マンガより凄い!ツール北の地獄でエース交代の巻

リッチー・ポート

ツールドフランスが弱虫ペダルもビックリな展開になってきました。
一つ前の記事で、昨年のツールで献身的なアシストをした、
リッチー・ポートの話しを書きました。

弱ペダ風に、金城みたいなフルームに、
小野田みたいなリッチー・ポートが、献身的に尽くしたと。

だけど今年のレースは不調で、第2ステージで落車に巻き込まれ、
バイク交換を待つ間に大幅に遅れ、今年はもダメかと思われた時、
エースのフルームには、リッチー・ポートが必要と
チームメイトが後ろまで下がって迎えに来て、
必死に引いて、リッチー・ポートを集団に戻した!

…という所まで書きました。

しかし、今回の第5ステージ、北の地獄と呼ばれる悪路の石畳コース。
雨という最悪のコンディション。
エースのフルームが2度の落車に巻き込まれ、負傷でまさかのリタイア。
もうレースに復帰する事は出来ません。

そこで、チームはオーダーを変更。
新エースに指名されたのは、まさかのリッチー・ポート。

チームはピンチになった事で逆に一致団結し、
後方にいたリッチー・ポートを、チームメイトが鬼引しはじめました。
総合優勝候補のコンタドールに追いつき、そして追い越し前方へ。

総合順位では、ニバリには追いつけなかったものの、
コンタドールには、差をつけて上にあがった(はず)。
アシストだったのに、いきなり総合優勝候補の一角に名乗り。

弱虫ペダルのインターハイ3日目で、
エースの金城がまさかの故障でリタイア。
そこから1年生だった小野田坂道が優勝するんだけど、
なんだかそんな展開になって来たぞ!

そしてこの日の悪路を制したのは、ベルキン。

優勝したベルキンの日本支社の方が興奮していたので、
「おめでとう」ツイートをしたら、リプが。

ロットベリソルを応援しているのに、
ひそかにSKYのリッチー・ポートを見守って、
そして今日は、ベルキンに乾杯したい気分です!
おめでとう!

それにしても5話(5ステージ)にして、
最速スプリンターのカヴェンディッシュが怪我で消え、
総合優勝候補のフルームもリタイアで消えた。
だれかが言っていてけど、
今のツールを例えると、天丼頼んでエビ天2本を落としてしまった状態。
…って。うまい!

だからツールドフランスはやめられない。

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