズは甘くてもっちり、白いのが特徴。都内のパン屋さんに特注で作って貰っているそうですが、ケースを見たら「鈴木ベーカリー」とありました。東武練馬にあるパン屋さんです。今度、そっちも行ってみよう。

パティは粗切りのオージービーフを100%使用し、つなぎなしで形成。豚の網脂で包むことにより甘みが加わっています。豚の網脂を使っているから、イスラムの方々は食べられませんが、これが旨いので、みなさんはぜひ食べてみてください。

■CHATTY CHATTY (チャッティ チャッティ)
■東京都新宿区新宿1-12-1 サンサーラ第三御苑 1F
■営業:11:00~ 23:00
■定休日:月曜
場所はこのへん
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トレボン(江古田)

トレボン

最近、江古田で何を食べようかと思った時、すぐに「あの店のアレ」というのが浮かばなくなってしまいました。1つは老舗が消えてチェーン店が多くなってしまった事。そして閉店したお店は接骨院かホルモン焼き屋に業態展開している事で、ランチの選択肢が減っているのです。

喫茶も、トキ、プアハウスと江古田を代表するお店が消えてしまった中で、ふんばり続けてくれているのがトレボンです。困ったらもう、ここしかないでしょう。

先日、新江古田のピンクのインスタ映え店に行ったので、真逆の少しアンティークな雰囲気のお店へ。お一人様のお客さんが多く、静かな時間が流れています。僕はこのお店の空気にひたりながら、外はもう、俺の知ってる江古田じゃないなあ。行く店がない…と思ったら切なくなってきました。

そういえば、昨日の放送で、リスナーから急に切なくなる時がありませんか?というメールがあり、それを読んだら、反響があり、それぞれの切なくなる瞬間が送られてきました。

息子が大学入学と同時に、一人暮らしを始めたのだけど、息子の面倒を見るのが全てだったので、家に残されて一人の時に何をしていいかわからないという主婦。夜勤なので昼間に家にいるのは普通なのに、家から出た時に近所の人の視線が痛いという人。休みの日、実際に会話したのがコンビニで「お弁当暖めますか?」「お願いします」だけだった。…など、いろんな切ない瞬間が送られてきて、ほろ苦いなんだけど、みんなが「わかるー」と共感し、盛り上がりました。

ラジオでの僕のネタのチョイスなんですけど、普段思っているのだけど、口にはしていない事。他の人には言っていないこと。そういうのを一つ、ポーンと投げると、細かいところは違っても、共感のメールが殺到します。だから、自分のこういう感情を再確認するのも大切なんだなあと思います。そして、忘れないように、気づきのメモをしておきます。

さて、頂いたのは、クロックムッシュと、キリマンジャロ。もう多くが変わってしまった江古田の中で、変わらない味。この写真をインスタに載せたら、日芸OBの業界関係者達から、トレボンのクロックムッシュ懐かしい!と、反響がありました。昔の学生達はトレボンに入り浸っていたんですね。

こっちも別の角度でネタになるなあ「青春の味って何?」。学校の近くの懐かしのお店。部活の帰りによく食べていたもの。貧乏で空腹を満たしていたメニュー。学食メニュー、一人暮らしの自炊。彼女の手料理。

あ、これ行けるな。

■カフェ・ド・トレボン
■練馬区小竹町1-56-3(小林ビル2F)
■営業:10:00~22:30
場所はこのへん

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