スパイスカレー・シナジー(中野)

大阪のミシュランビブグルマン、食べログ百名店のスパイスカレーのお店が中野にオープンしたという情報を聞きつけて、ブロンプトンで中野に。

閉館はしたけど、中野サンプラザはまだあります。

中野サンモール商店街の銀座コージーコーナー、その脇の路地をちょこっと入った所にお店があります。自分が行った時は外で、「大阪で人気のスパイスカレーはいかがですか?」と呼び込みをしていました。

色んな看板がつく雑居ビルなのですが、呼び込みをしていた男性に何階ですか?と聞くと2階のお店だと言います。

2階に行って見ると、「シナジー」というお店がありました。

システムは前注文で、前払い制。キャッシュレスのみ。自分はPay Payで払いました。

なので事前にメニューを把握しておいた方が良いです。と言ってもチキン、ポークジンジャー、合い掛け、日替わりの4種類なので、そう迷いはしないと思いますが。

こちらのお店、営業は11:00〜15:00までで、50食売ったら閉店というシステム。これは小さい子どを持っていて長時間働けない人などをケアする為の物ですが、元々は京都の牛ステーキ専門店「佰食屋」が始めた物。

「佰食屋」は100食売ったら閉店というスタイルで、ランチのみで100食売ったら閉める事で廃棄などの無駄も出ないし、短時間のみの営業なので、子育てしている女性などでも働ける新たなスタイルとして、日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イ ヤー2019」大賞を受賞しています。

そのスタイルを参考にしているのだと思いますが、オールキャッシュレスにする事で、釣り銭の用意やレジ閉めなど、現金を使う事で発生するよけいな仕事も無くなります。

スーパーなどの有人のレジも、かつてはレジ打ちの方がお釣りを計算して返していましたが、レジにお金を入れると自動でお釣りが出るシステムになったのは、間違いがあると売り上げ等の確認が面倒くさくなるからです。

さて、大阪で人気のスパイスカレーの方ですが、ポークジンジャーと、チキンカレーの合い掛けに。チキンに入って来る手羽元は、要町の「かえる食堂」同様に、スプーンでつつくだけで、ほろりと骨から剥がれるタイプです。

医食同源がテーマのスパイスカレーで、薬膳効果のあるスパイスを調合しているというだけあって、辛さや刺激の強いスパイシーというよりは、落ち着いた味でスルスル入って行く感じ。もちろん舌にスパイシーさは残りますが、激辛や痺れMAXというタイプとは違います。

東京でのスパイスカレーって、ブームが巻き起こった途端に、魔のコロナの3年間に突入した訳で、そんな中、再スタートして再びブームを牽引して行って欲しいです。

■Spices Curry Synergy 中野店
■東京都中野区中野5-59-6 KSビル 2F
■営業:11:00~15:00
■定休日:日曜
場所はこのへん
お店のInstagram

ロッテリアって、ゼンショーグループに買収されて、田町芝浦点が「ゼッテリア」に改名した事が話題になりましたが、中のはロッテリアのまま。

ロッテの名前を残しているだけあって、コアラのマーチ焼き発祥の地という看板が大きく掲げられています。

飯田橋の不二家の「ペコちゃん焼き」的な感じですね。お土産に持って行ったらウケるでしょうかね。

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ロイヤルホスト(新江古田)

やっと秋らしくなってきました。涼しくなったのでエアコン切って、少し窓を開けて寝たら、朝方寒くて目が覚めました。ちょうどいい気候ってのは無いのかね。

ラジオの番組で秋の旬の味覚という事で、生産量日本一だけどその事実が知られていない千葉の梨を特集しました。なので9月は梨ばかり食べていて、品種にも詳しくなりました。

幸水、豊水と来て、あきづき、新高と旬が移行していくのですが、あきづきと同じ頃に収穫される「甘太」というのが、梨の中でも一番糖度が高くて美味しいという事を、リスナーの梨農家さんが教えてくれて、食べてみたら本当に甘かった。酸味がほとんど無いので、これまでの梨とは違う新鮮さ。

そんな梨のチェックをスーパーでしていたのですが、そろそ梨が終わりつつあり、売り場は柿、栗、林檎にバトンタッチしはじめました。

そういえば、ロイヤルホストの今年のマロンパフェ。柿が乗っている新メニューが出たんだよな…という事を思いだして、行って見る事に。

「渋皮栗と柿のブリュレパフェ」

去年まではグラストップに配置された柿は無くて、バナーで炙られパキっとしたブリュレだったのですが、栗の他に秋の味覚がプラスされています。

まずは渋皮栗を頂きつつ、そのまわりに配置された柿は、一切れ二切れ残しつつ掘り下げた方が良いだろうと思っていたのですが、マロンクリームの下に「赤すぐりソース」が見え、そこで酸味ゾーンがあるのが確認出来たので、柿はトップゾーンで完食。

濃厚なマロンクリームの中にはピーカンナッツが仕込まれていて、サクサクとした食感で舌触りを変えてくれます。そして濃厚ゾーンを越えたら、赤すぐりの酸味ゾーンで、舌をフレッシュにしてリセット。

今、パフェ業界では、どういう狙いでどういう素材を重ねるのかというのを「構成」と呼ぶ事が定着して来ました。僕らは、番組のコーナーをどう積み重ねて一つの番組を作るのかというのを考える人という事で、構成作家と呼ばれています。パフェの世界でも構成が使われるとはね。

アイスクリームのゾーンを越えたら、少し渋い焙じ茶のゼリーが待っているのですが、その中に、栗が仕込まれているので、最後は栗に戻ってフィニッシュ。

しかし、ロイヤルホストのパフェは、人気のパティスリーなみのパフェを作って来るので、食べた事が無い方は、ぜひ一度チャレンジしてみてほしいです。掘り下げるコース料理というような感じで、構成が良く考えられています。

■ロイヤルホスト 江古田店
■東京都中野区江原町3-33-10
■営業:8:00-23:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

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