ハティフナット・高円寺のおうち(高円寺)

ハティフナット

こうして、男一人でカフェめぐりをしていると、
女子と行かないとキツイ雰囲気の、ちょいとメルヘンなカフェに当たる事もあります。
一人で焼肉屋も、一人で観覧車も、一人で公園のボートもクリアしたのに、
メルヘンなお店はその中でも一番キツイ。
なんたって、お店の中に男一人という状況になりやすく、
周りからの好奇な目にさらされ、いたたまれない気分に。

ところが、最近は、慣れてきたのか、そんな状況も少し快感になってきました。
あまりM気質のある方ではないのですが、ここはドMな感じ。
自分の中では、メルヘンカフェプレイと名付けています。

今回はそんなプレイが味わえる、高円寺北口にあるカフェ、
「ハティフナット・高円寺のおうち」へ。
スウェーデン語で優柔不断という意味の「hatta」と、
放浪するという意味の「fnatta」を合わせた造語のHattifnattは、
ムーミンに出てくるニョロニョロの現地での名前だそうです。
ウーパールーパーというか、秋田名物の「きりたんぽ」に手が生えた感じのアレ。

こちらは吉祥寺にもお店があるので、高円寺店という感じなのですが、
「高円寺のおうち」と言うところで、男的にまずハードルが一つあがります。

1階はキッチンとレジのみなので、ドアを開けた瞬間にお会計中の、
ゆるふわ系女子の集団が立っていて、まずはドッキリ。
ある程度の覚悟を持ってドアを開けたのですが、
あまりの場違いぶりに、思わず1回ドアを閉めてしまいました。

でも、すぐにその女子達が出てきたので、思い切って再突入する事に。

店内

古民家を改装したお店なので、落ち着いた感じの古民家カフェで、
これだけだったら、まだ抵抗なく、とてもいい感じです。

奥の部屋

ところが、奥の部屋は、壁にペンキで森の仲間達の絵が描いてあり、
ここに一人で突入するのは、かなりの勇気がいるのですが、
「えーい入ってやれ」と覗いてみると、ちょうど満席で、少しホッとしました。

メニュー

メニューの脇においてある木製のスプーンには番号が書いてあるのですが、
帰る際にこれを持って下のレジに降りると、お会計をしてくれるシステム。

呼び鈴

1階にキッチンとレジがあるので、店員さんを呼ぶときには、
中央の柱にぶら下がっている「矢印」を引きます。

1階へ

この紐が1階につながっていて、下で呼び鈴が鳴るシステムに。
2階に上がってきた所を見計らって注文してもいいのですが、
せっかくなので紐を引いて店員さんを呼ぶことに。
これも、メルヘンカフェプレイの一つです。

スイーツ

そして注文したのが、こちらの2つ!
「ほんわかカフェラテ」が550円。
「プリンのかくれんぼ」が530円。

注文の時に「カフェラテとプリン」とか略しちゃダメで、
ちゃんと「ほんわかカフェラテとプリンのかくれんぼ」と、
商品名をフルで言わなければいけないのが、メルヘンカフェプレイ。

生クリームの中に手作りのプリンが隠れているのですが、
甘みが程よく抑えられていて、美味しい!
カフェラテには、男のコの絵が描かれているのですが、
オーダーを通す時に「男の人です」とか伝えてあるのでしょうか?

そういうのを想像しながら、さらに気恥ずかしい気分を味わい、
プレイに没頭するのでした。

■HATTIFNATT -高円寺のおうち-
■東京都杉並区高円寺北2-18-10
■営業:
12:00~24:00(月〜土)
12:00~21:00(日)
■定休日:不定休
場所はこのへん
お店のサイト

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